こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、当ピアノ教室の30年のあゆみを振り返る特別企画として、歴代の生徒さん、保護者の方々から届いたメッセージをご紹介するシリーズの7日目です。
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより①
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより②
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより③
【シンガポールで出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより④
【シンガポールの出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑤
【シンガポールの出張ピアノレッスン/30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑥
今日ご紹介するのは、Kくんのお母さんからいただいたメッセージです。
Kくんは現在中学3年生。バンコクにお住まいです。
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(以下、お母さんからいただいたメッセージより)
先生、30周年おめでとうございます㊗️🎊🍾
◉シンガポールに在住していた時期
2012年〜2017年
◉小学校1年生から5年生まで、当ピアノ教室に在籍。
❤︎現在、ピアノを習っている生徒さん、保護者の方々へのエール
我が家のピアノに関しての思いは『趣味の一つでいいので、好きでいて欲しいこと』です。
たとえ、日々の練習が疎かになってしまっても、弾きたいときに弾ける、気晴らしになることがいいな、と思っております。
本人が楽しんで取り組む姿は、聴いている方も嬉しいです。
ゆっくりゆっくり行きましょ
❤︎お教室の思い出、発表会エピソード
息子は、新しい曲や、すぐに弾くことのできない曲に出会うと、悔しくて涙がでてしまいます。
そんなとき、塚越先生は、気長に本人に寄り添い、忍耐強く付き合ってくださいました。また
「自分の前で感情を素直に表現出来る関係は嬉しいことです。」
とおっしゃっていただき、親としても安心してお任せすることができました。
また、弾きたい曲の楽譜を、先生が力量に合わせて書いてくださり、本人のやる気がでました。
小学3年生の発表会では、スーパーマリオの曲をマリオの衣装を着て、先生と連弾しました。
やりたいことを快く受け止めてくださり、本当に感謝しております。
❤︎現在の様子
週に一度30分のレッスンを続けております。
本人が好きなゲームの曲を一年間かけてレッスンを受け、発表会で発表しています。
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『改めて書いていると、先生との思い出が次から次へとでてきまして、長々とした文章になってしまいました』
とはお母さんのお言葉。
いいえ!
私こそ、いただいた文章を繰り返し読みながら当時の思い出が鮮明に蘇り、とめどなく感慨にふけっています。
バンコクに移られた翌年、週末を利用して、ご家族でシンガポールを来訪する予定がおありだと伺い、お互いのスケジュールを調整し、発表会でゲスト演奏をしていただいたことがありました。忘れがたい思い出です。
新しい先生にも可愛がっていただいて、順調に伸びている様子がじかに伝わってきて、とても嬉しかったです。
マリオを一緒に連弾した年の発表会では、ソロで「トルコ行進曲」も弾いたので、正装からコスプレの早技まで披露して、会場を沸かせてくれましたね!
レッスンでは、すました表情で愉快なことを言って笑わせてくれたり、ふとした瞬間に優しい気配りをしてくれて場を和ませてくれました。
Kくんの強みは、自分の主張をしっかり持って、目標に向かって努力する推進力があること。
涙が出てしまうのは、自分に対しての厳しさゆえ。
小学校低学年の頃から、すでに妥協を許さず、「ここまでやりたい」という、自分の意思をはっきりと持って、毎回のレッスンに臨んでいました。向上心が強く、ピアノに対して常に真摯に向き合う、真剣な姿が印象に残っています。
だから、今もピアノを弾くことを通して、音楽以外のことも学びながら、多くのことを吸収していることでしょう。
1分でも惜しい、無駄にできない受験生生活の真っ只中にもかかわらず、ピアノレッスンを続けていると聞き、感動しました。
どんなときも努力を怠らず、新しいことに積極的に挑戦して、自らを高めることに貪欲なKくんを、大変誇らしく思います。
途中で投げ出すことなく、1年という時間をかけて1曲をじっくりと仕上げ、みんなの前で披露するという取り組みは、大人でもなかなか実現出来ることではありません。
たとえそれが、自分の好きなこと、得意なことであってもです。
Kくんの考えを尊重し、常に全力で後押ししておられるご両親にも頭が下がります。
1度やると決めたことを最後までやり遂げる人は、社会にでても大きな信頼を得ることができます。
いつも目の前のことに一生懸命で、実直なKくんのことですから、これから先もたくさんの人たちに慕われて、ビッグなチャンスを次々と手中におさめていくことでしょう。
一歩ずつ、将来の夢に向かって、たくましく前進を続けてください。いつも応援しています。
お住まいだったコンドミニアムの近くを通るとき、いつも
あの角を曲がるとKくんたちがいたなぁ
と振り返るのが習慣になっています。
次に会う時は、とっくに先生の背を追い越してるね。
オクターブが届かないことに納得がいかず、切ない表情をして、しきりに悔しがっていた、かつてのキミの横顔をいま、懐かしく思い出しています。
小学3年生のときは、チャンギ校の音楽発表会のピアノ伴奏者選出のオーディションに突然参加を表明して、ご両親を大変驚かせました。
これは、体当たりで挑んだ結果、学年でただ1人の栄光の座を、見事勝ち取ったあとの喜びを表現した1枚です。
Kくん画。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。