こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR（永住権）保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子（つかごし のりこ）は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
先週は、5週間ぶりの対面レッスンが再開した第1週目でした。
出張レッスン再開となった先週は、スコールに見舞われることもなく移動も毎日順調に進み、幸先の良いスタートとなりました。保護者の方々からは
「やっぱり直接教えていただくと全然違いますねー」
との嬉しいお声も多数頂戴しましたが
私は改めて、この成果は、オンラインでの5週間の間、生徒さん一人一人がコツコツと努力をつみ重ねた結果であり
その時、その時のベストを尽くして、一人一人が頑張ってきたからこそ、出張レッスン再開の日を迎えた瞬間に、大輪の花が咲いたのだということを、感謝の気持ちを込めて、お伝えしたいと思います。
期間限定のオンラインレッスンの期間中、当ピアノ教室では、上達の手ごたえを最大に実感してもらう日を、対面レッスン再開の初日に「設定」した指導をしていました。
当ピアノ教室では、指導者の長年の経験を活かし、このコロナ禍でのレッスンのオプションとしてオンラインレッスンを取り入れた「ハイブリッド対応」をしていますが
オンラインでも出張レッスンと同様に、一人一人違うアプローチをしており、同じ年齢でも内容は異なり、横並びの統一カリキュラムは存在しません。
2021年のオンラインレッスンでは、オンライン独特のコミニュケーションの難しさを利点と受け止め、このチャンスを活かし、生徒さんの年齢や適性に合わせて、少しステップアップさせた難しいことにチャレンジし、オンラインレッスンの経験を強みにしてもらうための指導プランを組み立てました。具体的には
◉耳で聞いて理解する力を養い、耳からの情報への感度を高めるために、図を使わずにお話を中心にしたり
◉ひらがなの読み書きの力を養いながら、同時にオンライン授業の形式に慣れて、自信を付けてもらうためにチャット機能を多用して、自分で書き取りをしてもらったり、譜面に印を付けてもらったり
これらは、オンラインレッスンの環境を活かして、ピアノのスキル習得だけではなく、総合的にITへの幅広い対応力を身につけて、成長を促すための取り組みの一環です。自立心や積極性、集中力を育む効果もあります。
私は「結果は最終的に音で感じとってもらいたい」主義なので、普段から保護者の方々に対して、指導のプロの視点や意図、また、指導での音楽的な内容の詳細を、逐一言葉にして伝えるために、自分からレッスンの時間を割くことを好みません。
口でどんなに上手く説明できて、保護者の方の共感や理解を得たところで、納得できる音が出せるように導くことができなければ、指導者としての価値はないと考えているからです。
オンラインでは、デバイスを通じてのやりとりですので、いつもとは勝手が違い、ハラハラしたこともあったかも知れませんが
各ご家庭においては、お子さんの「伸びてゆく力」を信頼し、根気よく温かい目で見守り続けていただいたことに、心より感謝を申し上げます。
シンガポールの出張ピアノ教室/お母さん達が語る真実!コロナ禍のオンラインレッスンを上手に乗り切る秘訣。
生徒さん達は、初めてのことにも果敢にチャレンジして、明るく前向きに目の前の課題に一つ一つ取り組みながら、アクシデントを跳ね返す力を身につけることができました！とても素晴らしいですね。（大拍手）
シンガポールの出張ピアノ教室/オンラインレッスン2021「にぎわい♬写真展」。
シンガポールの出張ピアノ教室/ピアノも勉強も頑張る5年生女子の渾身の作品♬
今回の、新型コロナ肺炎のパンデミックのように、世界中の人たちの生活が根底から揺らぐような経験は、おそらく人の一生のうちで、そう度々訪れることはないと思いますが
予期せぬ事態に直面することや、まだ誰も経験していないことに対応していかなければいけないことは、生きていれば誰にでも起こり得ることと、日頃から心の準備をしておく必要があります。「あたりまえ」が崩壊することはいつでもあるのです。
シンガポールの出張ピアノ教室/12歳&9歳女の子のお母さんとの会話より。
突然のアクシデントに見舞われたとき、うまく対処していけるかどうかは、その人の持つ器の大きさもさることながら、「経験値」によるところが大きいと、今回改めて実感しています。
私たちのような専門職に携わる立場に身を置いていても、それは同じこと。対処に迷い
皆さん、どうされますか?
