シンガポールの出張ピアノ教室/突然のお電話、さてお相手は??

のりこ先生のピアノレッスン卒業生たち 最新記事

こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
 

 

 

当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。

 

 

 
プロフィール
 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。

 

 

 
指導方針
 

 

 
ピアノレッスンコース
 

 

 
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
 
 

 

 
シンガポールのピアノ教室事情
 
 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
 

 

 
 
Q&Aシリーズ⑩先生のお宅でのレッスンはありますか?
 
 

 

 

講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。

 

 

 

ヤマハ認定グレード

 

 

 

意外な方からのご連絡。

 

 

 

昨日は中秋節。
帰り道にお月見をする気満々で、レッスンを終え、15分ほどの距離にあるタクシースタンドまでゆっくりと徒歩で向かいましたが、道中空を見上げてあちこち探してみても、期待していた「まあるいお月さま」は、どこにも見当たりません(涙)

 

 

 

時刻は夜8時。場所はニュートンあたり。どうやら、お月さまはその時間、雲の中にひっそりと、お隠れだったようです。

 

 

 

途中で、ランタンを持った、楽しそうな家族連れとすれ違いました。もう少し早けば、きれいな満月が見えていたのかしら・・・?

 

 

 

残念。。。諦めてタクシーに乗車して帰宅し、玄関に入った瞬間、見慣れない番号からの着信が入りました。

 

 

 

電話の主は、遠慮がちにご自身のことを話し始め、事情がわかって私は飛び上がりそうになるほどビックリ!

 

 

 

お電話は、当ピアノ教室の卒業生の一人、まおちゃんのお父さんからでした。まおちゃんが日本に本帰国したのは、もう10年以上前です。

 

 

 

お父さんの言葉を聞いて私は絶句し、思わず涙が溢れてしまいました。

 

 

 

「まおは30歳になりました」

 

 

 

えー!!!!!あのちいちゃかったまおちゃんが?!

 

 

 

それもそのはず。まおちゃんが当ピアノ教室でピアノを始めたのは25年前。まおちゃんが、日本人幼稚園の年中組さんで、5歳のときです。

 

 

 

 

❤︎住んでいたコンドミニアム

 

❤︎仲良しだったお友だちの名前

 

❤︎お母さんが学生時代からバイオリンを弾いていらして、シンガポールでもアマチュアオーケストラに所属されて活躍されていたこと

 

 

 

蘇ってきた記憶のままに、電話口でまおちゃんとの思い出を次々と話すと

 

 

そうです!

そうです!

そうです!

 

 

と、興奮ぎみのお父さん。

 

 

 

実は数年前から、お父さんだけ単身赴任でシンガポールに2度目の駐在で住んでおられたけれど

 

 

 

則子先生は、もう覚えていないかもしれない

 

 

 

と、連絡を控えていたのだそうです。

 

 

 

いいえ、忘れるはずありません
忘れたりなんてしません

 

 

 

歴代の生徒さん達のことは、みんなちゃーんと覚えていますよ。

 

 

 

30年の間、私の元を巣立っていった生徒さん達は何百人もいますが、名前を見れば、一緒にレッスンをしていた頃の記憶が瞬時にパッと脳裏に蘇ってくるから不思議です。

 

 

 

 

きっと、生徒さん達にまつわるエピソードの数々は、私の脳の中の【特別室】に大切に保管されていて【超重要情報】のマークが記されているのでしょう。引き出すのも自由自在です。

 

 

 

シンガポールでは、日本のように、先生の自宅でピアノ教室を開講することは、法律に違反するため実施することができません。

 

 

 

 

必然的に、個人のピアノ教室は出張レッスンがメインとなるわけですが、シンガポールの気候は想像以上に過酷。

 

 

 

 

一方通行も多く、距離が近いからといって移動時間が短いわけではなく、ときには想定外のアクシデントに見舞われることもあります。

 

 

 

シンガポールの出張ピアノレッスン/レッスンハプニング編①リフトに閉じ込められちゃった!

 

 

 

まおちゃんとのレッスンの思い出も、移動にまつわるものがあります。

 

 

 

 

 

急なスコールに見舞われて、稲光に怖気づき、落ち着くまで途中の路地の隅で雨宿りをしたことや、途中で雨に降られて全身びしょ濡れになり、着替えをお借りしたことなど・・・

 

 

 

今は、アプリを使えばお天気の変化もあらかじめ予測して行動できるし、タクシーだってブッキングできるので、わさわざ道にでて空車を待つ必要などありません。

 

 

 

こんな時代があったなんて、にわかには信じられないかも知れませんが、スマホが世の中に普及する前、20年前くらい前のシンガポールの出張ピアノレッスンの環境は今とは全く異なり、ピアノの先生の移動では、こんなことは日常茶飯事でしたよ。

 

 

 

それでも辛いなんて一度も感じることなく、毎日笑って過ごすことができたのは、私の到着を、いまかいまかと心待ちにしてくれる生徒さん達の存在があったからです。

 

 

 

本帰国する生徒さんとのお別れに打ちひしがれていたのは、はるか昔の話。

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/日本とは異なる、指導者の”楽しさ”と”切なさ”の本音に迫る!

