こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、夏休み特集コラム6日目です。
▶︎Vol.2 なぜ則子先生は、最初に「手」を見るのか
▶︎Vol.3練習時間より大切なもの
「できる•できない」は才能ではありません。
レッスンをしていると、保護者の方からよくこんな言葉をいただきます。
「うちの子は、できるタイプでしょうか。」
「才能って、関係ありますか」
とても自然なご不安だと思います。
35年以上子どもたちを見続けてきて、はっきり感じていることがあります。
それは、
「できる・できない」は、才能で決まるものではない
そんなに単純ではない
ということです。
最初の段階で「できるように見える子」が、突然燃え尽きたり、心折れて見切りをつけたりする一方で
時間をかけてゆっくり力をつけていく子が、ある時ふっと大きく伸びて、才覚を表すことも珍しくありません。
その違いを生むのは、才能というよりも、
・音をどう聴いているか
・一つひとつの動きをどう理解しているか
・間違えた時に、どう向き合っているか
そういった「学びへの姿勢」です。
ピアノは、数年ですぐに結果が見える習いごとではありません。
昨日できなかったことが、今日少しできるようになり、また次の日に崩れることもある。
その繰り返しの中で、少しずつ形になっていきます。
だから私は、目先の「できる・できない」で子どもを見ることはしません。
その子が今、どこでつまずいているのか。
何が分かっていて、何がまだ曖昧なのか。
など、状況や背景も含めて丁寧に見ていきます。
その結果、ほんの少しのきっかけで、生徒さんが変わる瞬間を、これまで何度も見てきました。
それは特別な才能ではなく、「理解の順番」「方向性」が変わっただけのことも、実に多いのです。
シンガポールで暮らす子どもたちは、それぞれ一人ひとり違う環境の中で日々を過ごしています。
長期の休みには一時帰国をしたり、海外旅行をしたり、学校を移ったりなど、生活リズムが変化することが日本より多いです。
だからこそ、私は一人ひとりのペースを尊するレッスンを大切にしています。
比べるべきは、他の人ではなく、昨日の自分自身。
一歩でも前に進んでいれば、それは確かな成長です。
ピアノは、才能の競争ではありません。
時間をかけて積み重ねていく、いわば「自分自身との対話」のようなもの。
その対話を、私はこれからも大切にしたい。
400人以上、子どもたちの成長を見続けてきたからこそ、私はそう思うのです。

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて35年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





