こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

1992年来星。シンガポールで1番長い指導歴の日本人ピアノ講師です。

 

 

プロフィール

 

 

当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めたお教室ガイドラインを遵守した、出張ピアノ教室です。

 

 

シンガポールのピアノ教室事情

 

 

今日から10月に入りました。日本はだいぶ過ごしやすくなったようですね。

 

 

 

Go Toトラベルに今日から東京が加わり、羽田空港、東京駅などは賑わいを見せているようです。Go Toイートも今日から開始ですね。先日はテレビで、2021年のお正月の、おせちのニュースを観ましたよ。

 

 

 

 

コロナの影響で、来年は、一人ずつのお重に詰めたスタイルがトレンドだとのことです。

 

 

 

 

国内でも様々な業界で軒並み厳しい状況が依然続いていて、試練の時は、しばらく続きそうですが、新しいアイデアを次々と打ち出しながら力強く頑張っている業界も多く、その姿に私も活力をもらっています!

 

 

 

 

 

さて今日は、シンガポール歴29年のピアノ講師の私が普段実践している、メンタルマネージメントの最強テクニックを、ご紹介します。

 

 

 

当ピアノ教室は、2020年5月1日に、教室ホームページを公開し、同時に公式ブログをスタートしました。

 

 

 

ホームページを公開した後は、当ピアノ教室で現在レッスンを受講されている生徒さんの保護者の方々からはもちろん、日本に本帰国されたり、他国に移られた卒業生のご家族からも、数々の温かいお祝いのお言葉や近況報告をいただくようになりました。

 

 

 

 

 

 

普段、ピアノレッスンの前後には、生徒さんや保護者の方々と、音楽やピアノに関わる話の他に、同じシンガポールに住む日本人同士として、日常生活の会話で盛り上がることもあります。

 

 

 

 

しかし限られた時間の中では、おのずと限りがあるようで、公式ブログを始めてから

 

 

 

「先生の隠れた一面を知ることができて嬉しいです!」

 

 

ママからのご質問4/ピアノの先生は普段どんな曲を聞いていますか?

 

プロフェッショナル私流

 

ありがとう、お花

 

 

「Sくんは、本当に心優しいお子さんですね、感動しました!」

 

 

優しさの本質/Sくんとのシンガポールのピアノレッスンの思い出

 

 

など、ブログのご感想を頻繁に頂戴するようになり、改めて反響の大きさに驚いています!!

 

 

 

丁寧に読んでくださっていることが手に取るようにわかる、それらのお言葉の数々は、何より嬉しく、励みになります。

 

 

 

心には灯りが灯り、そのおかげで先日は、目標のブログ100日連続投稿を無事に達成することができました。

 

 

シンガポールのピアノの先生初!公式ブログ連続100日投稿達成しました。

 

 

 

今日の投稿は、レッスンではあまり触れることはないプライベートな内容も含まれています。

 

 

このブログを読んでくださっている皆さんが
シンガポールに暮らす、一人の日本人として、ご自身が普段感じていることと照らし合わせて

 

 

 

シンガポール歴29年の則子せんせーも同じなんだ!

 

 

 

そんな風に感じて、新たな視点を持つアイデアのきっかけとなれば嬉しいです。

 

 

 

感情は動いていい、だけど溺れない、振り回されない。

 

 

 

シンガポールに住んでいると、日本では感じたことのないストレスに晒されて、心乱される経験はありませんか?

 

 

たとえばタクシーに乗ったとき。
たとえばレストランで食事をするとき。

 

 

相手が間違いを素直に認めることがなかったり、約束を平気で無視したり、馴れ馴れしく不躾な質問をしてきたり。

 

 

悪意はなくても、不愉快になってしまう対応を受けたことは、シンガポールに暮らす日本人のみなさんなら必ず一度は経験あると思います。

 

 

 

 

私も、つい最近ありました。
レッスンの移動で乗車したタクシーに、目的地の道の名前、郵便番号、コンドミニアム名、道順(使用する高速道路名)を伝えて「場所、わかりますか?、ナビをセットして下さい」と伝えても返事がなく、そのまま発進したので嫌な予感がありましたが、すぐに返信したいメッセージに気を取られて、集中して取り掛かっているうちに、案の定、気がついたら車は全く別方面を走っていました(涙)

 

 

 

タクシードライバーさんは、おかしいと気がついた私の仕草をバックミラー越しに素早く察知して「間違えた」と言ったにも関わらず、その後は一転して保身に走り、「道路名はわかっていますか?」の私の問いかけに対して「ナビがここを指した」「不満なら、これから一緒に警察に行くか」と興奮して大声でまくし立てるだけで、全く会話になりません。

 

 

 

 

 

 

こんな時、皆さんならどうしますか?

