こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR（永住権）保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子（つかごし のりこ）は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
明け方、カミナリの音で目が覚めました！昨日の夕方も激しいスコールがありましたが、今日は一日中、グズついた空模様になりそうなシンガポールです。
日本では、活発な梅雨前線の影響で、2日夜から3日朝にかけて東海や関東の太平洋側で記録的な大雨となって、土砂崩れや河川の氾濫が相次いだとの報道があり
静岡県熱海市の伊豆山地区では3日午前に土石流が発生し、いまだ行方不明の方も大勢おられ、現地では、懸命な救助作業が、今もなお続いているようです。
最近の日本国内のゲリラ豪雨の規模は尋常ではなく、「今までこんな事はなかった」「聞いたこともない」が通用しなくなっており、避難の目安は難しく、きっと一瞬の出来事だったのだろうと思うと、心が痛むばかりです。
どうか一人でも多くの命が助かりますように。
今日は日曜日。当ピアノ教室の出張ピアノレッスンはお休みです。
シンガポールの出張ピアノ教室Q&A12/日曜日のレッスンはありますか?
今日は、生徒さん達の、2021年後半の一人一人のオリジナルレッスンカリキュラムを作成する予定です。
早いもので、1年も半年を過ぎましたが、これからの6ヶ月は、2021年のピアノレッスンの総仕上げともいえるべき「まとめ」に向けてダッシュをかける期間になります。
一人一人の生徒さんが、ピアノを弾いて、それぞれの魅力を最大限に発揮して、最高に輝くために、何ができるのか？
一人一人の生徒さん達のお顔を順番に思い浮かべながら、出来ることをあれこれ考え始めると、次から次へとアイデアが生まれてきて楽しくて仕方ありません。
そんな時の私の頭の中は、「ピアノの先生」というよりも「音楽プロデューサー」的思考で、フル回転していますよ♬
いまや、ピアノの「弾き方」を学びたいだけならば、YouTubeで手軽に事足りる時代。
コロナ禍でさまざまなことがオンラインへとシフトしていくなかで、「人と会う時間やモノを買うときの“質”が高まっている」という声を、最近よく聞くようになりました。
人と会うときも、“いかにいい時間にするか”と「自己投資に意識が変わってきているように感じる」とも。私も、これらの意見に同感です。
ピアノレッスンも〈対面レッスンが当たり前〉ではなく、これからは状況に応じて、オンライン、オフライン、それぞれの利点を活かしながら上手く使い分けていく「ハイブリッドレッスン」が主流になる時代が近い将来やってくるでしょう。
お互いに言葉を交わし、人と人とが直接触れ合うことでしか得られないことは何か?
ピアノ指導者は、対面レッスンならではの価値を、音で、どのように届けていくことができるのか?
新しい時代を迎え、広い視点でピアノ指導者としての資質が求められる、ますます面白い時代になってきました!
シンガポールの出張ピアノ教室/「ピアノ習ってますは武器になる」AI時代の最強の子育て戦略。(書籍のご紹介)
先行きの見通しが立ちにくい、混沌とした不安の多い時代だからこそ、立ち止まっていたり日和見主義でいることはできませんね。
ピアノ教室の先生はチームを率いるリーダーだからです。そんな中
嬉しいお知らせが届きました！
シンガポール日本人小学校チャンギ校で実施される年間行事「音楽発表会」のピアノ伴奏者のオーディションへの参加表明です。
昨年に続いて、今年も立候補の意思を固めたのは、5年生の女の子。この生徒さんは昨年無事、伴奏者の座を射止め、立派に大役を果たしました。
当ピアノ教室では、毎年、生徒さんの何人かが学校での音楽行事のピアノ伴奏者に立候補しますが、参加表明を受けて、まず指導者として私が一番最初にすることは
立候補した生徒さんの勇気を、心から褒め称える
ことです。
シンガポールの出張ピアノ教室/小4女の子初挑戦!音楽発表会のピアノ伴奏に立候補♬
シンガポールの出張ピアノ教室/これが私の望んでいた音!10歳女の子。
超一級の努力家。バンコクでもピアノ継続中/バンコクでも年長から小4まで 〜Kくんとのシンガポールのピアノレッスンの思い出。
そもそも音楽は音の芸術であり、優劣を競ったり、比較するものではないというのが、音楽家として、指導者としての私の考えです。
オーディションに立候補する最大の意義は、限られた時間の中で精一杯練習を積み重ねてベストを尽くし、納得のいく演奏をすることにあります。
当ピアノ教室の生徒さんは、どの生徒さんも、オーディションに立候補すると、結果な関係なく大きな学びを得て、グーンと自信をつけて、目覚ましい成長を遂げますよ。
中には残念な結果に終わり、「先生に叱られちゃう・・・涙」とガックリと肩を落としているお子さんもいると聞きますが(生徒さん談)
当ピアノ教室では、もし選ばれなくても、力を出し切って満足のいく演奏ができれば「合格」で大拍手。健闘を心から讃えたあとは気持ちを切り替えて、次の目標へとシフトチェンジです♬
結果は所詮、結果でしかありませんからね。必要以上にこだわる理由など、どこにもありません。
今回オーディションに参加することを決めた生徒さんは、塾の勉強で多忙な中でも、時間をやり繰りして、頑張って猛練習をすると心に決めたようでした。とても立派ですね。
何か手助けをしてあげたいところですが、学校の行事ですから、ピアノ指導者としてできることには限りがあり、良かれと思ってしゃしゃり出てしまっては、かえって生徒さんのためになりません。
私は、生徒さんの自主性に任せて、一歩引いた立場から、見守り役に徹することにして、一つだけアドバイスをしました。
オーディションまでの日数を逆算して、具体的な練習のスケジュールプランを作成したのです。
ただ単に回数だけを重ねて、闇雲に練習するのでは効率が上がりません。
オーディションまであと数日。ピアノの練習に使える時間は限られているのです。
昨夜、お母さんからLINEメッセージをいただき、早くも目標を達成しつつあるとのご連絡が入りました!想像以上の追い上げに、ただ、ただびっくりです。(感涙)
もう、それだけで私の中では「合格」であり「一番」ですが、生徒さんは、まだ満足していないようで、今日一日、さらに練習をして、その成果を動画で送ってくれるそうなので、私も負けてはいられません。更なる努力を続けなければ。
外は今にも泣き出しそうな空模様で、いつもより過ごしやすい気温ですが、私と、この生徒さんにとっては、ピアノを前に熱い午後になりそうです(笑)
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にマッチした、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
