こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日の投稿は、当公式ブログ連日投稿500回を記念した特別企画の5日目です。
第1日目
第2日目
第3日目
シンガポールの出張ピアノ教室【ブログ連日投稿500回記念】お母さんからのメッセージより③(年中さん、小学3年&5年生)。
第4日目
5日目、最終日のトリを飾るのは、Dくん、Kちゃんご姉弟のお母さんからいただいたメッセージのご紹介です。
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塚越先生、ブログ連続500日投稿、おめでとうございます!
いつも先生のブログを楽しく拝読しております。
1日も欠かさず、写真付きで長い文章を書き続けるのは並大抵のことではありません。
ブログのネタが次々と溢れてくるとおっしゃった先生。すごいの一言です!本当に頭が下がります。
塚越先生と私達を繋いだのは先生のブログです。
先生に出会い、ハッピー♡ピアノライフを送れるようになったことに感謝しながら、子供達のピアノ練習を応援していきたいと思います。
これからも子供達への愛あふれる先生のブログを楽しみにしています!
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お母さん、ありがとうございます!
Dくん、Kちゃんとの出会いは、半年ほど前にさかのぼります。初めてお会いしたときに
先生のブログをずっと長い間拝見していました!
とお声掛けをいただいた瞬間、新鮮な感動に包まれたのが、まるで昨日のことのようです。
ブログに投稿した内容などを中心に、初対面とは思えないほど、いろいろお話が弾みましたね。忘れられない嬉しい思い出です♬
自身の音楽人生半世紀の記念に、ピアノ指導の足跡を形で残していきたいと思い立ち、公式ホームページを設立してから、早くも1年半が経ちました。
〜多くのみなさまの目に留まり、注目されるようになるには、きっと数年かかるだろう〜
もともと気長なタイプの私は、ホームページ開設当初、いたって呑気に構えていましたが
いざ蓋を開けてみると、ホームページ開設直後から、大変多くの方々からのアクセスやブログ閲覧があり
気がつけば、当ピアノ教室の公式サイトは、シンガポールのピアノ教室のサイトのトップにまで押し上げていただいていました。これは、この小さな南の国に
ピアノを弾きたい!
ピアノを習いたい!
我が子にピアノを弾けるようになってもらいたい!
よい先生と出会いたい!
様々なピアノへの熱い想いを胸に抱いている日本人の方々が、とても大勢おられるということを意味していることに他なりません。
改めて、ピアノの先生として、シンガポールで生きていく責任の重さをひしひしと実感しています。
ホームページを開設以来〈身体中に音楽の血が流れている〉私は、こんなにたくさんのピアノ愛で心が結ばれた仲間がシンガポールに存在している現実を知り、喜びを抑えきれずにいます。
当ピアノ教室は、公式サイトやご紹介を通じて、毎週のように、ご入会希望や体験レッスンへのお問い合わせをいただいており、2021年10月末現在も、全ての曜日が満室の状態にあり、新規の生徒さんのレッスン開始までお時間をいただく状況となっております。
シンガポールの出張ピアノ教室/多くのお問い合わせをいただき、ありがとうございます。
ときには現在のレッスンでの折り入ったお悩みや、楽器についてのご相談を受けることもあります。
当ピアノ教室は、全ての業務を講師、塚越 則子が1人で行っているため、できることには自ずと限界がありますが
これからも、シンガポールで一番長い指導歴の日本人ピアノ講師として、みなさまからの信頼に全力で応えてまいります!
