こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日は、クリスマスシーズンにちなんで、エルトン・ジョンがエド・シーランと一緒にヤマハの赤いピアノで演奏し、クリスマスソングをコラボレートしているYouTube動画をご紹介します。
著作権により保護されているので、こちらで直接シェアはできませんが、興味のある方は、ご自身で検索して視聴してみてくださいね。タイトルは
Ed Sheeran & Elton John – Merry Christmas [Official Video]
です。
エルトン・ジョンの公式サイトでは、演奏を聴けるだけではなく、動画制作のストーリーも紹介されています。
今回、エルトンジョンが弾いているのは「レッドピアノ」で使用されていた、ヤマハの赤いグランドピアノです。
レッド・ピアノ(The Red Piano)は、イギリスのピアニスト、シンガーソングライターのエルトン・ジョンが、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスのシーザーズ・パレスで行なっていた長期公演である。 レッドピアノ「Wikipedia」より引用。
エルトンジョンは、90年代から日本のヤマハと契約を結んでおり、この赤いピアノはヤマハが特注で製造しました。
ちなみに「レッドピアノ」の公演の大成功を受け、後継のショーのために製造された、有名な「ミリオンダラー・ピアノ」もヤマハが手掛けました。このピアノは
❤︎宙に浮いているような
❤︎ガラスのピアノ
❤︎透明なピアノ
というエルトンのイメージに沿った形で開発が進められました。
日本の浜松にあるヤマハの開発チームの元にこのコンセプトが伝えられると、26歳の女性デザイナーが、エルトンのピアノの周りにLEDをはりめぐらせることで、ピアノごと映像を映せるプロジェクターにしてしまうアイデァを思いつき(なんという大胆な発想・・・!)
これによりステージの背景の映像と一体化させ溶け込ませることでピアノの存在を消してしまうことが可能になり、エルトンの思い描くショーのイメージに限りなく近づける事ができたといいます。
もちろん楽器としても超一級品である必要があるため、実際の開発コストは100万ドル(約1.2億円)をオーバーして140万ドル(約1.7億円)ほどに達しましたが、エルトン自身、十分満足のいく出来だったそうです。
あまりにもスケールが大きすぎて、全くイメージが湧きませんが・・・さすが超一流のエンターテイメントが集まるラスベガスならではのエピソードと言えそうですね。
ラスベガスには、レジデンシーコンサート、という形のコンサートがあります。
簡単にいうと、ワールドツアーなどの一環で1,2日の公演でラスベガスに立ち寄るのではなく、契約した一定期間(数ヶ月~数年間)、ずっとラスベガスでコンサートをし続けるというスタイルのコンサートです。
レジデンシーコンサートというと、1950年代のラットパック(フランク・シナトラ、サミーデイヴィスJrなど)や、1970年代のエルビス・プレスリーが公演していたのが有名ですが、ラスベガスは単にカジノでギャンブルをするための場所ではありません。
「エルビスを観るためにラスベガスに行く。ついでにギャンブルもする」
という人たちも世界中から大勢集まってきます。
かくいう私も、いつか、一生に一度でいいからラスベガスでショーの鑑賞三昧をしてみたいと夢みる1人。
❤︎今日はシルクド・ソレイユ
❤︎明日はレディ・ガガ
❤︎あさってはブルーノ・マーズ
なんて過ごし方、この上なく贅沢だと思いませんか? 想像しただけで胸が高鳴ります。
実をいうと、私はマリーナベイサンズのカジノに、今まで一度も足を踏み入れた事がありません。興味がないからです。
お小遣いを稼いだ話を聞いても羨ましいと思ったことはなく
金額の大小に関わらず「お金で遊ぶ」という、ギャンブルの性質自体に全く魅力を感じないタイプなので、ラスベガスでもカジノに興じることは一切ないと断言できますが
本場のショーの持つムードの虜になって、その魔力に取り憑かれたようになり、精神的な社会復帰?!に手こずる危険は充分ありそうなので、別の意味で注意が必要かもしれません。。。(笑)
脈々と続いてきたラスベガスの魅力を増幅するレジデンシー・コンサートも、このところコロナの影響でキャンセルが相次いでいるといいます。
アフター・コロナで元の形に戻って行くのか、ニュー・ノーマルに対応した新たなスタイルが生まれるのか、ラスベガスの今後の動向から目が離せません。
さて、我が日本に目を向けてみると
札幌には、国内で唯一、赤いピアノが設置されているホテルがあります。
以前、朝練会を開催した時、そのお話をすると、生徒さんたちは一様に興味を示し
北海道? 行ってみたい!
赤いピアノ、弾いてみたい!
と言いながら目を輝かせていたのが印象的でした。
シンガポールの出張ピアノ教室/「第2回zoom合同朝練会」無事終了しました!
則子せんせーも、みんなと全く一緒の気持ちです。
きっと来年こそは、私たちの切なる願いが叶いますように。
いつも当ピアノ教室の公式ブログを応援していただき、ありがとうございます。
みなさんのクリスマスが喜びに満ちた幸せな時間でありますように。
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。