こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室では、発表会に向けた準備が着々と進んでいます。
当ピアノ教室では、毎年発表会を実施しており、今年で28回目。
もちろん、シンガポールの日本人のピアノの先生が主催する発表会の最多回数です。
さて、今日はまず、タイトルの質問に対して、結論から先にお話しましょう。
私の回答はズバリ
一般的には「あり」
です。参加、不参加は、あくまで個人の自由だと思うからです。ただし
「出ます」というお返事を受け、曲を決めて、すでに練習に入っている段階に来て、突然「やっぱり出ません」というのは「なし」ですよ。
当ピアノ教室のポリシーに反するからです。
また、これまでの経緯や状況、背景など一切お構いなしに、唐突に自分の主張を貫こうとするのは、社会人としての常識に欠け、あまりにも身勝手です。
たとえばあなたがお食事会の幹事で、お店選びからメニュー決め、予約、連絡などの全てを、たった1人で仕切っているとしましょう。
「出席します」
「楽しみにしています」
との返事を受け、その言葉を100%信頼し、様々な準備を始め、最終段階に入り、さぁ、ようやく一安心と思っているときに、土壇場になって、さしたる理由もなく(たとえ “いかにももっともらしい” 理由を告げられたにせよ)「やっぱり行くのをやめます」と突然、しかも一方的に宣言をされ、約束を反故にされたとしたら、冷静でいられますか?
怒るでしょうか?
悲しむでしょうか?
逆に笑ってしまうでしょうか?
いずれにせよ、今後の付き合いに少なからず影響しますよね。
私は….こわいなって、たじろいでしまいます。
当ピアノ教室では、もしそのようなお申し出を受けた場合、厳しいようですが、その時点で一線を引かせていただきます。
信頼を裏切るのですから、相応の代償を負っていただくのは当然ではないでしょうか。
理由があるから相手の時間や労力をぞんざいに扱っていいという理屈は通りません。
熱心に取り組んでいる他の生徒さんや保護者の方々に失礼ですし、心を乱され、時間を取られ、実害も被り(一部支払いを完了していたりします)、対応に振り回されてしまいますので、以降のレッスンの継続は「なし」とお考えください。
シンガポールの場合、特殊なパターンとして、受験と重なってしまい、やむを得えず….や、その時期の本帰国が決まっていて😭…といったケースもありますね。
当ピアノ教室では、そんなとき、あらかじめスケジュールを伺った上で無理のない練習プランを綿密に組み、大曲にじっくりと取り組みます。そして、ご家族と相談の上で発表会とは別の形で本番の機会を設けます。
なぜ、ここまでこだわるのか?
それは、発表会は成長の機会でしかないと、ハッキリと断言できるからです。
メリットは、すぐにわかることもあれば、あとになって振り返ってわかることもあるし、形になること、形では見えないこと、直接的だったり間接的だったり、実にさまざまであると、長年の指導経験を通して実感しています。
当ピアノ教室の発表会に参加できるのはレッスンを受けている生徒さんの最大のメリットです。
すなわち
参加する「義務」があるのではなくて「権利」があるということ。
それを前提に、保護者の方々は、数あるピアノ教室の中から当ピアノ教室を選んでくださっていると私は解釈しています。ですので
毎年様々な趣向を凝らし、とびっきり贅沢な音楽体験を通して、一人一人の成長に全力で貢献する責任があると考えているのです。
当ピアノ教室の、この5年間の発表会の様子はレポートにしてまとめてあります。保護者の方々のご感想も多数頂戴しておりますので、ぜひご覧ください。
特に、コロナ禍の2020年に実施した「ハイブリッドピアノ発表会」のレポートは必見です。
日常が根底から覆され、混乱を極めたこの年においても、子どもたちの学びを守り抜き、一年のレッスンの総まとめとして、発表会の開催を実現させたのはシンガポールで唯一、当ピアノ教室だけです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針