こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室では現在、大人ピアノレッスンは経験者への指導に限定させていただいております。
一度もピアノを弾いた経験がなく
❤︎とりあえずお試ししてみようかな
❤︎なんだか興味あるな
という方。心苦しいのですが、お問い合わせを保留くださいますようお願いいたします✨
ある程度の下地作りが完了した時点で
もっと深く学んでみたい、もっと自分を高めたいという意思が揺らがないことを確認してから、改めてご連絡くださいね😃
ただし、例外もございます。
当ピアノ教室の大人レッスンは、本気の趣味を求める方の集う場です。
志を同じくする、同じ価値観を持つ方々に私は自分の大切な命の時間と、これまで培ってきた技術を提供していき、お役に立ちたいと考えます。
全くの鍵盤未経験の方でも、我こそは!と考えにご賛同いただいたのならば大歓迎。ぜひ当ピアノ教室へお申し込みください✨
情熱を受け止めて
必ず形にします!!!!!
(※ご希望を受けたあと、メッセージのやり取りで、事前にご意向を確認させていただきますことをご了承ください)
というわけで、今日は、大人レッスンのご入会のハードルを高く設定する決断に至った、その経緯についてお話したいと思います。
当ピアノ教室も、昨年まで、他のピアノ教室と高く同様、全くピアノを弾いた経験のない初心者の大人レッスンも実施しておりました。
一人一人の
ピアノが弾けたらいいな✨
の願いを真摯に叶えるべく、一軒一軒のお宅に伺い、一回ずつのレッスンに情熱を注いだ結果、多くの実績を積んでおります。
ピアノを通して、たくさんの笑顔に出会いました。
当ピアノ教室は、講師 塚越則子が個人で経営するピアノ教室です。
シンガポール最大規模を誇り、常時、幼稚園、小学校の一クラスの、ほぼ倍の人数の子どもたちを一手に引き受け、一人一人の成長にピアノを通じて、じかに関わっています。
生徒さんの中心は駐在員ご家族ですので出入りが激しいのが常ですが、お問い合わせのご連絡は途切れることなく、おかげさまで、ずっと満席の状況が続いております。
そのため開講以来、生徒募集のための広告を出したり、キャンペーン、プロモーションに頼ったことは一度もございません。
ひたすら「内容主義」「実力主義」一本に徹し、信頼を積み上げ、ここまで歩んでまいりました。
質の高いレッスンに定評がございます。
出張ピアノレッスンは、みなさんよくご存知の通り、レッスン間の移動も考慮する必要があるため、当ピアノ教室では全島をカバーせずに、レッスンを実施するエリアを絞っておりますが、これも
レッスンの質を保つための施策の一つです。
ただ「時間通り」に「到着すればいい」わけではありませんからね。
一方で、時間的な縛りもさることながら、仕事中は1人きりであちこち動いておりますので、体力、気力がみなぎった状態を保ち、万全でレッスン先に向かう覚悟、責任感も意識しています。
軽い気持ちでお引き受けしたはいいけれど、移動中に具合が悪くなったり…万が一、事故にあったりでもしたら目も当てられません。
しかし、どんなに気をつけていても、そういうことだって可能性としてゼロではないわけです。
私は常に《予期しないことに直面した時の対策》も考えながら心の緊張感を保ち、レッスンに出向いています。
どんなに長く住んでいても私たちは外国人。シンガポールの法律は日本とは違うことも多いですから、一線を超えた言動も慎まなければなりませんしね。
目先のことだけを考えて甘い見立てをした挙げ句、生徒さん同士に不公平が生じるような事態や、ご迷惑をおかけしたり、不快な気持ちにすることだけは絶対に避けたいと思います。
ですので、当ピアノ教室では、将来も継続してできると確証が持てない安易なサービスを提供することも致しません。
振替レッスンについての当ピアノ教室の考え方と教育方針について。
シンガポールの出張ピアノ教室/入会費の必要性についての考えをお話しします。
出張ピアノレッスンの講師のプロとしての自分なりの美学を持ち、強い意思を貫いてきたからこそ、30年以上という長い年月の間、ノンストップで出張ピアノ教室を継続することができたのだと自負しています。何事も
最もこわいのは
【慣れからくるヒューマンエラー】
