こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
先日のMくん(中学1年生)のレッスンで
「久しぶりにお写真を撮ってみる?」
と持ちかけたところ、照れながらも、こんないい表情を見せてくれました😃
鏡にしっかり私が映り込んでます(笑)
Mくんが当ピアノ教室でピアノを始めたのは幼稚園年長さんのときですから
ピアノ歴は7年目。
紆余曲折を経ての、実に重みのある7年です。
何も知らないところからスタートして
やっとここまできました。
思春期に入り、いろいろ難しいお年頃になり
練習時間の確保が難しいこともあれば、
お勉強の疲れがたまっていて、ヤル気がイマイチのことだってあるけれど
長く続けていれば、成長の過程で誰だって
そんなときもあるさ😊
気分の波があるのは決していけないことではありません。
危険信号でもないので安心してください。だから
深刻に思い悩む必要などない。
なぜなら
感情の浮き沈みがあるのは嘘いつわりのない姿で接してくれている何よりの証拠だから。
心を許してくれているということなんです。
心を許してくれているから、お互いに健全な関係が築ける。だからこそ
よいレッスンができる。だからこそ
結果が出せるんです。
レッスンでは、必要とあれば、本人にとって「痛いところを容赦なく突く」ことだってあるし、常識的によくない態度をたしなめることもありますが、それは
お互いを信頼できていることが前提です。
この日は、なんだかんだ言っても
やっぱりピアノが好きなんだよね😊
ということを、レンズ越しに再確認できました。ご覧ください、この表情✨
ピアノにかかわらず、学ぶということは、決してラクではありません。
上達するに従い、難しさは徐々に増してきます。
精神的に負荷がかかります。
たとえば、自転車に乗るのだって、泳ぎを覚えるのだって一緒ですよね?
もういやだ
やめたい
そんな愚痴だって当然でてきますが
それは、真剣に本腰を入れ始めた証でもあるので
いよいよ本当の意味でのレッスンが始まるのだと思い、さらに気を引き締めます。
レッスンを継続していくためには、お家の方のサポートも重要です。
といっても、頑張って教えていただく必要はありません。なぜなら
レッスンの最終目的は音楽的自立だから。
お家の方には精神的サポート役を一手に担って、最前線で張り切っていただきたいと思います。
誰の助けも借りずに音符が読めたり、リズムを理解できるようになり、気に入った曲のメロディを聞きとって弾くことができたり、簡単な伴奏が付けられるようになったら理想ですよね。
そう思ったら
グッと我慢
です。ピアノ経験者のお父様、お母様にはちょっと難しいお願いかもしれないけれど….😆
違う音がしていても、わからない!といわれても
「レッスンで則子先生に教えてもらって」
を貫いてください😊
ピアノに限らず、専門的なことは、その道のプロに委ねるのが間違いないのですよ。それがハッキリわかるのは、レッスンを始めて数年後です。
お家で教えないでくださいということは「私のやり方に口出ししないでください」という意味ではありません。
もちろん、疑問があったり希望があれば溜め込まずに、その都度、ざっくばらんにお伝えいただけると嬉しいです。
前向きにお話し合いをしたり、善処することができるからです。
私たちは、子どもの成長のために協力体制にある
同志
であること忘れないでくださいね。
保護者の方々と綿密に連携を取り、良好な関係を築くことがレッスンを軌道に乗せるために不可欠ですので、常々気を配るように心がけていますが、ときには思いが真っ直ぐに伝わらないこともあります。
つまるところ人間同士…
全ての人とうまくいくのは不可能といってしまえばそれまでですが….
必要としてくださる方々に音楽でお役に立つこと
これが私の使命です。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針