こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のエキスパートです。
ハミングで曲のタイトルがわかるアプリ「Sound Hound」。
みなさんは、こんな経験がありませんか?
「この曲、聞いたことあるけど、タイトルって何だっけ?」
「この曲、いいなぁ、タイトルが知りたいな」
今日は、そんな時に便利な「音楽認識アプリ」「Sound Hound」をご紹介します。
私は、2008年に発表された、Melodis Corporationの「midomi mobile」という前身アプリの時代から、この「Sound Hound」の大ファンで、時々利用しています。
当初、このアプリは、ハミング検索をメイン機能としてリリースされましたが、ユーザのニーズを考慮し、オリジナル曲検索への対応も強化を目指して2010年、アプリ名および社名を「Sound Hound」に変更したのに合わせてロゴデザインをリニューアルし、機能も大幅に進化させて現在に至ります。
日本法人代表取締役は、中島寛子氏。
日本では、ヤマハ、カラオケJOYSOUNDのエクシング、レコチョクなどとのパートナーシップがあり、KDDIのauスマートパスや楽曲検索へのサービス提供や、カシオ計算機のG-SHOCK GBA-400へのライセンス提供など、幅広い展開をしています。
飲食店やカフェ、ショッピングセンターなどで流れているBGMの曲が知りたくなったときに役立つのが、音楽検索アプリです。
「Sound Hound」の最大の特徴は、他の音楽認識アプリと違い、鼻歌でも楽曲を検索できる点。
通常、一般的な音楽認識アプリでは楽曲そのものを聴かせないと、その曲のタイトルやアーティスト名を認識しません。
しかし「Sound Hound」は鼻歌でも楽曲の認識が可能です。
アプリのレビューによれば、音痴の方の鼻歌でもかなりの精度で認識してくれるとのこと。何とも心強いですね!
「Sound Hound」は音楽の認識ができるほか、歌詞ページに気軽に移動することができたり、AppleMusicですぐに楽曲を購入できたりと便利な機能が豊富に揃っています。
検索された楽曲やこれから人気が出そうな楽曲のランキング、当日が誕生日のアーティストの楽曲など、さまざまな視点から世界中の音楽を見つけられるようになっているのも面白い特徴です。
聴き慣れた自分の好みの音楽ジャンルから離れ、他の人が気になっているものや他国で人気の音楽に触れてみれば、これまで聴いたことのない自分の心の琴線に触れる音楽に出会えて、新しい世界が広がるかもしれませんね。
様々なジャンルの曲を聴いて、曲の良さを感じることは、ピアノ上達のために大切です。
私は普段から音楽のプロとして、多種多様なジャンルの演奏や指導に対応できるように、日頃から様々な種類の音楽を、なるべく偏りなく聴くようにしています。
【ママからのご質問④】ピアノの先生は、普段どんな音楽を聴いていますか?
演奏家としての視点から見た場合、プロは、好みではない曲を弾かなければいけないこともあります。
そんな時でも、自分がいざ演奏するとなれば、「自分の作品」として、いかなる状況の時も、クオリティの高い演奏が要求されます。
気持ちが乗らず、いい演奏ができないとしても、「好きではないから」と、個人の嗜好を理由にした言い訳など一切許されないのです。
そのため私は常に「聴く」時も「自分が弾く」ことを想定しながら、全ての楽曲への愛情を持つように心がけています。
それぞれの楽曲には、それぞれの良さが必ずあります。
いろいろなジャンルの曲に触れて、それぞれの曲の持つ「素晴らしさのエッセンス」をキャッチできる感性を、日頃から養っておくことも、ピアノ上達のためには、とても大切ですよ。
「Sound Hound」で検索した曲は??
私がこの「Sound Hound」を最近利用したのは、先週の金曜日の夜。シンガポールに、再び「都市封鎖」の衝撃のニュースが流れた日です。
帰りのタクシーでラジオから流れてきたC-POPの曲に聞き覚えがありましたが、題名は知りません。
確か8年くらい前に、タクシーに乗ると時々かかっていた曲で、イントロが流れた瞬間に懐かしい気持ちになりました。サビの部分で何度か
「ファーシャン」
と聞こえます。どうやら花の香りが、愛しい君のことを思い出す、というような歌詞の内容ようです。
(ちなみに私の中国語のレベルは、相手の話の中身が大筋で理解できる程度で、積極的に会話をすることはありません)
私は曲を聴くと頭に「ド、レ、ミ」が自動的に思い浮かびます。
シンガポールの出張ピアノ教室/則子先生の日常【あるある】?!
自宅に戻り、早速「Sound Hound」を使って「ドレミ」で歌って検索してみると、すぐに曲のタイトルがわかりました!
頭の中ではひねったタイトルを想像していたので、曲の題名が「花香」と、直球ストレートだったことに、思わず笑ってしまいました。
当ピアノ教室は、現在オンラインレッスンで、全ての生徒さんがピアノレッスンを楽しく継続中です。
昨年の初め、新型コロナ肺炎の感染者がシンガポールで確認されて以来、私は感染予防に万全を期すため、レッスン間の移動は、ほぼ全てタクシーを利用しています。
タクシーの運転手さんは、車内を快適空間にするためにアロマを炊いていたり、スピーカーシステムに凝っていたりと様々な工夫をしていますね。
私は移動の間、すぐに返信しなくてはいけないメッセージを打つ時、車内の音楽の音量を下げてもらうように、お願いすることがあります。
「はい」「いいえ」などのシンプルな回答で済む時はいいのですが、音楽が、ある程度のボリュームで鳴っていると、自動的にそちらに気持ちが集中してしまい、メッセージの内容をじっくりと考えることができなくなってしまうからです。
先週の金曜日、全てのレッスンを終えて自宅に向かう車中では、急いで返信する必要のあるメッセージの受信はありませんでした。
ローカルラジオFM93.3から流れる、爽やかな「花香」のサウンドを聴きながら、私は記憶の中に残る音と照らし合わせながら
そうそう、ここは半終止
次は、2コーラス目にリピートする前にsus4が2回
などと「答え合わせ」を楽しみながら、窓の外を通り過ぎていくマリーナベイエリの景色を、ただぼんやりと眺めていました。
オンラインレッスンの期間中は、この「ザ、シンガポール」の風景とも、しばしお別れです。
当ピアノ教室は、現在、昨年の4月から6月のサーキットブレイカー期間中と同様に、全ての出張レッスンを、オンラインレッスン(zoom使用)に切り替えて実施しています。
シンガポールの出張ピアノ教室/本日からオンラインでレッスンを継続します!
シンガポールの出張ピアノ教室/初オンラインレッスン、果たしてその結果は?(小1&年長兄妹)
当ピアノ教室では、先週、初めてのオンラインピアノレッスンを受講した生徒さんも何人かおられましたが
♬ピアノ楽しかった!
♬先生とお話できて嬉しかった!
など、心温まるメッセージが早速届いており、感謝の気持ちでいっぱいです♡
明日は、それらのお便りをご紹介しますね♬ どうぞお楽しみに。