こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当公式ブログでは現在、開講からの30年のあゆみを振り返る特別企画として、歴代の生徒さん、保護者の方々から届いたメッセージをシリーズでご紹介しています。
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより①
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより②
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより③
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより④
【シンガポールの出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑤
【シンガポールの出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑥
【シンガポールの出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑦
【シンガポールの出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑧
【シンガポールの出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑨
⭐️テキストの著作者からのメッセージ
↓
「ぴあののアトリエメソード」著作者、山本英子先生より激励のお言葉を頂戴しました。
本日ご紹介するのは、Rちゃん、Nちゃん姉妹のお母さんからいただいたメッセージです。
Rちゃんは現在、中学1年生になり、ダンス部で忙しくしており、Nちゃんは4年生で、そろそろ受験を意識しなけばいけない年齢にさしかかってきたとのことです。
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(以下、お母さんからいただいたメッセージより)
則子先生、この度は、ご指導歴30周年、並びに第26回発表会の開催、おめでとうございます。
我が家と則子先生との出会いは2018年でしたでしょうか?
記憶が定かではないのですが、お世話になったのは2015年から約5年間シンガポールに滞在しておりました最後の2年だったと記憶しております。
当時、確か小学3年生と幼稚園生の姉妹のピアノ教室を探しており、偶然目にしたフリーペーパーの記事から則子先生にご連絡をさせていただいたのが始めでしたね。
先生にはお伝えしてなかったと思いますが、あの時、先生のご対応の丁寧さが本当に嬉しくて、この先生なら安心してお任せできる!と思ったのです。
今考えれば、先生は本当にお忙しい毎日で、その中で時間を見つけて丁寧にご連絡をくださっていたのだと思うと頭が下がります。
レッスンの事を振り返ると、とにかく個別レッスンならぬ個性別レッスンでした。
個性が全く違う2人の娘を、それぞれが満足いく形で、誰とも比べず、本人たちの意思を尊重してレッスンをしていただきました。
下の娘のドレスを着た発表会ごっこに毎回付き合って下さったり、上の娘の毎回同じ曲の歌唱に笑顔で伴奏して下さったり…
今考えると全てが有難い、大切な思い出になっております。
本帰国後は受験もあり、2人ともピアノからは離れております。
ですが、先生のお勧めで購入させていただいたYAMAHAの電子ピアノはわたしも大変気に入っており、いつでも気が向いた時に触れる所に置いてあります❤︎
則子先生にご指導をいただいた約2年は我が家にとってとても大切で素敵な思い出です。
これからも勝手に成長をご報告させていただきますね。笑 則子先生に近況を聞いていただくと、いつも前向きで明るいメッセージをいただけるので❤︎
またお会い出来るのを、親子共々楽しみにしてしております。
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Rちゃん、Nちゃんのレッスンは、いつも和やかであたたかな雰囲気が漂っていたことを思い出します。
明るい笑顔の中心は、いつもお母さんでした。
それぞれ性格の違うRちゃん、Nちゃんですが、いつもとても仲がよく、どんなときも、お互いを思いやっていたことをよく覚えています。
唯一、不穏な空気が漂ったのは
どちらが先にレッスンをするか、なかなか決まらなかったとき。
「2人とも、則子先生がいらっしゃるのを楽しみにしていて、自分が先にやりたいって聞かないんです」
と、あきれたような表情でお話されていた、お母さんのお言葉を聞きながら、指導者冥利に尽きるなぁとありがたい気持ちになったものです。
コツコツと努力を積み重ねるタイプのRちゃん。
当時から、目の前の課題を一つひとつ着実にクリアしていく推進力がありました。
単調な作業の繰り返しであっても、地道に、丁寧に取り組むことができることもRちゃんの強みです。
目標達成への一歩一歩は、時折、単調な作業を繰り返す必要性に迫られることもあるでしょうが、そこで嫌気がさしてしまっていては成功できませんからね。
実直で頼りがいがあるのもRちゃんのよさです。
ダンスは共同作業ですから、派手なアピールをすることはなくても、きっと、リーダーを強力にサポートする「縁の下の力持ち」的なポジションで、みんなの信頼を得て、イキイキと活躍していることでしょう。
一方で、自分の感性に正直に、自由で伸び伸びとした発想で物事に取り組むのがNちゃんです。
観察力の鋭さや、ここぞ!というときの集中力は目を見張るものがありました。
中学受験でも、Nちゃんの慎重さや洞察力、瞬発力が、いかんなく発揮されると私は信じています。
まだまだ温存してる力がありますね!
出会いのときを振り返って、私もお母さんにお伝えしていなかったことがあります。
フリーペーパーの記事は、2017年6月のASIA Xさんの特集の取材でしたね。知り合いから依頼を受けたのですが、躊躇したのちにお引き受けすることに決めました。
メディアで宣伝をしないのが、開講以来の私の方針だからです。
1人で全ての業務を行っているため、お問い合わせがレッスンの時間にあった場合、万が一対応に不備があってご迷惑をかけてはいけないと、取材もご遠慮いただくのが常でした。
生徒さんやおうちの方とは、ピアノを通して血の通ったお付き合いをしたい、ご縁を大切にしていきたい、そう思うのです。
最終的に、純粋な取材ということ、大人向けのピアノレッスンについての内容でということで承諾をいただき、最低限の情報のみの開示で、紙面に掲載していただくことになりました。
あのときの決断を後押しした理由があります。
2017年は、私の指導歴25周年だったから。
「記念の年だから、いつもはしないことを思い切ってやってみよう」
そんな気まぐれが、今のRちゃん、Nちゃん、お母さんとの関係に結びついたのだと思うと、感慨深い気持ちになります。
幸運をつかむには、時には殻を破って、新しい世界に飛び込む勇気も必要なのですね!
お母さんとはレッスンについてや、楽器の購入についてなど、レッスンの移動の途中に何度もメッセージのやり取りを重ねました。ピアノに対して真剣に考えてくださっている熱意が感じられて、気持ちが浮き立ったことを覚えています。
初めてのレッスンの日を迎えたときは、本当に嬉しかった!!!!!
機種はもちろんのこと、楽器の色にもこだわって、購入を決めましたね。
クラビノーバが、今もご家族の一員として大切にされ、可愛がってもらっている様子が目に浮かびます。
「いずれ私も….」
そんなふうにおっしゃりながら
「だけどしばらくはネイルも楽しみたいし…..」
と微笑んでおられたお母さん。
当時は私も、ピアノの世界へとお誘いするよりも、キレイに整えられた、美しいデザインの指を愛でることが楽しくて仕方ありませんでした。
鍵盤弾きの私が経験したことのない、経験できない、憧れのオシャレです。宝石のような輝きを、うっとり見つめていた記憶があります。
本帰国されて数年。まだまだ期は熟していないようですが
楽器は、気長に待っていますよ♡
待っているのは楽器だけではありません。
いつの日か、近況を知らせていただく時に
「ついに私も」
の文字が登場することを心待ちにしています!
そのタイミングがまた、5年後、10年後、15年後と、私のアニバーサリーイヤーと重なったら素敵だわ♡などと、勝手な妄想を膨らませながら…..(笑)
ご家族の幸せを心より願っています。
またお便りくださいね♬
初告白その2。
実は私も持ってます、Nちゃんとお揃いのスタバグッズ♡
当時、レッスンでお水を飲むときの、Nちゃんのお気に入りでした。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。