などと情報収集をしたところで、時間をかけて集めた「他の人の事例」は、実際の現場では全く役に立ちません。聞けば聞くほど足元がぐらつき、混乱して、迷走してしまうことだってあるでしょう。
私は、お教室をまとめるリーダーとして、他の方達がどのように対処しているかに、正直興味はなく、たとえ情報に触れても、自分の経験が教えてくれる「指導の大黒柱」は揺らぐことはありません。どんな状況でも、一番大切にしていることは
目の前の生徒さんにとって一番大切なことは何か
いま、自分にできる、最高のことは何か
を、徹底的に探り、その実現のために全身全霊を注ぐことと一貫しているからです。この想いは、他のピアノ教室の先生と共有することはできないでしょう。
シンガポールの出張ピアノ教室/オンラインレッスンでも?オンラインレッスンだから?(5歳女の子)
私は、シンガポールで日本語でピアノを教えるピアノの先生が一人もいない時代、多くの求めに一大決心をして、何も前例のないところから誰の助けも借りず、一人きりで出張ピアノ教室を立ち上げた、唯一の日本人ピアノ講師だからです。
シンガポールの出張ピアノ教室/1992年の来星時を思い出して。
シンガポールの出張ピアノ教室/恩送り〜来星直後のエピソードより。
その気になれば、何だってやり遂げることができます。
強い覚悟を持って、着実に成し遂げたい目標へと向かい、心をコントロールしながら、毎日少しずつ成長していく。
たとえ何度倒れようとも、おきあがりこぼしのように起き上がる。
私のピアノ指導への姿勢を言葉で表すとしたら、このような感じになるでしょうか。
【シンガホール歴29年】ピアノの先生が実践している、最強のメンタルマネージメント
シンガポール⇄日本。空でつながっている!ANA 格納庫演奏〜葉加瀬氏とチーム羽田オーケストラによる「Another Sky」①
シンガポール⇄日本。空でつながっている!ANA 格納庫演奏〜葉加瀬氏とチーム羽田オーケストラによる「Another Sky」②
一回一回のレッスンに心を込めて。
６月も終わりに近づいてきました。日本で過ごしていたら、季節の移ろいを、四季折々の草花が知らせてくれますが
常夏のシンガポールの花たちは、そのような楽しみをくれない代わりに、どんな時も、いつもそこにいてくれる安らぎの存在としての役割を一手に担ってくれているように感じる昨今です。
食べられるものを吟味してお弁当を作り
いよいよもう食べられなくなったなら、肌触りの良いタオルに身を包む心地よさを味わってもらおう
それも叶わなくなったら、寄り添って手を握っていよう
この時期になると決まって思い出す風景は、1日、１日と日を追うごとに弱っていく母に接しながら、今日、私にできる精一杯のことは何だろうと頭をひねって考えて続けた日々のことです。
家から病院まで毎日全速力で走る時、見頃を迎えた道ばたの紫陽花は、まるで全力で声援を送ってくれているかのように、雨の中、力強く命を燃やし、鮮やかに咲き誇っていました。
当ピアノ教室の生徒さんたちの中心は、駐在員ご家族のため、シンガポールでの生活は期間限定の方がほとんどです。
日本とはここが違う!/シンガポールのピアノ教室だから大切にしていること①
日本とはここが違う!/シンガポールのピアノ教室だから大切にしていること②
日本とはここが違う!/シンガポールのピアノ教室だから大切にしていること③
来週のレッスンでは、本帰国の生徒さんが1人控えています。
悔いのないように、今、でき得る最高の形で、笑顔と共に日本の先生にバトンを渡せるように、シンガポールでの最後のレッスンでも全力を尽くします。
一回一回のレッスンに心を込めて。当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代に必要な「人間力」を育てます。
シンガポールのピアノ教室/新時代に必要な「ライフスキル」を育成するピアノレッスンとは。
シンガポールの出張ピアノ教室/体験レッスンへのお問い合わせの最近の傾向についてお話しします。
シンガポールの出張ピアノ教室/私がピアノ指導者として「ごあいさつ」を大切にする理由。
