こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールで1番長い指導歴の日本人ピアノ講師です。

 

 

プロフィール

 

 

指導方針

 

 

ピアノレッスンコース

 

 

シンガポールは日本とはピアノ教室の事情が異なり、講師の自宅でお教室を開講することは法律で認められていません。

 

 

シンガポールのピアノ教室事情

 

 

当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。

 

 

 

Q&Aシリーズ⑩
先生のお宅でのレッスンはありますか?

 

 

 

2020年コロナ禍の師走、出張ピアノレッスンの移動は、いつもと違う?!

 

 

 

シンガポールは現在、雨季の真っ只中で、変わりやすいお天気の日が続いています。

 

 

 

 

 

 

この時期、急に激しいスコールに遭遇して、移動中びしょ濡れになることは、出張ピアノレッスンをしている限り、避けることができません。

 

 

 

 

キャリアが足掛け30年ともなると「濡れても、そのうち乾くもんね♬」と、すっかり過酷な状況(笑)にも慣れました。(愛用のタオルを持参してます♡)

 

 

 

 

しかし、雷雨となると話は別です。
シンガポールでは、落雷の事故の話をよく聞くので、空に稲光が見える時は、さすがに怖くて歩くことができません。

 

 

 

 

先週は、移動の時間が激しい雷雨にぶつかって、しばらく佇んで様子を見たものの、一向に収まる気配がなかったため、いつもは徒歩とMRT で移動しているところを、急遽タクシーに変更して、早速オンコール。

 

 

 

 

運良くタクシーが近くにいたようで、数分のうちにタクシーが到着したので、レッスンの遅れは数分程度と、最小限に抑えることができました。

 

 

 

 

 

しかし、その数日後は、週末&夕方&雨の悪条件が重なったところに、クリスマスのライトアップを見ようと街に繰り出す人達の混雑の時間とレッスンの移動の時間がぴったりと合ってしまい

 

 

 

 

移動エリアも、シティを縦断して、マリーナベイエリアへと向かう、「お出掛け人気スポット」を通るルートだったため、タクシーを呼ぶのに、予想以上の時間かかってしまいました(汗)

 

 

 

 

レッスンを終えて、次の生徒さんのお宅に向かうためにタクシーを呼ぼうとしたところ、なかなかつかまらず。。。

 

 

その様子を見たお母さんから「家でタクシーを呼んでくださいね」とお茶を出していただき、有り難くお言葉に甘え、リビングで何回もオンコールを繰り返すこと30分。。。

 

 

 

 

やっとタクシーが見つかりましたー!

 

 

 

 

と、お伝えした途端に、すぐにエレベーターを呼んでくださったお母さんのお陰で、遅れの時間を短縮することができました! 温かいお心遣いに改めて感謝です(涙)

 

 

 

 

 

 

そうこうしてやっと到着した次の生徒さんのレッスンでも、大幅に遅れて、お待たせしてしまったにもかかわらず、「大変でしたね」とのお言葉をいただき、ひたすら恐縮。。。

 

 

 

 

サンタさんに、本気で「どこでもドア」をおねだりしたい気持ちでいっぱいの、則子せんせーです。

 

 

 

 

 

今年はコロナ禍で、例年ならば海外でクリスマス休暇を過ごす人達も、シンガポール国内で過ごしていることもあって、街中はどこも人で溢れ、道も渋滞しがちで、レッスンの移動には、予想外の時間がかかります。

 

 

 

 

生徒さん達の住んでいるコンドミニアムのセキュリティも、時々スタッフが変わったり、訪問者に対しての質問事項の内容が変わったりすると、手続きの所要時間が変わってくるので、余裕を見ておく必要があります。

 

 

 

 

自宅でのピアノレッスンだから、生徒さん達は、みんなご機嫌です!

