これはNG!ピアノ発表会の服装について。

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

 

当ピアノ教室では現在、発表会に向けての練習が始まっています。

 

 

 

 

 

本番は、まだ数ヶ月先ですので、幼児の生徒さんは、まだ曲の練習に入っていない生徒さんもおりますが

 

 

 

 

 

本番を意識して「椅子にのぼらない」「鍵盤に手を置きながら座らない」など、人前で演奏するときの基本的なマナーやごあいさつの仕方などを少しずつ学びながら「気持ちを高めている」ところです。

 

 

 

 

 

当ピアノ教室では毎年発表会を実施しており、2022年の発表会は第26回目の開催となります。

 

 

 

 

 

もちろん、シンガポールの日本人のピアノの先生が主催する発表会では最多です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場は、皆さんお馴染みの日本人会の中にある「オーディトリウム(コンサートホール)」です。

 

 

 

 

 

昨年の発表会後に保護者の方々から寄せていただいたご感想は、以下の記事にまとめています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part1

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part2

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part3《司会スタッフ編》

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part4《祝!パパステージデビュー》

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part5《レセプションスタッフ編》

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part6《小さなふれあい編》

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part7《総集編》

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【第25回発表会】保護者の方々のご感想Part8《ゲスト編》

 

 

 

 

 

発表会は、生徒さんにとってもご家族にとっても心はずむ一大イベント。衣装選びを楽しみにするご家庭も多いですね。

 

 

 

 

 

憧れの衣装やアクセサリーがあったり、子どもなりのこだわりがあったり。できるだけお子さんの希望も尊重して、衣装を選んであげたいものです。

 

 

 

 

 

しかしマナー違反とも言える衣装や、「ピアノが弾きにくい」「明らかに浮いている」…これでは安心して参加できませんよね。

 

 

 

 

 

そこで今日は、主に幼児、小学生を対象にした、ピアノ発表会の衣装選びの「これだけはNG」というポイントに焦点をあてて、わかりやすくまとめてお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

NGその1「演奏しにくい衣装」。

 

 

 

 

ピアノの発表会は、ファッションショーやパーティではありません。「座りにくい」「弾きにくい」衣装では、お子さん自身が困ってしまいます。

 

 

 

 

 

「椅子に座りにくい」衣装として、以下のような服装が挙げられます。

 

 

 

 

◉ロング丈

 

 

◉すそが広がったボリュームのあるデザイン

 

 

◉サラサラして滑りやすい素材のドレス

 

 

 

 

どれも素敵で憧れますが、椅子に座りにくいので本末転倒です。

 

 

 

 

 

サラサラした素材のワンピースなどは、座った時に滑りやすく、身体が安定しません。

 

 

 

 

 

 

ピアノを演奏する時の椅子は浅く座りますので、座り方が不安定だとペダルを踏むのにも支障をきたしやすいため注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

次に「ピアノを弾きにくい」衣装としては、以下のようなデザインが挙げられます。

 

 

 

 

◉袖自体が広がっている

 

 

 

◉ぴったりとしていない長袖

 

 

 

◉長袖で手首回りが広がっている

 

 

 

 

 

 

お子さんが全く気にならないという場合もあるかも知れませんが、衣装を選ぶ際、これらの「腕まわり」に配慮する必要があることを頭の片隅に置いておけるとよいと思います。

 

 

 

 

 

普段は気にならなくても、緊張しているときは、些細なことで集中力が乱れてしまうことがあるからです。

 

 

 

 

 

 

男の子の衣装は、襟付きのシャツ+膝丈またはロングパンツのコーディネートを推奨していますが、中には大人を感じさせるスーツをキリリと着こなすお子さんもいます。

 

 

 

 

 

当ピアノ教室では、毎年発表会のたびにスーツを新調されていた生徒さんもおられましたよ。

 

 

 

 

 

生まれながらのエンタティナー〜10歳タロウくんとのシンガポールピアノレッスンの思い出〜。

 

 

 

 

 

ジャケットを着た状態は、両手が上がりにくく、ピアノが弾きにくい場合があるので注意しましょう。

 

 

 

 

もちろん気にならなければ構いませんが、もし弾きにくければ無理は禁物。ジャケットは脱いだ方が無難です。

 

 

 

 

 

集合写真やその他の時に、ジャケットを着用すればよいでしょう。

 

 

 

 

NGその2「演奏しにくいヘアスタイルやアクセサリー」。

 

 

 

 

一生懸命にオシャレをしても、お子さんが気にして触ってばかりでは、結果的に演奏の妨げとなってしまいます。

 

 

 

 

普段つけ慣れていないアクセサリーは、想定外の不調が生じてしまうおそれもあります。

 

 

 

 

◉イヤリングで頭痛

 

 

 

◉重いネックレスで身体がだるくなる

 

 

 

 

など。長時間つけることで、不快感が増すアクセサリーもありますよね。

 

 

 

 

 

本番前は、どの生徒さんも、普段よりもナーバスになっています。

 

 

 

 

コーディネートは、あくまでも、お子さんが最後まで笑顔でいられることを最優先しましょう。

 

 

 

 

 

髪形はアップスタイルが基本ですが、中にはおろしたい子もいるでしょう。

 

 

 

 

 

どちらにしても、顔が隠れてしまうスタイルはNGです。

 

