こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

プロフィール

 

 

1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールで1番長い指導歴のキャリアを持つ、日本人のピアノの先生です。

 

 

 

指導方針

 

 

ピアノレッスンコース

 

 

講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器演奏のエキスパートです。

 

 

 

ヤマハ認定グレード

 

 

 

シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なっており、講師の自宅で音楽教室を開講することは、国の法律で認められていません。

 

 

 

シンガポールのピアノ教室事情

 

 

 

当ピアノ教室は、開校以来、シンガポール政府の定めた法律を遵守している、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。

 

 

 

Q&Aシリーズ⑩
先生のお宅でのレッスンはありますか?

 

 

 

 

今日は、ピアノレッスンの枠組みを超えて、子どもたちの教育に関して総合的に言及する内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

〈シンガポールで一番最初の日本人のピアノ講師〉として「音楽専門の教育者」の立場から、約30年にわたって、ピアノ指導の現場で、数多くのお子さんたちと日々接する中で培ってきたキャリアを活かして

 

 

 

 

現在、これからの時代を生き抜いていくお子さんたちの、生きる力を、ピアノレッスンからも育てていくために日頃実践している、当ピアノ教室だけの、特徴あるレッスンの内容を、かいつまんでご紹介します。

 

 

 

 

その前に、2020年から、すでに施行されている「教育改革」の背景にも触れておきましょう。

 

 

 

 

時代の流れによって教育は進化し、「賢さ」の定義が変化しました。

 

 

 

 

日本では、昨年2020年から教育改革が始まり、小学校では新課程として「英語の教科化」とともに「プログラミング授業」が必須化されました。

 

 

 

 

小学校のプログラミングの授業では、実際のプログラミングの技能や専門用語を覚えることが最終目的ではなく、あくまで自分の意図していることを実現するために考える「プログラミング的思考」の育成に重点が置かれ、それは各教科の指導の中でも同様のようです。

 

 

 

 

これからの子どもたちには、親世代が経験しているような、記憶力や知識を基に「正解」早く見つけ出したり、テストの点数を競うだけではなく、いろいろな人を納得させられる答えを自分で導き出す力が求められていくため、そのために必要な思考力を、プログラミングの授業から、まず養っていこう、という訳ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらは「学力テスト」など数値化して見えるスキルと違い、数値では測れないので「非認知スキル」と呼ばれています。世界の教育業界では今、この能力を高めることを目指した教育が最重要課題と言われていて、注目されている言葉の一つです。

 

 

 

 

 

今回の「教育改革」を契機にこれからは〝賢さ〞の中身そのものも、大きく変わっていくのですね。

 

 

 

 

教育のシステムが変わるだけならば「テクニック」で対応できますが、先に社会の仕組み全体が変化し、それに合わせるために学習の目的自体を大きく変えようとしている、今回の改革には、小手先だけの「テクニック」は全く通用しません。

 

 

 

 

2020年は、教育改革のある、なしにかかわらず時代の変化は待ったなしに進んでいくことを、世界中の人たちが未曾有の経験を通して、痛切に学んだ、歴史的変革の始まりの年でもありました。

 

 

 

 

 

不確実で不安定で、明るいと思っていた一寸先がすぐ闇になってしまうような時代に適応し、生き抜いていくためには、子どもの頃からそれ相応の準備が必要です。

 

 

 

 

しかし親世代の常識では測れなくなっている未来の「正解」。子供たちにどんなスキルを身につけさせたらいいのかよくわからないのが現状ではないでしょうか。

 

 

 

 

また、グローバル化の波が押し寄せ、情報があふれる社会では、何が正しい情報で何が正しくない情報なのかを自ら取捨選択する、ITリテラシーを身につけなければなりません。

 

 

 

 

その前には、目的を達成するために何が必要で、誰と協力し、どのように行動を起こしていくのか、自らの意思決定力が求められます。

 

 

 

 

これからは、ますます社会が大きく変わり、基本的な学力だけでなく、思考力問題解決能力など総合力が求められます。自分で考え、自分で決める、自主性行動力が、より重要視されていくのは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

私がシンガポールでピアノ指導を開始したのは、1992年。まだ携帯電話もなく、インターネットも普及していない、アナログ優位の時代です。

 

 

 

シンガポールのピアノ教室/1992年の来星時を思い出して。

 

 

 

そんな中で、異国の地底でただ一人、情報を得ていくには限界がありましたが、自ら掴んだ情報や、数々の経験を通して得た知識から強く確信していたのは

 

 

 

 

 

ピアノレッスンは、子供たちの未来に、もっと貢献できる無限の可能性を秘めている

 

 

 

 

という、ピアノの持つ「教育的価値」でした。

 

 

 

 

 

まだ、ほんの駆け出しの、シンガポールで4年目、5年目の指導経験だった頃を振り返り、時代を経て、自分が日々生徒さんや保護者の方とピアノレッスンで接する中で、漠然と感じ始めていた「新しい時代の変化」の予兆は今、まさに現実となっていることを実感する時、改めて教育者としての責任の重さを感じずにはいられません。

