こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日のタイトルの言葉は、北京オリンピックフィギュアスケート男子シングルに出場し、4位だったものの「クワッドアクセル(4回転半)」が初めて認定された羽生結弦選手が、2月14日、北京で記者会見を開き、自身にとって「挑戦」とは何かを語ったときの発言です。
会見で「挑戦とは何か」を問われた羽生選手は
「きっと、僕だけが特別なのではない」
と切り出し
「何一つ挑戦じゃないことなんて、存在しない」
と自らの考えを明かしました。
まず羽生選手は
「きっと別に僕だけが特別だとは何も思ってなくて、別に王者だったからとかじゃなくて、みんな生活の中で何かしら挑戦してるんだと思います」
と語りました。そして
「それが大きいことだったり、目に見えることだったり、報道されることだったり。それだけの違いだと僕は思っていて、それが生きるって事だと僕は思います」
と言い切りました。
「何一つ挑戦じゃないことなんて、存在してないんじゃないかな」と羽生選手。
「それが僕にとって4A(クワッドアクセル)だったり、このオリンピックというもので繋がっていたり。ただそれだけだったなぁと。
だから僕も挑戦をすごく大事にしてここまできましたけど、皆さんも何かちょっとでもいいから
『自分挑戦していたんだなあ』とか
『羽生結弦はこんなに褒めてもらえてるけど実は褒められることなのかな』って
自分のことを認められるきっかけになっていたら嬉しいなって僕は思います」
と締めくくりました。
当ピアノ教室のリトルピアニストたちも、羽生結弦選手と同じように、努力を積み重ね、日々新たな挑戦に挑み続けています。
今日ご紹介するのは、小学3年生Yちゃんのレッスンでの練習の一コマです。
この日のRちゃんの、一生懸命に動く手元を見守りながら、私の胸の中にはシンガーソングライターの松任谷由実さんが自身のTwitterに寄せたメッセージが思い浮かんでいました。
「羽生選手の演技に、涙がぼろぼろ止まらなかった。
倒れても、倒れても、崩れない 強靭な”美”が、日本人を、人類を支えているんだと、確かに思えた。メダリスト達以上に、私にとって価値あるものだった」
フィギアスケートの世界もピアノの世界も同じだなぁと思います。
先日YouTubeで観ていたショパンコンクールでは、ミスタッチは誰にでもあるものとしてみなされていて、その上で何ができるのかの審査内容だったように感じました。
フィギアスケートでは解説でも「ミスが…ミスが…」と強調されます、競技である以上、順位を決めるために点数化する必要があるので、色々難しい点はあるとはいえ
羽生結弦選手の4A(クワッドアクセル)への飽くなき挑戦を観て、ノーミスを意識しすぎるよりも、心を掴む表現力、そのために必要な高度な技術へのチャレンジそのものが、もっとクローズアップされて評価の対象になればいいなと改めて感じた、則子せんせーです。
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
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