こんにちは。
シンガポールの出張ピアノレッスン
fairy wish creation
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

シンガポールに日本人のピアノの先生が1人もいない1992年に駐在員ご家族のお子さんを中心にご紹介ベースでピアノ指導を始め、現在に至ります。シンガポールで1番長い指導歴の日本人ピアノ講師です。

 

 

 

先日、シンガポールは建国55周年を迎えました。以前の記事で、ナショナルデーのお天気の不思議?について触れましたが、今年もめでたく晴れましたよ!

 

シンガポールナショナルデー歴代テーマソングから選ぶ2020年My Best Song.

 

 

 

 

 

本来ならば大勢の人が集まって華々しい式典だったはずなのに今年は、、、と当日までは何とも言えない寂しい気持ちを拭えずにいたのですが、実際に始まったニューノーマルスタイルの初めてのナショナルデーパレードは、いい意味で私の期待を大きく裏切ったものでした。

 

 

 

縮小でも自粛でもない、新しい試みを多用した明らかな「シンガポールの前進」を実感できたからです。

 

 

オンラインは繋がりたい願いを叶えます。

 

 

会えないときに会えない、行きたいときに行けない、それが当たり前になっている今。

 

 

だからしょうがないよね、と思うのか
だからどうしたらいいか、と思うのか

 

事態が自分の思うように好転していくことを待って、誰かが何かをしてくれることを期待するのか

 

何か手立てはないのかなと自分で考えながら行動に移していくのか

 

 

 

動く、動かないは自分次第。予期せぬことが起きた場合にどうするのかを自分自身で見極めていくことはピアノレッスンに限らず、これからの時代を生きていくのに必要不可欠なサバイバル力になっていくのでしょう。

 

ピアノ指導者としての哲学を語る【ありがとうシリーズ】

 

 

 

オンラインは直接会うことだけが会う手段ではないと改めて示し、私達の繋がりたいとの願いを違う形で叶えてくれました。

 

 

たとえ離れていても会うことを諦めなくてもいいのです。AIはどんどん進化して不可能を可能にして、次元を超える可能性さえも。まるで夢のようですね。

 

ヤマハの技術で蘇るAIひばり

 

 

 

私は、ピアノ指導者として、一気に時代の変化が加速した今、テクノロジーの存在を私達を脅かしていく得体の知らないものとして遠ざけて避けるのではなく、新しい世界を創り出してくれる心強きパートナーとして迎え入れていくことができて初めて、これからの世の中を流れに乗って楽に生きていくことができるということを、未来を担う子どもたちに行動で示していくことが自分の務めの一つと感じています。

 

 

 

 

学びに終わりはない。情報は待つのではなく、誰かからもらうのでもなく尋ねるのものでもなく、これからは自分から取りに行くことが益々顕著になっていく時代だと思います。

 

 

オンラインピアノレッスンは限られた時間の中で最大限自分を伝える力を育てます。

 

 

経済評論家、実業家、YouTuber、コーチング講師、占星術師。

 

 

様々な場所で、様々な立場から、今年に入ってからの世の中の大きな変化を読み解いて、これからの未来の予想を語っているのを連日のように目にしたり耳にしたりします。

 

 

 

共通していることは、みんな一様にこれからは社会の仕組みが変化していき、コミニュケーションのあり方も変化して、今までとは違う新しい生活スタイルが生まれてくると伝えていることです。確かにすでに兆しは始まっていて程度の差こそあれ、それは間違いのない事実なのだと思います。

 

 

 

 

オンラインピアノレッスンでの指導を通じて、全ての生徒さん達を画面から見ていて、たった数ヶ月にもかかわらず、その目覚ましい成長に大変驚きました。

 

 

 

♣︎コミニュケーション力の向上

♣︎クリエイティブ力の向上

♣︎共感力の向上

 

 

 

 

オンラインでの指導は、古い既成概念を取り去って全て違うアプローチを考え、いつもとは違う資料の準備や、様々な反応をシミュレーションして対応策を講じ、頭で想像していたのとは違う見えないところでの予期しなかった様々な段取りも必要でしたが、時間を忘れて没頭するくらいに夢中になる魅力がありました。

 

 

実際にレッスンが始まってからの時間では、生徒さん達にも、テレビや映画で画面を観るような一方通行での受信ではお互いのコミニュケーションは成立しないことや「ピアノを奏でる」ことは、「ビデオ会話」ではないことなど、「オンラインレッスンの本質」を知る様々な発見があったようです。

 

 

 

オンラインレッスンが始まった直後は普段の出張レッスンの時とは違う私の言葉がけやアクションに戸惑うような様子が見られたものの、すぐに自然と順応し、オンラインでレッスンをしているんだ!と肌で実感するにつれ、やがて自らも積極的に「参加」し、「考えて創り出す」力を育んで、レッスンは回を増すごとに活気を帯びていきました。

 

 

4歳、5歳の生徒さんも、ご希望により出張レッスン再開後30分から45分間のレッスンへ移行です。

 

 

出張レッスンが再開されてからのニューノーマルレッスン始動で、今までの30分間では物足りなくなり、8月からのレッスンでは45分に移行した幼稚園、小学校低学年生の生徒さんが数名おられます。

 

ますます頑張る5歳さん

 

 

オンラインピアノレッスンで、画面越しの限られた時間を意識することによって生徒さん達の集中力が格段に向上したことに加えて自ら学ぼうとする意欲が増した成果です、素晴らしいですね。

 

 

 

LINEでの練習動画提出のために見せ方や弾き方の工夫をして、より良い演奏を相手に聴いてもらうことを強く意識することで、練習へのモチベーションも格段に向上しました。この力をさらに強めよう、というタイミングで、夏休み到来です!

 

 

「日本のご家族やお友達とピアノで繋がろうプロジェクト」始まります。

 

 

今日も日本列島は天気図を見ると真っ赤に染まっていて酷暑の1日で、しばらく危険な暑さが続くようです。

 

 

私は常夏のシンガポール暮らしが今年で29年目に入り、夏生まれのこともあって暑さには強いと自認していますが、それでもやはり今年のマスク生活での毎日の移動では経験したことのない辛さを味わっています(涙)

 

 

日本は自粛要請の内容も各地方で異なり、行動基準は自主判断に委ねられているためか「自粛警察」「帰省警察」といった、気分が滅入るような言葉も聞かれますね。

 

 

さあ、こんな時こそ、音楽の力、ピアノの力でお互いにエネルギーチャージです!

 

 

今年の夏休み、fairy wish creation は、生徒さん達のオンラインピアノレッスンで身につけた「画面からピアノを奏でて想いを伝える力」を日本のご家族やお友達に届けるプロジェクトを始動します。

 

 

 

いつもと違う夏だから、いつもと違う新しいチャレンジでとびっきりの思い出を作りましょう。

 

 

ピアノの鍵盤88鍵盤を1番下から1番上まで全部順番にノンストップで弾くビッグ企画。

Long Long  Stairs Project 」も同時開催です。