こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、昨日の出張レッスン先に向かう移動での嬉しかった出来事をお話させてください。
昨日の出張ピアノレッスンは、リバーバレーに住んでいるRちゃんからのスタートでした。
Rちゃんは、シンガポール日本人小学校チャンギ校の2年生です。
いつもは、ピックアップポイントで下校のバスを待ち、一緒に帰宅をしてレッスンをスタートするのですが
昨日は午前中授業だったため、朝、お母さんとのメッセージのやり取りの中で、バックゲートから「直接お越しください」とご連絡をいただいていました。
バックゲートは専用のカードがないと入ることができませんが、普段は、住民の方の出入りが頻繁にあるので大丈夫だと思っていたのですが
昨日に限って、なぜか10分ほど待っても、誰の姿もありません…..
余裕を見て早めに到着していましたが、そうこうしているうちに、リフトに乗る時間も考えると、レッスン開始の時間までギリギリに迫ってきてしまいました。。。
どうしよう・・・申し訳ないけれど、迎えに来てくださるようにお願いをするしかないかしら・・・
そう思い、意を決してメッセージを打ち始めた、まさにそのとき、目の前のドアが開き、2人のお嬢ちゃんを連れたママが私が入るまでドアを持ってくださり
「お入りになりますか?」
と声をかけてくださいました。救世主到来!!!!!
「はい」
「助かりました、どうもありがとうございます」
とお礼を告げたところ、笑顔と共に意外な言葉が。
「Rちゃんのピアノの先生ですよね?」
「お役に立ててよかったです!」
きっと、我が子の帰りを待つママたちに混じり、隅の方で1人立っている私の姿を毎週見かけ、覚えてくださっていたのでしょう。
温かなお心遣いに、緊張が一気に解けた瞬間でした。レッスンの時間にも遅れずに済んで一安心です。
10年ほど前までは、出張レッスンに伺う先々のコンドミニアム内で、ピアノを習っていないお子さんからも
「ピアノの先生、こんにちは」
「則子せんせー、こんにちは」
と、元気なごあいさつを受けたり、遠くから声をかけてもらったりしたものです。
お母さんたちとも、目が合うと会釈をし合ったり、リフトで乗り合うと軽く世間話をしたり。日本人同士って、ふとした仕草や装いで何となくわかりますよね?
知らない人同士でも、どちらからともなく挨拶を交わす。そんな交流は、時代の移り変わりとともに、もはや思い出の中だけのものになったのだと諦観していたけれど、そんなことはないのですね!
ほんのささいなことだけど
小さなストーリーが、心に大きなエネルギーを与えてくれることって確実にあります。その日1日が輝きを増すような。
昨日は新しい出会いにも恵まれました。
現在、当ピアノ教室では新規の生徒さんを受け入れる余裕はなく、レッスンのスケジュールは、いっぱいいっぱいの状態なのですが、短期限定ならば、どうにか時間をやり繰りして、お力になれそうなことがわかりました。
その分、移動はさらにハードになってしまうけれど・・・笑
頼られると俄然、やる気がでます!イレギュラーなご依頼のため、その分責任もワクワクも特大級。
そのお話は、また次の機会に♬
今朝のシンガポールは、久しぶりの雨でしたね。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。