 

 

 

 

この時期になると毎年、出張レッスンのスタイルにしていて良かったなぁと、心から実感することが多くなります。

 

 

 

 

 

 

常夏のシンガポールのお天気は、四季のある日本にはない激しさがあり、容赦ない太陽の光を浴びたかと思うと一転してバケツをひっくり返したようなスコールの到来、、、と、1日のお天気の変化が目まぐるしく、予想がつきません。

 

 

 

お子さんとの外出は、空の様子次第で全く違った様相になりますね。

 

 

 

シンガポールでは、日本のような自宅でのピアノ教室は、法律で禁じられているので実施することはありませんが

 

 

 

もし可能だったとしても、昼間なのに夜のように真っ暗になった空を見上げながら「無事にレッスンに来れるかしら。。。」と生徒さんの到着をハラハラ、ドキドキして待つのは、私には耐えられそうにありません。

 

 

 

 

姉妹やご兄弟でレッスンを受講されている生徒さんの中には、時々私の到着前にケンカをしてしまうことがあるようです。

 

 

 

お母さんに話を伺うと

 

 

 

「2人ともレッスンが楽しみで、どちらが先にするかで、喧嘩になっちゃうんです」

 

 

 

とのこと。こんなに楽しみに待っていてくれるなんて、指導者冥利に尽きます♡

 

 

 

 

 

未就学児、小学校低学年の生徒さんは、気持ちがとても移ろいやすく、常に目の前のことに全力を使い果たし、ペース配分をすることが、うまくまだできません。

 

 

 

体力の消耗も激しく、気持ちがあっても身体がついていけずに、急に眠くなってしまうこともあります。

 

 

 

 

お家でのピアノレッスンは、外出する必要がないので、レッスンにエネルギーを温存しておくことが出来て、ご機嫌のよい状態で、ベストの体調を保ったまま、レッスンを受けることができます。

 

 

 

 

お子さんがご機嫌だとお母さんも安心して笑顔が増えて、そのお母さんの表情を見て、お子さんもリラックスしてピアノに向かい、新しいことを学ぶ意欲が満ちてきます。

 

 

 

どんどん色々なことを吸収して、ぐんぐん伸びていく様子が、指導をしていて手に取るようにわかりますよ。

 

 

 

 

 

 

最後にご紹介するのは、ピアノレッスンを始めて4ヶ月目の6歳になりたての女の子が弾く、渾身の「エリーゼのために」。

 

 

 

先頃、当ピアノ発表会で実施した「ハイブリットピアノ発表会」で、大きいお姉ちゃまの素敵な「エリーゼのために」の演奏に、とても感動して、どうしても弾きたくてたまらなくなったので、その日の夜、パパに教えてもらったのだそうです。すごい意欲ですね!

 

 

 

 

ピアノを習い始めたばかりの6歳さんにも、「エリーゼのために」が弾けるようになるためには、お姉ちゃまのように、コツコツと努力を積み重ねていくことが必要だと理解できたようですよ。

 

 

 

シンガポールのピアノ教室/ 「エリーゼのために」9歳女の子の発表会演奏までのあゆみ〜母の手記

 

シリーズ①

 

シリーズ②

 

シリーズ③

 

シリーズ④

 

シリーズ⑤

 

 

 

パパは、ビジネストリップのフライトのお供は、いつもピアノ曲、というほどのピアノ愛好者さん。

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室の大人ピアノレッスンを受講されていて、現在ショパンの大曲に挑んでいる真最中です。

 

 

 

 

小さな手をいっぱいに広げて一生懸命に奏でる「エリーゼのために」。憧れのお姉さんのように、早く両手で弾けるようになりたいね!

 

 

 

 

 

 

生徒さん一人一人の顔を思い浮かべながら数年先の成長した演奏の姿に想いを馳せて

 

 

 

 

 

 

さぁ、今年もあと残り少し!

 

 

ピアノレッスンを毎週楽しみに待っていてくれる生徒さん達のために雨にも負けず、灼熱の太陽にも負けず、全力で頑張ろう!

 

 

 

 

意気込みを新たにしている、2020年、師走のシンガポールの週末です。