シンガポールの出張ピアノ教室/小さな「つまづき」が心を育てる。

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室

fairy wish creation

講師の塚越 則子です。

 

今日は発表会に関するお話です。

 

シンガポールの出張ピアノ教室/10月開催!第29回発表会の準備が進んでいます🎶

 

おうちの方へ💌

 

「本番で、もし間違えちゃったらどうしよう」

 

そう思うことって、ありませんか?

 

小さな「つまずき」が、心を育てます。

 

しかし一方で

 

当ピアノ教室では、長年の経験を活かし、本番で大きなミスが起きないように責任を持って万全の準備を整えあらゆる事態を想定しながら、じっくりと時間をかけ丁寧な指導をしています。

 

発表会を終えたあと、毎年、子どもたちはそれぞれの物語を胸に、ステージをあとにします。

 

満足げな笑みを浮かべる子がいる一方で

 

ある子は、思うように弾けず、静かに涙をこぼします。
ある子は、悔しそうに唇をかみしめます。

 

「いつもはもっと上手にできたのに」

 

そんな心の声が聞こえるようです。

 

でも私は知っています。

 

その涙こそ、真剣に向き合ってきた日々の証であり、その悔しさの中には、「もっとよくなりたい」という、前向きな心が芽生えていることを。

 

実は、失敗のように見えるその瞬間こそが、子どもたちの「革命」の始まりです。

 

当ピアノ教室では、発表会を、単なる「人前での演奏を経験する場」と位置付けていません。

 

練習の過程も大切にし、大きな失敗で自信をなくしてしまわないように、安心して舞台に立てるように、日々の指導では一人ひとりの年齢や性格、心の状態や伸びしろなどに合わせて細やかに心を砕き、入念に準備を重ねています。

 

直前では何度も舞台を想定した練習をして

 

「よし、本番も、これで大丈夫」

 

と、責任を持って、おうちの方に宣言できるところまで、全力をかけて、とことん指導しています。

 

それでも、予想外の出来事は起こります。

 

それが“本番”であり、“生きた経験”です。

 

決して計算通りにはいかない

 

そして

 

完璧など、そもそも存在しない

 

だからこそ私たちは、たとえつまずいたとしても、そこから立ち上がろうとする勇気を尊いと感じ、心が動くのです。

 

フィギュアスケート競技を思い浮かべてください。

 

2018年平昌オリンピックで羽生結弦選手は、転倒しても金メダルを獲得したではありませんか!

 

発表会も一緒です。

 

 

失敗しても、自分は大丈夫✨

 

 

そう思える経験は、とても貴重です。一つでも多く積み重ねて、将来への自信を培い、心の土台をしっかりと固めれば、どんな困難にもめげず、たくましく生き抜いていく心が着実に育つからです。

 

 

間違えたからこそ「もっと練習しよう」と思えるし

 

 

悔しさを味わったからこそ、「次こそは!」という新たなエネルギーが生まれる。

 

 

そして何より、「失敗しても大丈夫」「また次がある」と気づいたとき、“揺るぎない力”を手中に収めることができます。

 

 

私たち大人は、本番の演奏の出来栄えの良し悪しばかりに執着して、子どもを追い詰めたり、目先のことにとらわれ、いらぬ不安に心を支配されていたら、本当に大切なものを見失ってしまいます。もっと大きく広い視点を持ち

 

 

「よく、ここまで頑張ってきたね」

 

 

「立派だね」

 

 

と、努力をねぎらい

 

 

晴れやかな気分で背中を押してあげましょう。(ドキドキは隠してね😃)

 

 

失敗を恐れず挑戦してみる勇気、やり遂げた達成感、うまくいかなかった悔しさ、そしてその感情と折り合いをつけ、そこからの一歩….

 

 

私は、それらをピアノを通じて伝えていくことこそ、ピアノ指導者の究極の使命だと念じながら日々、一人一人と真剣に向き合い、心を込めて指導にあたっています。発表会に限らず普段のレッスンでも同じです。

 

 

保護者の皆さま、どうか忘れないでください。

 

 

本番の、たった一回の演奏の良し悪しでで、お子さんの価値を計ることなど誰にもできません。ですので

 

 

たとえ思うようにいかなくても落ち込む必要など全くありません。

 

 

うまくいかなかった時の悔しい気持ちは痛いほどわかります。でもね、大切なのは

 

 

そこではありません。

 

 

本気で打ち込んだ時間、それこそが何よりの勲章です。

 

 

「うちの子は本番に弱いから」

 

 

という方がおられますが、それは弱いのではなく、実力がないのではなく、ただ単純に

 

 

経験不足

 

 

ここ1番の時の集中力や度胸は、場数を踏めば踏むほど磨かれていくものなのですよ。子どもの未知なる力をみくびってはいけません。

 

 

私自身、子ども時代からの多くの演奏経験を通じて、満足のいく演奏だけではなく、悔しい思いもたくさんして、たくさんの涙を流してきました。

 

 

そして、指導者に立場が変わってからも、かつての私と同じような思いをしている子どもたちと、これまでたくさん接しながら気持ちを共有し、成長を間近で見てきました。だからこそ、はっきりと断言できます。

 

 

発表会は、演奏を披露することが最終ゴールではありません。

 

 

挑戦する心、あきらめない心、努力の重み、自分を信じる勇気、他人を思いやる心

 

 

それらを、経験を通して学ぶことにこそ真の価値がある。

 

 

そう。

 

 

発表会のステージは、心の成長を促す神聖な場でもあるのです。

 

 

最後に。

 

 

当ピアノ教室の生徒さんたちは、ほんとうに

 

 

素晴らしい

 

 

まだ本番を迎えていないけれど、練習に入ったその日から「発表会」は、すでに始まっていることを自覚しており、取り組み方にも日増しに変化が出てきました。めざましく成長しています。

 

 

ひとりひとりがいま、一生懸命に、そして真摯にピアノに向かい、日々練習に取り組んでいる、その姿に、則子先生も大いに刺激を受けていますよ。

 

 

みんな、ありがとう💝

 

 

先生も、準備頑張るね。

 

 

私には、一抹の不安もありません。というより

 

 

本番が楽しみで仕方がない😆

 

 

保護者のみなさん、我が子の晴れの日に大いに期待してくださいね。

 

これからさ・ら・に・良くなっていきます✨

 

お子さんの歩みに寄り添い、成長を喜び合いながら、ともに進んでまいりましょう😃

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 指導方針

ピアノレッスン

 

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