こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日は、夢のあるお話を、みなさんとシェアしたいと思います。
LEGOで、子どもたちの義手を少しでも楽しいものにしたい。
コロンビア出身のデザイナーが故郷で出会った少年からヒントを得て開発したのは、LEGOによって宇宙船やロボットに変身する、モジュール式の義手でした。
LEGOがちょっと力を貸せば、子どもたちの義手も“サイボーグ化”できる!
このプロジェクトの目的は「義肢の概念を変えること」です。
「Iko」と名づけられたその新しい義手は、LEGOの部品を使って無限のカスタマイズが可能で、子どもたちは想像力に任せて、自分の好きな義手を自由につくることができるといいます。
「Iko」を製作したのはカルロス・アルトゥーロ・トーレス。
彼がつくったのは、白いプラスチックの部品を組み合わせた義手です。
子どもたちは、様々な種類のLEGOのパーツを組み合わせて、そこに宇宙船を取り付けることなども簡単にできるのだといいます。
シカゴを拠点にデザイナーとして活躍しているトーレスは、LEGO社の実験研究部門「Future Lab」でインターンシップをしていた半年の間に「Iko」を開発しました。
研究所にいる間、彼はLEGOがもつ〈社会的つながりを強める力〉に衝撃を受け、〈自分で改造できる義手〉の開発に着手。
「Iko」は、3〜12歳までの子どもを対象としており、サイズの調整が可能です。対象年齢が幅広いのは自尊心が形成される大切な時期に対応させるため。これは心理学者のアドバイスによるものだとのこと。
手を失くした子ども達は、いつも手の代わりを求めているとは限りません。
❤︎もし、手が水かきだったら早く泳げる?
❤︎ゲームのコントローラーだったら?
日々、様々な夢を頭の中に思い描いているのです。
必要なものがあったら「自分で作ればいい」のです。
私は、この記事に出会うまで、義手が目指しているのは「本物のような腕」だと疑いもしませんでした。
義手の開発に取り組むなかで、トーレスは、LEGOでつくられた義手がもつ〈変化を起こす力〉に気付いたといいます。
「Iko」に取りつけ可能なLEGOの宇宙船をつくる前、トーレスは参加者のひとりの友人に対し、彼の境遇をどう思うか尋ねたところ、返ってきたのは「気の毒だ」という答えだったといいます。
しかし宇宙船の義手が完成し、男の子たちが遊んだあと、トーレスは先ほどの友人に同じ質問をすると、彼はこう言ったのです。
ぼくもあれが欲しい!
自分の望みを、大好きなものを使って叶えることができるなんて、素晴らしいと思いませんか?
各自が自由に、自分の腕をカスタマイズできることは「ハンディキャップも個性」と言う言葉が現実になる時代の到来を予感させます。
ショベルカーのような巨大アームであってもいいし
ドリルでもいい
将来は自分のハンディキャップに対して、今までとは違った新しい価値観を持つ子どもが生まれるかもしれませんね。
この実験の場になったコロンビアでは、紛争のため、年間5400人が手足を失くしていますが、コロンビアにある義手・義足は、全て大人用で子供用がなく、不自由な生活を強いられている現実があります。
則子先生は、LEGOファンの大人の1人です。
当ピアノ教室では、レッスンに時々LEGOを活用しています。生徒さんは目の色を変えて飛び付いてきますよ♬
私にとってLEGOの魅力は、一言で言うと「制約のある中で見つける無限大の自由」。
シンガポールの出張ピアノ教室/共感!LEGOプロビルダーに感じた「アーティテスト」とは。
制限があってこそ、楽しみが活きるのだと思います。
大きく捉えるのであれば命。
ここまでという「終わり」があるから「生」はより輝き、輝かせようと精一杯生きる。
終りがあるからこそ美しい。だから制約はむしろハンデではなくチャンスなのです。
明日から好きなだけ、何をしてもいいとしたら、途端に、今まで楽しかったことが急に色あせてしまうような気がしませんか?
突然始まった、コロナとの暮らし。
この日々を楽しく過ごすためには、「いかにこの生活に順応し、無理をせず、日常の些細なことを楽しめるか」が肝だな……と思っています。
規制が強化されるたびに当ピアノ教室が実施している、オンラインピアノレッスンも、その一つ。
生徒さん達に、音楽の力を活かして制約をチャンスに変えて、たくましく前に進んでいく「生きる力」をガッチリ手中に収めてもらうことが、ピアノ指導者としての最終ゴールです。
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制約がある中でも、工夫を凝らしたり、工夫自体を自由に楽しみながら、自らの生活を最適化して生きる能力を持てば、これからの不確かな時代でも幸せをつかんで、生きがいを持って毎日を過ごす心の自由が獲得できると私は信じています♬
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。