こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

1992来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールで1番長い指導歴の日本人ピアノ講師です。

 

 

プロフィール

 

 

 このQ & Aシリーズでは、当ピアノ教室へのお問い合わせの際、保護者の方々からよくいただくご質問にお答えしています。

 

 

♦︎Q & Aシリーズ①

何歳からピアノレッスンを受けられますか?

 

 

♦︎Q & Aシリーズ②

キーボードでもレッスンできますか?

 

 

♦︎Q & Aシリーズ③

レッスンは同席した方がよいですか?

 

 

♦︎Q & Aシリーズ④

振替レッスンは可能ですか?

 

 

♦︎Q & Aシリーズ⑤

レッスン枠の確保や予約はできますか?

 

 

♦︎Q & Aシリーズ⑥

レッスン初心者の教本にバイエルは使わないのですか?

 

 

♦︎Q &Aシリーズ⑦

楽器の用意はまだですが、先に体験レッスンを受講することは可能ですか?

 

 

♦︎Q&Aシリーズ⑧

大人もピアノレッスンを受講できますか?

 

 

♦︎Q&Aシリーズ⑨

親はピアノ未経験で教えられませんが大丈夫ですか?

 

 

Q&Aシリーズ⑩  先生のお宅でのレッスンはありますか?

 

 

シンガポールの法律では、講師の自宅でのピアノ教室の開講は認められていません。

 

 

当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた、お教室ガイドラインを遵守した、出張ピアノ教室です。毎週決まった曜日、時間に、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを実施しています。

 

 

ピアノレッスンコース

 

 

日本では、個人のピアノ教室に通い、先生のお宅でピアノレッスンを受けていたお子さんもおられることでしょう。

 

 

 

しかし、シンガポールでは事情が大きく異なり、講師の住まいをスタジオとした、個人のピアノ教室の開講は、法律で認められていません。

 

 

 

シンガポールは、中国系、マレー系、インド系の異民族で構成されていて、人口の約30パーセントが外国人という多民族国家です。そのうち日本人の人口は3万人ほどです。

 

 

 

 

 

 

 

国土が狭いこともあり、住宅は集合住宅が中心です。

 

 

 

シンガポールでは、それぞれ違った文化背景を持つ人たちが、平等に快適な住環境を確保し、共に安全で平和に暮らしていくことができるように、住まいに対しても住民に対して様々な決まり事があり、これらは国の法律です。

 

 

 

日本に暮らしていると想像もつかないようなユニークな法律もありますが、知らずにいて、うっかり一線を超えてしまうと言い逃れは一切できず、外国人と言えども容赦無く厳罰に処されてしまうので、くれぐれも気をつけて下さいね。

 

 

 

シンガポールのピアノ教室事情

 

 

 

レッスンで伺う先の保護者の方からは「毎日あちこち移動して大変ではないですか?」と、温かいお言葉をいただくことも多いのですが、確かに最初の5年目くらいまでは、身体が少しずつ南国仕様(?)になっていく過程で、体力的に辛かった時期もありましたが、さすがに在星二桁にもなると、赤道直下の過酷な日差しにも、すっかり慣れっこです。

 

 

 

初めての場所でも土地勘が働くようになって無駄な体力を消耗することもないので、移動を大変に思うことは全くありません。夏生まれなので、もともと暑さに強いのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

むしろ、南国特有のスコールに遭った時などは、出張レッスンでよかった!としみじみ思います。

 

 

 

雷雨の中、ずぶ濡れになりながらレッスンに向かってくる生徒さんたちを心配しながら自宅でレッスンをすることを想像するだけで、「私には無理。。。(涙)」と思ってしまいます。

 

 

 

 

出張レッスンは、移動時間の配分を自分の采配でできて、次のレッスンへの心の余裕が持てるのも嬉しいですね。

 

 

 

ご家族の方へ

 

 

 

たとえ数分の限られた時間の中でも、レッスンの前後に保護者の方と会話の時間が持てることは、心の潤いを保つために大切だと実感しています。

 

 

 

 

指導者としても、シンガポールに住む日本人同士としても、貴重な情報交換のチャンスを持てることは、大変ありがたいことです。

 

 

 

 

 

 

ピアノレッスンに関しての具体的なことでは、楽器のコンディションの確認や設置環境などの普段の練習環境へのアドバイスがスムーズにできることは、もちろん言うまでもありませんが、ご家庭での生活の様子から、生徒さんの好きな遊びやおもちゃ、大切にしている物を知ることで、性格や適性がより深く理解できて、それらの情報を効率よくレッスンに活かすことができるのも、出張ピアノ教室ならではの「隠れた利点」の一つです。

 

 

 

 

 

お気に入りに囲まれることで情緒が安定して、じっくりとピアノに集中できるようになる生徒さんも多いですよ。

 

 

 

 

思わぬことろからレッスンのヒントやアイデアが生まれて、保護者の方が気が付きにくい埋もれがちな、お子さんの特性や成長の芽を発見できるのも、出張レッスンならではの面白さです。

 

 

 

ご家庭で当たり前に見過ごしている何気ないことも、指導のプロの視点から見ると「お宝の宝庫」なのです!

 

 

 

 

 

さて、ここからは”おまけ”です。

 

 

 

 

私はシンガポールPR、永住権保有者なので、シンガポールで就労する際、シンガポール人と同等の扱いです。就労ビザを新たに申請する必要はありません。

 

 

 

 

 

PR以外の在星日本人は、シンガポールで働く場合、外国人扱いとなるため、職種や就労形態に合わせたビザの取得が法律で義務づけられています。

 

 

 

 

 

日本では、一時期、自宅をサロンのように開放して、奥様たちがオシャレなお教室を開くのがブームになりました。

 

 

 

日本からシンガポールに来星してこられる方の中には、ご自身の資格や才能を生かして、シンガポールの自宅でも、日本のようなお教室を開こうと計画を立てておられる方もあるでしょう。

 

 

 

 

日本人がシンガポールで自宅教室の開業をしようとするときに必要となる申請の注意点、個人就労の際の手続きのポイントを、まとめているサイトをご紹介します。よかったら参考にしてみて下さいね。

 

 

 

✴︎シンガポールで扶養家族DPで合法にフリーランスをする条件〜LOCスポンサー企業で可能の真偽〜
「今日もシンガポールまみれ」

より、リンクさせていただきました。