こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
昨日は、3年ぶりにピアノレッスンを再開して2ヶ月が過ぎたCさん(40代女性)のレッスンでした。
最初は遠巻きに、お部屋の隅から様子を伺っていた2匹の猫ちゃんたちも、レッスンを重ねるたびに、だんだんと距離を縮めてきて、ついに昨日は、私の隣りにちょこん。
どうにか受け入れてもらえそうかしら???💕
レッスン冒頭では、前回の【脱力】の練習の復習をしようと思っていると、Cさんからご質問がありました。
前回のレッスンの様子はこちら。
8分の3拍子の「8」は、何の意味ですか?
いいご質問です!
ピアノを弾いた経験がある程度あると自負している方でも、拍子やリズムに関して、おざなりな理解のまま、先へ進めてきてしまったというケースは意外と多いもの。
でも、心配ご無用。学びに年齢なんて関係ありません、思い立ったらその時がベストなタイミング。
せっかく習い始めたのですから、わからないことがあったら「専門家」に直接訊いて、手っ取り早く解決しちゃいましょう♬
Cさんに、今まで拍子記号について指導を受けたことがあるか尋ねてみると
「たぶんあると思うんですけど、自分の中で重要視してなかったので、忘れてしまいました 笑」
とのこと。
「音がわかれば、それで弾けると思ってたので、リズムはなんとなく雰囲気で弾いてました、わからないことがあるとYouTubeで調べて、聴いてマネしたり…」
なるほど。
「だけどやっぱり、自己流だとダメかなって思って…」
そうですね。目標として掲げておられる「別れの曲」に将来挑戦するには、楽譜が読めて、リズムが理解できていた方が断然ラクです。
楽譜を入手して、ある程度初歩的なことが自分1人でこなせるようになれば、自信にも繋がりますし、練習のハードルもグーンと下がります。
レッスンを始めたことで学びのスイッチが入り、今まで独学で進めてきたときにはスルーしていたことや疑問に感じていたことを知りたくなってきたとのこと。
いい傾向ですねー!
徐々にCさんのピアノレッスンスタイルが確立されてきました。
当ピアノ教室の大人レッスンは双方向型を意識したレッスンです。生徒さんは「受け身」でいる必要はありません。一緒に協力しながら、ご自身ならではの愉しみ方を一つ一つ開拓していきましょう。
シンガポールの出張ピアノ教室/ビジネスパーソンのピアノレッスンで取り入れている「デザイン思考」とは。
大人ピアノ、こんなレッスンをしています【ショパン/別れの曲】編。
大人レッスンの生徒さんに見る、ピアノ時間を「愉しむ」チカラ。
昨日のCさんのレッスンでは、音程とリズムの関係などを交えながらご質問に答えたあと、宿題だった練習曲で「五指の独立」などを新しく学び、終了時には、サラッと、普段の練習にプチアドバイスをしました。
「譜読みに強くなりたかったら、まずはYouTubeに頼らないことをオススメしますよ。耳で覚えて弾こうとすると、楽譜を見なくなるので」
耳がいいことは、ピアノを学ぶのに確かに有利ですが、それだけを頼りに進めてしまうと、やがて必ず頭打ちになるのはプロならば誰でも知っている事実です。なぜならば
感覚だけで弾くことになるから
Cさんも何となく気がついていたものの、今までは目を背けてきたようでした。
音楽と語学は、学ぶ過程が似ています。
仮に、耳で聞くだけで語学が習得できて、自由に言葉が操れるようになるなら、日本人にとって国語の授業は必要ないということになりますが、実際は違いますよね?
YouTubeで「確認」していたのは、他にも理由があったようです。
❤︎こんなこと、レッスンで訊いたら申し訳ないな
❤︎こんなこともできないと先生に思われたら、さすがに恥ずかしいな
お気持ち、よ〜くわかります。だけど
もう1人で解決しようと踏ん張らなくていい。なぜなら
勇気を出して一歩踏み出したのですから、ここから先は、新しい世界。
ご自分を甘やかすことが許されるステージに入ったのです♬
お仕事の合間に、家事の合間に、子育ての合間に、心地よくピアノを学ぶ。
なかなかハードルが高いですよね。
だけど、ピアノに向かう時、他のことのモヤモヤやストレスが不思議となくなる
これは、当ピアノ教室の大人ピアノレッスン生が、必ず口にされるお言葉です。
大人レッスンでグングン伸びる人には共通点があります。それは
思い込みに囚われないこと
「普通こうですよね」
「みんなこうですよね」
「前はこうでした」
そんな、凝り固まった考えに縛られず、ご自分のペースを確立することが、大人ピアノレッスンの成功の秘訣です。
そのために大切なのは自分を知ること。
視野を広く保つ意識をすること。
変化を恐れないこと。
新しいことを学び、前進することは、慣れ親しんだバランスの均衡を崩すことを意味します。
「だけど」
そう主張したい方もおられるでしょう。それでも別に構わないと思います。人の生き方に正解、不正解はないから。
しかし、たとえば5年ほど前と現在では、周りを取り巻く生活環境も、世間一般の常識も大きく変化しています。
これからも大小あれど、変化の波は決して止まることはないでしょう。いつの時代も《変わり続けることこそ、唯一の変わらない事実》なのですから。
過去は過去。大切なのは「これからの未来」。無意識に「心のお荷物」を背負い続け、自分にプレッシャーをかけていたら、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもの。もったいないですよ。
当ピアノ教室のレッスンは、大人も子どもも講師の豊富な音楽経験を活かした、ご自身のペースで学べるスタイルを最優先にした、オーダーメイドのレッスンです。
目指しているのは、一人一人の生徒さんがピアノとの最適な関係に出会うこと
その方法は生徒さんの数だけ無限にあります。
人生100年時代に突入した、今どきの大人のおけいこは、趣味と言ってもその定義は一昔前とはまるっきり違います。
そんな時流を賢く読みとり、軽やかにアクションを起こした人から、生き生きとした生活を手に入れているなぁというのが、最近の実感です。
いつまでも成長したい、前進したい人たちの願いを叶えるピアノレッスン♬
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。