 

 

 

 

ヘアアクセサリーは右側につけると、演奏中も目立ちますよ!客席は向かって右側だからです。

 

 

 

 

 

また、髪をきつく結ぶと頭が痛くなりやすいお子さんは注意が必要です。

 

 

 

 

 

ヘアスタイルもヘアアクセサリーも、必ず事前に長時間試して確認しておきましょう。同時に、ピアノを弾く練習もしておくと、本番のシミュレーションができるので安心ですね。

 

 

 

 

 

カチューシャは、ジャストサイズの慣れているものでも、ピアノを弾いているうちに、だんだん下に落ちてきやすいので、特に注意が必要です。

 

 

 

 

 

NGその3 「カジュアルな装い」。

 

 

 

 

カジュアルとは、「格式ばらず、くつろいでいるさま」「気軽な服装」。

 

 

 

 

 

ピアノの発表会は、日頃の練習の成果を多くの方々に披露する場です。

 

 

 

 

 

お子さんが着たい衣装を尊重する中でも、最低限のTPOはわきまえたいもの。

 

 

 

 

 

コンサートホール会場では、演奏者、来場者ともに最低限、以下のようなカジュアルスタイルは避けるのがマナーです。

 

 

 

 

◉Tシャツ、トレーナー

 

 

◉デニム、ジーンズ素材

 

 

◉スウェット素材

 

 

 

 

演奏者の靴に関しては、以下は、基本的にNGです。

 

 

 

◉サンダルやミュール

 

 

◉カジュアルなスニーカー

 

 

◉ブーツ

 

 

 

 

サンダルやミュールは歩きにくく、ステージで脱げてしまったり転倒の危険があります。ミュールは、板張りのステージを歩くたびに、カタカタと耳障りな音も鳴ってしまいます。

 

 

 

 

 

ペダルを使う場合も、感覚が鈍って踏みにくいですしね。集中力が欠け、ミスにつながります。

 

 

 

 

 

厚底のスニーカーやブーツも同様の理由でNGです。ただ、普段スポーティな服装を好むお子さんは、スニーカーを履きたがるかもしれません。

 

 

 

 

 

「どうしても」の時は「新品」または「よそゆき」のきれいな物、シンプルなデザインを選びましょう。

 

 

 

 

 

NGその4「サイズが合わない衣装や靴」。

 

 

 

 

 

ドレスの場合、あまり着る機会がありませんよね。「大きめのサイズを購入して来年も」と思う方もいるかもしれません。また、知り合いやお友達からお下がりをいただくこともありますね。

 

 

 

 

 

しかし、大きめのサイズだと、以下のような心配があります。

 

 

 

 

 

◉肩の部分が落ちてしまう

 

 

 

◉胸元やインナーが丸見えになってしまう

 

 

 

◉肩の部分がリボンや紐のようなタイプの場合、下がってしまう

 

 

 

 

 

また、同じ「130cm」や「140cm」のようなサイズでも、痩せている子と肉付きのよい子では、シルエットがまるで変わってきます。

 

 

 

 

 

 

普段着と違って、ドレスやワンピースは特に身体のラインを拾いやすいので、サイズへの注意が必要ですよ。

 

 

 

 

 

 

ジャケットも、サイズが大きすぎると見栄えがよくない上に、袖が長くて手が隠れてしまうので、演奏しにくいでしょう。

 

 

 

 

 

 

事情があってどうしても着せたい場合は、可能な限り丈をつめるなど、事前に調節をしましょう。

 

 

 

 

 

反対に小さすぎる服装も、見栄えが悪いだけでなく演奏のしにくさにつながります。

 

 

 

 

 

お子さんがきつくて不快なまま1日を過ごすのも気の毒ですよね。

 

 

 

 

 

靴も同様です。大きすぎるサイズの物は、歩いていて脱げる恐れがあり、かばって歩くと事故にもつながりやすいです。また、小さすぎるサイズを無理して履かせるのも痛みをこらえながらとなり、かわいそうですよ。

 

 

 

 

 

以上、ざっとまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 

 

 

 

レッスンで、保護者の方から衣装選びのご相談をいただくと、気持ちが弾みます。

 

 

 

 

おうちの方と一緒にあれこれとお話ししながら「最適の1着」を決めていくのは、私にとってもワクワクする楽しい時間でもあります♬

 

 

 

 

 

服装まで真剣に考えてくださり嬉しいです。ありがとうございます。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに私自身は、足さばきに気を使うロングドレスは、発表会に着用しません。

 

 

 

 

 

 

私個人のリサイタルではないからです。

 

 

 

 

 

発表会の主役はあくまで生徒さんたち一人一人であると考えます。

 

 

 

 

 

私は会の主催者として万が一に備え、いつでも身軽に、機敏に動けるようにしておく必要もあります。

 

 

 

 

 

小さなお子さんは、いつ、何が起こるかわからないので、いっときも目を離すことができませんからね。

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンでは、今後、発表会に向けて、お辞儀の仕方など、いよいよ具体的に本番を想定したリハーサル的な内容もはじまりますよ。

 

 

 

 

ワクワクが加速気味♬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。
 
 

 

 

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
 
 

 

 
プロフィール
 
 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 

 

 

指導方針
 
 

 
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