こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
本日、シンガポールは祝日。
当ピアノ教室は、出張レッスン、オンラインレッスン含め、全てのレッスンはお休みです。
といっても
💎先月のレッスンの振り返り
💎今月からのレッスン計画作成や準備、資料まとめ
💎諸々の事務処理
に加え、明日は出張レッスン終了後に、大切な取材が入っているので、予習をして質問事項をまとめておきたいし
のんびりするわけにはいきません。
祝日は、家にいてしか取り掛かれない仕事をじっくりこなす絶好のチャンスですが、今日は、日が暮れないうちに自分の練習時間も確保したいので(ボリューム上げてエレクトーンを弾いて、バランスを確かめたいのです)
サッと早い時間帯にブログを仕上げてしまおうと思います😊
では早速本題に。
今日は、ある生徒さんに「調べておくね」と約束していたことに関する内容です。
小指が立ってしまいます💦
先日、Kちゃん(中学2年生)に
「練習していて気になることはあった?」
と尋ねると
トリルで、どうしても小指が立っちゃって…
と答えが返ってきました。
Kちゃんは今、モーツァルトのソナチネを弾いています。
モーツァルトは「トリルが命」ともいえるくらいトリルが重要で、トリルの質で曲全体の出来栄えが変わってくるともいえるので、良い演奏のためには、その都度神経を尖らせる必要があります。
粒がそろった美しいトリルを実現させるためには、このピーンと伸びてしまう小指をなんとかしたい!
ですよね。
現在、Kちゃんは、自分で練習しているとき、なかなかうまくいいかずに、イライラが募る時期かと思いますが
前回の進み具合だと、おそらく夏休み前にはできると見ました。完成まで、あと一踏ん張りですよ✨
則子せんせーも、かつてたくさん練習しました。意識して何度も何度も繰り返し練習したからできるようになったのです。自然にできるようになることは決してありません。
実はこれって「ピアノあるある」なんですよね。
私はよく「あ、またツノが生えてるよ」
と言って生徒さんたちに「しつこく」注意を促しています(笑)
最初はできなくても、毎回毎回気をつけているうちに、徐々にきれいなまぁるい形ができるようになってきます。
小指が上がってしまう主な原因は
余分な力が入っているから。
そもそも、ピアノを弾くときに、小指が立ってしまうと、どんな弊害があるのでしょう。
小指を伸ばしてしまうと、他の指よりも鍵盤までの距離が当然長くなります。
したがって、音を出すには大きく動かさなければなりません。速いパッセージを弾くときなどは、遅れやすくなります。
また、高い位置から降ろさなければいけなくなり、動きが大きくなる分、指のコントロールがしにくくなり、ミスを誘発します。
こうしたことからも、小指が立ってしまうクセは、なるべく早いうちに取り除いた方がいいのです。
しかし、これって実はとてもとても難しい。なぜなら
人の身体は、そもそもそういう構造になっているから。
チコちゃんが前にそんな話をしていたなぁと思い出し、Kちゃんに「調べておくね」と伝えていました。見つかりましたよ😃
チコちゃんに叱られる!マイクを持つと、小指がピーンと立つのはなぜ?
ピアノを弾くときに小指が立ってしまうのを防ぐには、手全体の力を緩めること。
これには、手の形を整え(←ここ、最も重要)、弾くために必要な力のみを使って弾く、ということを意識的に繰り返すことが効果的です。
上がってしまう小指を下ろして、上がらないようにして弾く。
そして、他の指にも力を入れすぎないようにする。
これを、意識的に繰り返していく、ということしか方法はありません。
意識しながらやっていくことで脳がその状態を覚え、徐々に思うように動かせるようになっていくのです。
はじめは、とても弾きづらいと思います。音が出ないということもあるかもしれません。
でも、だからといって、才能がないなどと自己流の判断をして落ち込んだり、諦めたりしないでください❣️
すぐにはできませんが、繰り返し、繰り返し、考えながらやっていくうちに手応えがつかめてくる。
ピアノの上達ってそんなもんです。
当ピアノ教室のレッスンは、一人一人の
もっとうまくなりたい
を叶えます。
ときには根気が必要なこともあるし
失敗が続くことだってあるかもしれないけれど
そんなときに感じる悔しさを、則子せんせーは痛いほどわかっています。
みんなと同じ道を通ってきたから。一方で
できなかったことが努力を重ねてできるようになったときの、心が震えるような感動を知っています。
だから、ついつい熱が入ってしまいます。
本物の努力をした人にしかわからない、その先の世界があることを知ってもらう。それも指導者の務めだと思っています。
ピアノを習っていくうちに生きる可能性が広がる✨
\笑顔が増える/
それが当ピアノ教室のレッスンです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針