 

 

 

 

 

 

 

もし何の問題意識も持たずに、時代の変化を人事と馬耳東風で受け流し、音楽のチカラを最大限に生かす努力をせず、ピアノが弾けるようにしたなら、それでよし、楽しめたらそれで満足、と、昭和の時代の生き方のまま、ぬるま湯に浸るように生徒さん達と接し、自分自身のアップデートに無関心でいたとしたら。。。

 

 

 

 

 

令和の今は、きっと、ピアノだけに限らず、日常生活でも、時代から完全に取り残されていたことでしょう。時代の変化は、どんどん加速していて、価値観も年々多様化しています。

 

 

 

シンガポールのピアノレッスンで時流に乗る

 

 

 

シンガポールのピアノ教室/私たちのソーシャルディスタンス

 

 

 

令和の時代の子供たちへのピアノ指導とは

 

 

 

当ピアノ教室は、開校当時よりピアノレッスンを通して、音楽の知識を増やし、ピアノの演奏技術を身につけて、音楽が生活に身近にある、心にうるおいのある毎日を目指すという、ピアノ教室の基本形を継承した上で、これからの時代を生き抜くために必要なライフスキルを養っていくことを、教育の柱としています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ライフスキルとは、WHO(世界保健機関)が各国の学校の教育課程へ導入を提案している考え方で

 

 

 

 

「人生で起こるさまざまな問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」

 

 

 

 

と定義されています。

 

 

 

 

当ピアノ教室では、「思考力」「想像力」を育て「ライフスキル」を磨くピアノレッスンをしています。

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンでの様子のごく一例です。

 

 

♣︎海外シンガポールに住む日本人のピアノ教室として、国際力コミニュケーション力を養う工夫をしています。

 

 

日本とはここが違う!シンガポールのピアノ教室だから大切にしていること①

 

 

日本とはここが違う!シンガポールのピアノ教室だから大切にしていること②

 

 

日本とはここが違う!シンガポールのピアノ教室だから大切にしていること③

 

 

 

♣︎年齢や、個性、適性に合わせて、自分で曲想を考えながら、表現力を養います。

 

 

 

オンラインレッスンからニューノーマルピアノレッスンへ。ますます頑張る5歳のわたしです。

 

 

シンガポールのピアノ教室/ハロウィン2020(ピアノ歴10ヶ月7歳のギロック演奏動画あり)

 

 

 

♣︎生徒さんの興味や能力に応じて、新しいことに挑戦しようとする向上心を応援します。

 

 

ニューノーマルの夜明け〜新一年生の娘の学び、母の気づき〜

 

 

シンガポールのピアノレッスン/「Piano Art Challenge」わたしもできたよ!(5歳レッスン歴6ヶ月)

 

 

レッスン7ヶ月目/4歳「ボクのピアノワールド」写真、一挙公開!

 

 

 

♣︎イベントでのピアノ仲間との交流や「テレワーク」を通じて、コミニュケーション能力を高めます。

 

 

シンガポールのピアノ教室/「第一回合同朝練会」のご感想よりPart1

 

 

シンガポールのピアノ教室/「第一回合同朝練会」のご感想よりPart2

 

 

 

♣︎ピアノを一人で弾けたことに自信を持ち、自己肯定感を高めます。

 

 

 

シンガポールのピアノ教室/レッスン開始2ヶ月5歳の男の子「1人で全部弾けたよ!」(動画あり)

 

 

 

♣︎テキスト以外のポピュラーピアノ曲にも挑戦して、適応能力を高めます。

 

 

シンガポールのピアノ教室/8歳の男の子、秘策を使って?ジャスティン・ビーバー練習中。

 

 

シンガポールのピアノの教室/小6女の子、鬼滅の刃「炎(ほむら)」の練習をしています。

 

 

シンガポールのピアノレッスンでも大人気/小3男子「鬼滅の刃」特訓記

 

 

 

 

教えることの本質とは。

 

 

 

学校教育には今、授業改善が求められています。学力に対しての概念が、根本から変わったからです。

 

 

 

 

ピアノ指導も同様で、一昔前の画一的な指導法ではなく、一人一人の「旬」を見逃すことなく、瞬時に見極める、鋭い洞察力指導力が、より必要とされています。

 

 

 

 

 

 

 

激動の時代の中で、ピアノレッスンの果たす「役割」の高まりを実感している今、

 

 

 

生徒さん一人一人の将来に「貢献」できる
「価値あるレッスン」とは何か

 

 

 

ライフスキルを高めていくために、ピアノ指導者として、できることは何か

 

 

 

 

 

 

 

自分自身に問うとき、頭の中に浮かぶのは、この言葉です。

 

 

 

教えることとは教わること

 

 

 

心の耳を澄ませばいつも、目の前の澄んだ瞳たちは、私に、ピアノ指導者としてどうあるべきか、その本質を静かに語りかけてくれています。