これからも経験に甘んじることなく、努力を惜しまず、気を引き締めてレッスンに臨んでまいります。
さて。
前置きはこれくらいにして、そろそろ本題に入りましょう。
大人ピアノの出張レッスンの時間帯は、幼稚園、小学校の下校時刻前、もしくは夜の遅い時間帯です。
お子さんのレッスンの時間帯とは別の枠組みとなります。
ご要望に応じて、レッスン時間を拡張し対応しています。すなわち
早い時間帯であれば、自分自身の練習時間やレッスンの準備や事務作業の時間を充てて
遅い時間帯であれば、家のことをしたり休息する時間を充てて
時間を捻出して調整をしているというわけです。あえて申し上げるまでもなく、これらは
空いている時間、空いている枠ではありません。
実は、お話をいただくと「ピアノ仲間」が増える嬉しさのあまり意気込んでしまい、スケジュールを確保するために無理をしてしまうこともあります。
もちろん、頼っていただくのは指導者冥利に尽きますので、その無理さえも嬉しくてたまらないからゆえなのですけれど…
そんな背景もあり
やってみてダメなら別にそれでもいいや
くらいの《ゆるふわ感覚》だと、まるで肩透かしをされたような気分になってしまいます。
思うような成果を出してあげることもできないので、切なさは募るばかり。。。
私の気持ち、お分かりいただけますでしょうか?
最後に、ピアノ未経験者の方々へ❣️
私に限らず、多くのピアノの先生方が、大人のピアノ初心者のレッスンに関して最初に挙げたり、前提として考えているのが、生徒さんの意志です。
夢でも憧れでも、ピアノの音が好きでもいい。
ピアノを弾きたいという意志、気持ちをしっかり持っていることが、続けていくには一番大切なことなのです。
当たり前のことだと言われればそうなのですが、人の気持や決心は、とかく揺れやすいもの。
大人からピアノを始め、長い期間続けていくためには、我慢強さも必要になります。
大人のピアノ初心者の方は、楽しくてワクワクする気持ちの傍らに、しっかりとそのことも気に留めて、地に足をつけて取り組む姿勢を保つ必要がありますよ。
また一方で、大人の方でレッスンを始める最初の段階で、高い理想を掲げる方がおられます。
ちなみに、子どもには、理想の曲というのは、最初はないのがほとんど。
大人のピアノ初心者の方は、昨今のメディアの影響もあって、弾きたい曲で理想を高く持っていらっしゃるようです。
そのこと自体は悪くないのですが、理想と現実のギャップにうまく適応できず、速く上手くなりたいと焦って、結果を早急に追い求めた結果、突然自爆してしまう傾向が多く見受けられます。
難しさを肌感覚で実感した経験がないせいか、じっくりと腰を据えて取り組む意識がなく、上達を時間軸で捉える概念が出来上がっていないんですね。
だから、小さな挫折にさえも耐えきれずに逃げ出してしまう。。。
似たような例ですが、大人の初心者の方は「模範演奏」を求めることが多いです。
お応えして演奏しますと、やる気がでる方と、極端に落ち込む方がいらっしゃいます。
もちろん、やる気がある方が伸びるのはいうまでもありませんが、落ち込む方に対しては、
「私は50年以上、ずっとピアノを弾き続けています。ずっとこの世界で生きているんですよ(笑) 〇〇さんも真面目に練習を継続して、正しい努力をしていけば、いずれできるようになります」
とお伝えします。私が特別な人間なのではありません。それだけ時間をかけて努力を続ければ、〇〇さんにもできるのですよ、とお話するのです。
これは慰めではなく、心からの本心です。
素直に、どこまでがんばるかについては、大人だから子どもだからということはなく、みんないっしょです。
ピアノに限らず、初めてのことに挑戦するときは、誰しも同じスタートラインに立っていることに思いを馳せていただけると嬉しいなと思います。
さて、明日からは、当ピアノ教室の大人レッスン生のレッスンの様子にフォーカスを当てて、シリーズでお伝えします。
え?
こんなことも?
という深い内容も含まれおり、企業秘密(?!)も、チラッとお見せする予定です。
どうぞお楽しみに😃
当ピアノ教室ではエレクトーンの指導もしています✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
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