 

 

 

いつだって見送るだけの立場は、もちろん寂しいけれど、いつまでも感傷に浸っているなんてイヤ。

 

 

 

「いつでも、好きなときに、また帰ってきてね」

 

 

 

そう笑いながら(心では泣いて)可愛い愛弟子達の門出を祝って、幸せを願ってこそ、正真正銘の「シンガポールのピアノのお母さん」の面目が立つというものです。

 

 

 

 

ITも、どんどん発達していますしね。今の時代、その気になって頭を使えば、コンタクトを取るアイデアはいくらでもあります。

 

 

 

というより・・・

 

 

 

そもそも私たちはいつだって、空で一つにつながっているもんね♡

 

 

 

シンガポール⇄日本。空でつながっている!ANA格納庫演奏〜葉加瀬氏とチーム羽田オーケストラによる「Another Sky」①

 

 

 

シンガポール⇄日本。空でつながっている!ANA格納庫演奏〜葉加瀬氏とチーム羽田オーケストラによる「Another Sky」②

 

 

 

 

 

 

 

20年以上昔のことなのに、シンガポールでのピアノレッスンを覚えていて、ご連絡をいただける日が来るなんて夢のようです。

 

 

 

まおちゃんもお母さんも日本で元気にしておられるそうです。音楽とも仲良しの関係が続いているようですよ♬嬉しい♬ ご連絡、心よりありがとうございます。

 

 

 

当時使っていたテキストも30歳。

 

 

 

まおちゃんとのレッスンの思い出を手繰り寄せていると、テキストのことが思い浮かびました。

 

 

 

まおちゃんが、ピアノレッスンを始めて1番最初に使ったテキストは

 

 

 

うたとピアノの絵本

 

 

 

当時、この教本は、子ども向けピアノテキストの最先端として指導者の仲間うちで注目されていました。興味を持っていち早くテスト導入し、その秀逸さに魅了されたことを、よく覚えています。

 

 

 

 

懐かしくなって少し調べてみると、「うたとピアノの絵本」シリーズは、現在も、幼児向けのテキストとして人気のシリーズの一つで、2年前の2019年に、発売30周年を迎え、ピアノ指導者、愛好者のための雑誌「ムジカノーヴァ」でも記念特集が組まれたそうです。

 

 

 

 

当ピアノ教室がシンガポールでの歴史を刻む一方で、「うたとピアノの絵本」も、ピアノの鍵盤に乗せられた小さな手の成長を、長年の間、見守ってきたのだと思うと、俄然、親近感が湧いてきます。

 

 

 

 

子どもたちにとって、このテキストの魅力は何といっても大きな音符と絵。手書き風で温かみがあります。

 

 

 

 

ぶーちゃんのおふろ、おやつ、チョコレート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まおちゃんは、毎週得意そうにページをあちこちめくりながら「弾き語り」を披露してくれたものです。懐かしいなぁ。

 

 

 

今、一緒にレッスンをしている5歳さんたちも、きっとあっという間に成長して大人になるのですよね。。。

 

 

 

一瞬一瞬を大切にしなくては

 

 

 

改めて、ピアノがくれたご縁に感謝です。

 

 

 

♬クイズ正解発表♬

 

 

 

昨日の投稿で、最近流行っている2字熟語の穴埋めクイズを出していました。皆さん、挑戦されましたか?

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/中秋節スペシャル!【続編】則子せんせーと「れんだん」したよ♬

 

 

 

正解は

 

 

 

 

 

 

です!!!!!!

 

 

 

どうでしょう、ヒントなしだったので、少し難しかったかも知れませんね。

 

 

 

「波」という漢字には、解説によると

 

 

 

◉個人ではどうしようもない変化が代わる代わる生じること

 

 

◉世の乱れ、騒ぎ、ごたごた

 

 

 

などの意味が含まれているそうです。まるで今の世情を、そのまま表しているようだと思いませんか?

 

 

 

 

私たちは今、大きな時代の変化の波に翻弄されていますが、波に飲み込まれることなく、上手く乗りこなしていくべく強い意志と気概を持って、明るく前向きに日々を過ごしてまいりましょう♬

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室の、水曜日の今日の出張レッスンは、ウエストコースト、パシルバンジャン、ホーランド、ノベナと、比較的広範囲のエリアを周ります。

 

 

 

 

当ピアノ教室では、新型コロナ肺炎の感染者がシンガポール国内で認められて以降、2020年初頭から、レッスン間の移動は、不特定多数の接触を最小限にするために、バスやMRTの公共交通機関を使用せず、全てオンコールブッキングのタクシー移動を徹底しています。

 

 

 

振り返ってみると、昨年の初め頃は、SARSの時の経験で得た教訓を指針として、未知のウィルスへ挑む覚悟を決め、レッスンを終えて帰宅後の深夜に「もしもの時」に備えたレッスンスタイルの組み立てに、ただ夢中で、一人格闘していました。

 

 

 

あの日々からもう1年半以上が経ったのですね。。。

 

 

 

シンガポールのオンラインピアノ教室①オンラインピアノ教室開講へ。

 

 

 

日々状況が目まぐるしく変化しているシンガポールですが、当ピアノ教室は、どんな時も、どんな状況下でも、全ての生徒さんの音楽を学ぶ環境を守り抜く姿勢を貫きます。

 

 

 

 

 

 

ありがとう、ラーメン。

 

 

 

今日も感染対策に細心の注意を払い、音楽の力を届けますよ♬

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室で唯一!【安全】講師はART(抗原迅速検査)を待機的に実施しています。

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/ニューノーマルへ移行中。フレキシブルに対応しています♬

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。

 

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

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