シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日は、当ピアノ教室の生徒さんのお家の方からよく尋ねられるご質問にお答えします!
レッスン受講をご検討くださっている方々からお問い合わせの際によくいただくご質問への回答は、当公式ブログの「よくあるご質問」のカテゴリにシリーズでまとめています。
⑦楽器の用意はまだですが、先に体験レッスンを受講することは可能ですか?
⑨親はピアノ未経験者で、子どもに教えられませんが大丈夫ですか?
今日は、ピアノとは関係のない内容ですので、タイトルにもあるように、Q&A【番外編】です。
則子先生も、お料理するんですか?
はい。
24時間、ピアノ漬けの日々を過ごしているかのようなイメージがあるようなのですが、もちろんそんなはずはなく(笑)お料理もしますよ。
新しいレシピの開発は趣味の一つでもあります。
旅行で訪れた先で、昔から代々続いているお味噌や醤油の工場を訪ねたり、その土地ならではの調味料を求めるのも好きで、無添加にこだわってます。
数年前に大分に行った際は、地元でも知る人ぞ知る手作りの柚子胡椒を作る作業場に出向いたこともあります。(梅園としての方が有名なようです)
ナビでも表示されない、山の奥深くにひっそりとある平屋建ての工場をようやく探し当てて、作業をしている年配の女性に声をかけたところ
「どこから来たの?」
と尋ねられたので
「シンガポールです」
と答えると、飛び上がらんばかりにびっくりされ、瓶詰めされたばかりの出来立ての柚子胡椒を特別に販売してくださいました。
ちょうど3時のお茶の時間に近かったせいか、のんびりとしたムードの中で、作業員の方々に、いろいろとお話を伺うこともできました。
地元の銘菓までご馳走になったことは、忘れ難いエピソードです。
訪ねたのはこちら。
みなさんご存知のようにシンガポールでは、日本のように自宅でピアノ教室を開講することは法律で禁止されていますから、個人教室のピアノの先生は、もれなく出張レッスンを実施する必要があります。
小さな国とはいえ、決まった時間内に生徒さんのもとに到着し、コンディション万全でレッスンに臨むには、体力と気力が、ことのほか重要。
何をするにも身体が資本です。海外暮らしではそれが特に大切だということを数々の経験から実感しているので
よいレッスンをするために身体を内側から整えるべく、日頃から和食中心の手料理を意識して摂るようにしています。
お味噌汁は毎日。納豆も冷凍庫に常備していますよ。
シンガポールでは、住み込みのヘルパーさんに家事をお任せしているご家庭も多いので
則子先生は、ピアノのこと”だけ”をしているのかしら?
と思って下さる方も多いのですが、家のことをするのは元来嫌いではないので、効率の良い時間の使い方の方法を試行錯誤しつつ、何とか問題なく回せているかしら、、、と密かな自己満足に浸っています(笑)
同業の仲間たちには、年代に関係なく男女ともに不思議とお料理好きの人が多いですよ。
新しいレシピを研究してる
凝ったお料理を作ってみた
というような話をたびたび聞くので、お料理は、音楽家に限らず、物づくりが好きな人のアーティスト魂を刺激する魅力が潜んでいるのかも知れないと感じています。
そういえば、世界的ピアニストとして活躍された中村紘子さんも、生前、無類のお料理好きとして知られていましたよね?!
カレーのCMにも出演されていたのを覚えている方もおられるでしょう。
カレーは音楽に似て、とても奥が深い食べ物だと感じます。
さて、料理が好きだと言うと、得意料理は?と尋ねられることもありますが、私の場合、決まったメニューというよりも
その時に手に入った食材の組み合わせを考えて、無駄を出さずに、数日かけて全部使い切る家庭料理
を考えるのが得意です。
たとえばこんな感じ。先日は、なぜかスーパーの売り場で「カニカマ」が気になり、勢いづいてお得用を購入したので、カニカマ消費プログラムを開催♬
◆1日目
◆2日目
◆3日目
カニ玉を調理をしていたときは、あんかけを作っている途中で、すぐに対処しなければいけないご連絡が緊急で入り、気を取られているうちに煮詰めてしまい
出来上がりの量が想像していたより目減りしてしまい後悔・・・(涙)
こんな失敗も、たまにあります。
手荒れには無縁なせいか、たまに「何もしない人の手ですね」と言われることもありますが、手や指のケガを絶対にしたくないので、どんなシチュエーションでもピーラーは一切使わないと固く決めています。
ピアノの先生が指にバンドエイドを貼ってレッスンをしていたら、一気に興醒めですものね。
香りにも気をつけています。
指のフォームを修正したりするときは生徒さんのお顔の近くに手をもっていくことも多いので
則子せんせーの手、玉ねぎのにおいがしてた!
となってしまっては大変。
かつて自分がそうだったように、幼い子どもたちが憧れの対象としてピアノの先生を見てくれるように、自ら努力を続けることも、ピアノの先生の務めのひとつだと私は思っています。
これから極めてみたいのは天ぷら。
火傷が怖くて揚げ物には消極的なのですが、いつか、カラッと揚がった、サクサクのかき揚げを作れるようになりたいです。