【シンガポールで1番最初にピアノ教室を開講した日本人のピアノの先生】として、28年間、ご紹介のみで生徒さんとの出逢いを紡いできた私にとって
ネットを介して
文章を通して
私の存在を知ってくださり
私に興味を抱いてくださり
大切な我が子のピアノ人生を委ねようと決意してくださる方々と出逢い
一期一会のご縁を繋ぐことができることは、まるで夢のような奇跡です。心から感謝すると同時に、改めて時代の変化を実感します。
私がシンガポールでピアノの先生としてデビューした1992年当時は、携帯電話もなく、ネットもなく、初めてのレッスンのお宅に伺うときには、時間に余裕を持って出向いても、迷って、迷って汗だくになりながら、炎天下を全速力で走り、間一髪で間に合うようなことも日常茶飯事でした。
途中でスコールに合い、全身びしょ濡れで着替えをお借りしたことや、暑さでサンダルが溶けて崩壊し、裸足で歩いたことも1度や2度ではありません。
セキュリティに意地悪をされたり(身分証明のICを預けないとコンドミニアム内に入れない規則?・・・)タクシーで、緊急のメッセージを打っている間に考えられない遠回りをされたり、エレベーターが故障して、30分間、中に1人で閉じ込められたこともあります。。。
シンガポールの出張ピアノ教室/出張レッスンハプニング編①リフトに閉じ込められちゃった!
しかし、私はそれらの出来事を辛いと感じたことは、一度もありません。
シンガポールで、個人教室を開いてピアノの先生をするということとはそういうことだと心得て、最初から強い覚悟を持って臨んでいるからです。
辛いなら、すべてやめればいい。
私はいつもそう自分に言い聞かせています。
苦労の片鱗を漂わせた、気難しい雰囲気のピアノの先生なんて、誰だってイヤですよね?!
子どもたちの心を豊かに育てるはずの情操教育なのに、逆に良からぬ影響を及ぼしてしまいかねません。
もちろん私は24時間「ピアノの先生」でいるわけではありませんが
どこで何をしていても「ピアノの先生」とは、ピアノで幸せと喜びを感じてもらうお役目を担った、音楽の力を届ける存在であるというプライドとともに、毎日を生きることを信条としています。
シンガポールではみなさんご存知のように、【先生のお家に通うピアノレッスン】の開講が一切認められていません。
これは日本とは大きく異なる点なので、ピアノ教室選びをする段階で、この法律の存在を知り、驚かれる保護者の方も多いようです。
集合住宅が多く、様々な人種が暮らすシンガポールでは、違う文化背景を持つ住民同士が、お互いに助け合って心地よい住環境を守るためのルールは、環境省により法律として厳しく定められています。
シンガポールの法律である以上、この規則は、VISAの種類に関係なく、シンガポール人、私たちPR(永住権)保持者あってもでも同じ条件下で守らなければいけない決まり事ですが
この「制約」があったからこそ、私は30年の間、シンガポールという異国の地で、まだ、在星日本人の誰もやったことがない「出張ピアノレッスン」の形を確立していくために、ときに初心に立ち返り、信念を見つめ直しながら、多くの皆さまに支えていただき、日々前進を続けることができたのかもしれないと感じています。
シンガポールでもし、日本と同じようなスタイルで自宅でピアノ教室を開講できるとなったら、出張レッスンよりも遥かに体力的に楽チンな分、心の片隅に怠惰な気持ちが芽生えてしまいそう・・・
四季のある国で育ってきた日本人の私たちにとっての南国暮らしは、何年いても、やはり身体にこたえますし
何より時間に余裕ができれば選択肢が増えて、様々な「誘惑」に負けてしまう可能性も充分アリですしね。人間誰しも楽な方へと流されてしまいがちです(笑)
私がシンガポールでピアノ教室を始めた当時、生徒さんはたった2人でした。今ではその20倍以上の音楽人生に責任を持つ立場となりましたが、胸に抱く思いはあの頃と全く変わりません。
どんな状況でも音楽を学ぶ環境を守り抜き
ピアノを奏でる喜びの実現のために常に全力を尽くしていきます!
ブログを通して〈新しい世界へ勇気をもって飛び出すこと〉〈小さな行動をコツコツ地道に積み重ねること〉が、大きな幸せを運んでくれることを、これからも証明していきます!
Dくん、Kちゃん、お母さん!
出会うことができて、一緒にレッスンができて幸せです。
これからも質の高いレッスンの実現を目指して、より精進してまいります。
よろしくお願いいたします♡