こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR（永住権）保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子（つかごし のりこ）は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
昨日は、レッスンに行く先々で、笑いに満ち溢れた、楽しい1日でした。
笑うかどには福来たる！
シンガポールは現在、オミクロン株の感染が徐々に増加しており、これからピークを迎えそうな勢いですが、政府は
想定していなかった事態ではない
とし、医療体制もコントロール下にあり、重症化率は極めて少ないので、落ち着いて対処するようにと、連日繰り返し伝えています。
当ピアノ教室では、生徒さん、保護者の方々の健康と安全を最優先に独自のガイドラインを作成し、現在、通常通り出張レッスンを実施しています。
※明日、2月18日からHRWは廃止され、HRN( Health Risk Notice)となり、期間も7日間から5日間へと短縮されます。
昨日は、シンガポール政府より、一部規制緩和の発表もありました！
グループ規制は5人のままですが、シンガポール国民、PR保持者以外の長期滞在者の入国申請が必要なくなるなど、国交の正常化に向けて、さらに一歩前進したニュースがあり、日本との行き来に明るい兆しが見えてきました。
ピアノの先生として、1番インパクトを受けたニュースは、何といってもこちら。
※CNA公式サイトより
マスクなしの場合は、引き続き1メートルの距離を保つことが求められますが
マスクをしていれば、セーフティディスタンスは必須ではなくなります。
幼児のピアノ指導は、手に手を添えながら正しいフォームを無理なく覚えてもらうことが基本中の基本。
特に導入期のレッスンでは、口で説明しただけでは理解が十分ではありません。
理解が十分でなけば再現性も低くなり、再現性が低ければ、なかなか身につかないので、できるまでに時間がかかり、余分な苦労をさせてしまいます。
指導に熱中していると当然、お互いの距離は近くなるわけですが、今までは、慎重に、慎重に、さらに慎重に、それこそ
ワンアクション、ワンプッシュ
の勢いで、手指のアルコール消毒を欠かさずの指導でしたので
これからは少しずつ緊張を緩めていってもいいのかしら？
と思った瞬間、不覚にも涙腺が緩みそうになってしまいました。。。
とはいえ、この2年の間「シュッ」は、当ピアノ教室のレッスンでは、すでに習慣化しており、消毒はもちろんのこと
❤︎繰り返し練習の気分転換や
❤︎集中力を蘇らせるために
「シュッってやる？」
と尋ねると、みんな一様に
「やる♬」
と元気に即答し、喜んで手を差し出す仕草が可愛くて、心の中で【萌えが止まらない状態】の私にとって
この、あどけない姿は、しばらくすると、もう思い出の中でしか見ることができなくなるのかなぁ〜
と思うと、一抹の寂しさも感じてしまうから不思議です。
さて、昨日のレッスンで、「アヴェ・マリア」の左手のアルペジオの反復練習に臨んだ、7歳のRちゃんですが
学校の音楽の授業でも相当頑張ってきたようで、右手にはその勲章の証がしっかりと・・・
ウクレレの練習に集中するあまり、親指に豆ができて潰れていたことに気がつかなかったそうです。
その指先を見ただけで指がジンジンと痛んできそうで切ない気持ちになりましたが、お母さんにバンドエイドを貼ってもらい、全く弱音を吐くことなく最後までレッスンをやり遂げた姿は、とても凛々しく、大変立派でした。
日付を自分で書きたい!
とのことだったので書いてもらうと、なんと英語です。
「すごいね。全部英語で書けるんだね」
とビックリしていると
「英語の方が簡単だよ。だって漢字もないし」
と涼しい顔。そんなふうにサラリと言ってみたいものだと感心してしまいました!
日付の左横には、嬉しいメッセージも書き添えてくれて幸せ♡
その下に小さく書いた「キツネ」は、なんと、Rちゃん自作のマンガのメインキャラクターなのだそうです。
マスク生活が2年続き、幼稚園、学校でも厳しく指導を受けているせいか、お家の人以外の人と会うときにマスクなしだと抵抗を感じたり、こわいと思うお子さんも少なからず存在するシンガポール。
無理もありませんよね・・・
昨日の政府の発表では、この先、また新種株が猛威をふるった場合は厳しい規制に戻る時もあるとのことでしたが
アフターコロナになって、マスクが必要ない日常を取り戻したら、子どもたちがより心地よく、リラックスしてレッスンを受けられる「お楽しみ」のアイデアを、そろそろ具体的に準備しておこう♬
そう心に決めた、則子せんせーです。
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
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