ありがとう、さようなら。ミスターエレクトーン 沖浩一先生。

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

突然の報せ。

 

 

 

昨年のクリスマス前後、私は、一時帰国中の日本で、自分の音楽ヒストリーを遡るような、贅沢な時間を過ごしていました。

 

 

 

 

 

自作の曲のレコードを久しぶりに聴きましたよ。

 

 

 

 

 

45年の時を越えて①/ホワイトナイト♬

 

 

45年の時を越えて②/さまよえる湖。

 

 

 

こんなこともありました。

 

 

 

 

ピアノの先生の冬休み①/お宝発見♬

 

 

 

 

ちょうどそんな矢先、偶然にも衝撃のニュースが飛び込んできました。

 

 

 

 

 

エレクトーン界の巨匠、沖浩一先生の訃報です。

 

 

 

 

 

沖浩一先生は、鍵盤業界に携わっていて、お名前を知らない人はモグリだと言われるくらい大変有名な方で、エレクトーンの世界の礎を築いた、とても偉大な方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖浩一先生について。

 

1940年生まれ、大阪府出身のジャズ・オルガン/エレクトーン/シンセサイザー奏者。東京スカパラダイスオーケストラのキーボード奏者の沖祐市は息子。66年、大阪教育大学教育学部特設音楽課程作曲科在学中に第3回ヤマハエレクトーンコンクールにて「枯葉」で第1位を獲得。以来、企画盤『Electone Fantastic』シリーズや『PLAYS GX-1』シリーズなど数多くの作品を発表する一方、海外でも活躍し“ミスター・エレクトーン”との異名ももつ。ジャズ・オルガン界のトッププレイヤーとして名を馳せ、エレクトーン黎明期において、その存在を広めることにも大きく貢献。また、NHK教育「ピコピコポンのテーマ」なども著名。

※「ひかりTVミュージック」より引用

 

 

 

 

 

小学生の頃、沖先生の出演されるエレクトーンのコンサートを観に行き、間近で演奏を聴いたことがあります。

 

 

 

 

あまりの迫力に圧倒されました。

 

 

 

 

静岡県の掛川にあった「つま恋」というヤマハのレジャー施設の敷地内の野外ホールで実施されたコンサートでしたが、横浜駅からシャトルバスが運行されて、エレクトーンのお弟子さん仲間と一緒に遠足気分で出掛けたことを覚えています。

 

 

 

 

 

 

エレクトーンの先生の勧めに従って、コンサートの演奏を録音するために急遽、高性能のラジカセを購入し、重たい思いをしながら会場に持ち込み、気合いを入れて参戦?!したことが、まるで昨日のことのようです。

 

 

 

 

 

 

ダイナミックでかつ繊細な沖浩一先生の、唯一無二の演奏に憧れ、あんなふうに弾けるようになりたいと、来る日も来る日も練習に明け暮れた子ども時代。

 

 

 

 

 

 

当時の思いが鮮やかに蘇ってくるようです。

 

 

 

 

 

久しぶりにまた、エレクトーンを思い切り弾きたくなりました。

 

 

 

 

 

沖先生、ありがとうございました。これからも先生の音楽は不滅です。

 

 

 

 

 

どうぞ安らかに。

 

 

 

 

 

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