こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
本日、7月12日は、母の18回目の命日です。
そこで今日から3日間、当公式ブログでは、母を偲んで、先日収録した演奏をお届けいたします。
わたしの両親は2人ともすでに他界しています。
言葉では語り尽くせない思いがあり、思い出さない日は1日とてなく
何をしても、どこに行っても心の片隅に一緒にいます。
両親が、もうこの世にいない現実を受け止めることはできても、決して納得なんてできないし、さびしさを完全に乗り越えたかといったら正直自信がないけれど、時を経て
生きてて楽しいと思えることが自分ができる親孝行。
やっと、そう胸を張れるまでになりました。
これからも迷ったり悩んだり、自分の在り方を問い直しながら、自分なりの「楽しい」を極めていきたいと思います。
本日お届けするのは、葉加瀬 太郎さん作曲の
✨Another Sky✨
当時は、シンガポール⇄羽田のフライトはなく、一時帰国で降り立つのは成田でした。
着陸すると、いつものANAの機内で、おなじみの、この曲が流れて…
イミグレを通過して荷物を受け取り「おもて」に出たら、向かって左側に一列に並んでいる公衆電話に速足で向かい、母に一報を入れるのがお約束でした。
2007年7月当時は、携帯はすでにあったけれど、まだスマホは世の中に存在しておらず、ネット回線も不安定だし、海外ローミングのサービスも、庶民には手が届かないほど高額だったのですよ。
弾いているうちに、あの頃のことが蘇り、何ともいえない、なつかしさが込み上げて、胸がいっぱいになりました。
前にも書きましたが、現在ANA機内で流れる、上品なオーケストラバージョンより、躍動感のあるオリジナルアレンジが個人的に断然好き。
復活を切に願います!
この声が届くといいな。(カスタマーサービスにメッセージをしたらいいのかもしれないけれど…イマイチ勇気がでないのです💦)
それにしても、おとといの羽田は大雨の影響を受けて、それはもう大変だったようです。
空の悪天候に抗うことはできないけれど、その中で命をかけて安全を支えてくださる方々の姿が浮かびます。
雷雨の中で運航を支える人々、風や雨の状態や変化をにらみ、常に離着陸のタイミングや到着空港の変更判断変便を迫られるフライトの世界。
コロナを経験し、私たちはいつも予定通りに、自分の予想した通りに、ことが進むのがあたりまえだなんて思考は傲慢だし幻想でしかないのだと知りました。
天候に限らず、地球規模で、世界規模で、いま、様々なことが変動しています。これからの時代に必要なのは、臨機応変な「対応力」や「決断力」ですね。
◆追伸◆
エレクトーンのシーケンサーデータと、楽譜の入った曲集を送ってくれた明美先生のおかげで、このタイミングで、この曲を弾くことが叶いました。
いつもほんとにありがとう💝
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。