結論から言うと、私は、こんな状況から一刻も早く抜け出すことを考えて即、行動します。

 

 

 

タクシーを利用しているのは生徒さんのピアノレッスン先に向かうため。

 

 

 

生徒さんの待っているお家にできるだけ早く到着する手段としてタクシーを利用していて、タクシーのドライバーさんに求めているのは「安全に、できるだけ早く」目的地へと送り届けてもらうことだからです。

 

 

 

 

不毛な言葉のやり取りで体力や時間を消耗することはレッスンの妨げ以外の何物でもありません。

 

 

 

 

私は一言「次の信号の先で降りるので止めて下さい」とだけ静かに伝え、普段でしたらカード払いなのですが、できるだけ早くその場を立ち去りたかったので、キャッシュで支払い、お釣りのコインは受け取らずに、車のドアを閉めました。

 

 

 

 

たった数十円を受け取りたいがために、不快な時間を長引かせるなんて、まさに愚の骨頂です。

 

 

 

 

 

 

そうかと思うと、フレンドリーな物腰で、突然踏み込んだ失礼な質問をされることもあります。

 

 

 

触れてもらいたくないことって誰にでもありますよね。

 

 

 

でもシンガポールの人は時にあっけらかんと、こちらの気持ちを考えることなく、興味本位であれこれ聞いてきたり、お節介とも取れるようなアドバイスをくれて、思わず閉口してしまうことがあります。

 

 

 

 

そんな時、皆さんはどのように感じますか?
もし相手に全く悪気がないのはわかっているけれど、つい反応してイラっとしてしまうのだとしたら。。。

 

 

 

少し厳しい言い方になってしまいますが、それは受け取る側に問題ありだと、私は感じます。

 

 

 

 

たいていの場合、自分のコンプレックスを刺激されたことで心がざわついているのではありませんか?

 

 

 

 

だから、そんな時、もし言い返して、相手を言葉で徹底的にやり込めたとしても、それは単なる負け惜しみ。いわゆる負け犬の遠吠えでしかなく、自分の心の内側にある問題は一向に解決していません。

 

 

 

 

人には、それぞれ自分が信じる「正義」があり、自分がいいと思ったことを相手も同じようにいいと思うとは限らず、自分が大切に思うことを相手は邪険に扱うこともあります。

 

 

 

 

相手の自由な思いを認めることで自分の生き方も楽になります。

 

 

 

大切なことは、自分がされたら嫌だと思うことを、できるだけ人にしない、もし無自覚に人を不快にさせてしまったのならば、わかった時点で素直に「ごめんなさい」と謝る気持ち。そんなことを話したら

 

 

 

「私はそんな風に大人にはなれない」

 

 

 

「悪いことをしていないのに謝る必要なんてない」

 

 

 

と言われたことがありました。

その人の思う正義です。

 

 

 

心のお守りの曲を持つ

 

 

 

私は目に見えない音楽という、繊細で美しく崇高な存在を扱っているというプライドを持って常に過ごしています。

 

 

 

 

そして、これからの未来を担っていく、大きな可能性を秘めたお子さんたちを、ピアノの指導者として音楽から成長をバックアップさせていただいている立場としての、大きな責任があります。

 

 

 

 

もし私が、感情に任せてタクシードライバーさんとレッスンの移動中に言い争いをしたとしたら、荒立った気持ちをクールダウンするために余計な時間とエネルギーを使わなくてはいけません。

 

 

 

 

 

相手に向けた言葉は口にした自分にも返ってくるので、受けるダメージは計り知れません。相手を攻撃していることは自分自身を痛めつけているのと同じことです。

 

 

 

 

 

もし親しい友達に会いに行くのであれば「さっきこんなことがあって、、、、」と開口一番に話して甘えることも時には許されるのでしょうが、場合によっては楽しい雰囲気に水をさすことになりますよね?

 

 

 

 

 

また、仮に友達は、もっともっと深刻な悩みを抱えていて、話を聞いてもらいたいと思って勇気を出して何かを打ち明けようとしていたなら、どうでしょう。

 

 

 

 

友達は出鼻を挫かれたようになって、話をするきっかけを失ったまま、大切な会話のチャンスはもう2度と訪れないかもしれません。

 

 

 

 

 

たとえ親しい友達に対してでも、同じ時間を過ごす時は様々な配慮をするのに、ましてや、ピアノレッスンを楽しみにしながら、澄んだ瞳を輝かせて私の到着を今か今かと楽しみに待ってくれている可愛い愛弟子たちの元へ向かうのに、粗野な感情を残したままなんて、私には到底考えられないことです。

 

 

 

 

 

もちろん感情は常に揺れ動いていて、その波をしっかりと感じながら過ごすことはとても大切です。ピアノを奏でる時の表現力の豊かさは日々の感情と密接に関係してるからです。

 

 

 

 

でも私はこと「怒り」の感情は、なるべく避けるようにしていて、もし感じてしまったらなるべく早く手放して溺れない、振り回されないことを、日頃から強く意識しています。

 

 

 

 

そのテクニックの一つとしておすすめなのが、自分だけの「心のお守りの曲」を持つことです。

怒りを感じたままその感情に浸っていることは、自分の心の中が汚れていくことを許していることと同じで、どんどん醜い感情は増幅されていって、心の中を陣取って発酵していきます。

 

 

 

 

知らず知らずのうちに表情にもトゲが出て、それはピアノの音にも現れてきて、まさに「百害あって一利なし」ですよ。不要な感情は、根こそぎ流し去ってしまいましょう。

 

 

 

 

 

私は心を穏やかに浄化して、自分の「心の品格」を格上げして、磨きをかけてくれる曲を、常に数曲持っていますよ。

 

 

 

そのうちの一曲は、プロフェッショナルマインドを思い出させてくれる曲です。みなさんも是非、そんな「心のお守りの曲」を見つけて下さい。

 

 

本日シンガポール外出制限解禁です/Another Sky

 

 

できれば、自分の過去の成功体験のストーリーと結びついている曲がオススメです。

 

 

 

いつも、どんな自分の時も変わらずに、一緒にぴったりと寄り添ってくれる曲があることは最強ですよ♡