大人ピアノレッスン生特集①初のジャズピアノ/シンガポールの出張ピアノ教室。

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

今日からは、昨日の投稿でお伝えしたように、当ピアノ教室の大人ピアノのレッスン生が今、どんなことをメインで学んでいるのかをシリーズでご紹介してまいります。

 

 

💎昨日の記事はこちら。

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/2024年より、大人ピアノレッスンは《鍵盤楽器の経験者のみ対象》とさせていただいています【※例外あり】

 

 

シリーズ第1日目は、Yさん(40代男性)です。

 

 

2020年から隔週で週末に当ピアノ教室の大人ピアノレッスンを受講しておられるYさんは、中学生までピアノを習い、その後も独学でピアノに親しんでこられた、根っからのピアノ愛好者です。

 

 

好きな作曲家はショパン。

 

 

有名なソナタやノクターン、エチュード等も一通り弾きこなす実力派でありながら、さらに高みを目指し、昨年の発表会では、ラフマニノフに挑戦し、未知の分野に挑みました。

 

 

そんな、向上心に満ちたYさんが2024年の目標として掲げたのが

 

 

ジャズピアノを弾けるようになること✨

 

 

これまでは、興味があるものの、何となく避けてきたのだそうです。

 

 

ジャズは楽譜の通りに弾くクラッシックと違って、センスが求められるから

 

 

というのが、その理由だそうですが

 

 

サラッとアドリブが弾けたらカッコいい!

 

 

という憧れは常に頭の中にあったそうで、昨年から少しずつ音楽理論の勉強やコードの仕組みなどもレッスンに組み込みながら準備を進め

 

 

年明けから満を期して、初めてのジャズのソロビアノの曲の練習に入り、現在に至ります。

 

 

どうせ習うならばキッチリと。

 

 

なんとなく雰囲気だけをさらって「できたつもり」で済ませてしまっては、習う価値も半減ですよね。

 

 

でもこれって結構ありがちなんですよ。なぜなら

 

 

先生自体、ジャズをきちんと習った経験がないから

 

 

先生にジャズの知識がないと、楽譜だけを追って「はい、おしまい」になって、その先の応用へと指導を進めることができません。

 

 

 

私は、ヤマハ音楽院時代、選抜クラスに選ばれ、現役で活躍中の有名ジャズピアニストの指導を受ける幸運に恵まれて、基礎からみっちり、容赦無くしごかれました😆

 

 

 

演奏の経験も積み、現場の愉しさも厳しさも知っています。

 

 

 

そんなこともあり、せっかくYさんがジャズに興味を持ってくださったのだから「ちゃんと自分のものにして楽しさを知ってもらいたい」

 

 

 

弾きこなせるまで、みっちりと指導したい!!!!!

 

 

 

と、指導者魂が思いっきり揺さぶられています。

 

 

 

実はジャズを弾くには、センスを磨く前にジャズ特有の演奏法を身につける必要があることを、みなさんはご存知ですか?

 

 

 

クラッシックとは異なる決まりごとがあるのですが、それは譜面には一切書いてありません。

 

 

 

そう、これらは暗黙の了解なのです。

 

 

 

それを知らずにクラッシックを弾くときと同じように弾いても、それはジャズではありません。

 

 

 

ということで、Yさんは現在、クラッシックピアノに親しんできた人ならば避けては通れない【あること】を完全マスターすべく全力投球中です。

 

 

 

その正体は、ジャズ独特のリズム感!

 

 

 

そのリズムをジャズにしているのが、裏拍(オフビート)の存在です。

 

 

 

え、それってなんですか?

 

 

 

という方に少しご説明しますね。

 

 

 

クラッシックでは4拍子の曲では一般的にアクセントが1拍と3拍にきます。

 

 

 

ところが、ジャズのリズムでは、アクセントをつけるのは2拍と4拍。これを音楽の専門用語では「裏拍」と呼びます。

 

 

 

さらに進めて、譜面上には書いていなくても、2拍と4拍を8分音符の2つ(表拍と裏拍)に身体で感じ取り、2拍裏と4拍裏にアクセントをつけるように演奏すると、うねるようなグルーヴ感が生まれて「ジャズのリズムが生まれる」というわけです。

 

 

 

しかしながら、これがとってもむずかしい💦

 

 

 

特に長年、クラッシックだけを弾いてきた人にとっては….

 

 

 

できそうでできないのです。

 

 

 

悔しいけれど。。。

 

 

 

そもそも、私たち日本人は誰しも、この裏拍が苦手な傾向にあります。

 

 

 

日本人が裏拍を取るのが苦手な理由

 

 

 

♣︎日本の文化的背景

 

 

日本の歌として代々受け継がれている演歌や民謡などの拍子は、1拍、3拍に強いアクセントがあります。

 

 

このリズムは誰の身体の中にも染みついているので、コンサートやライブでは、裏拍を感じるポップスの音楽だとしても関係なく、無意識のうちに、みんな揃って1拍、3拍で手拍子をとります。

 

 

思い当たる方も多いのではないでしょうか。

 

 

♣︎言語の特徴

 

 

日本語は文章の頭が強調される傾向があります。

 

 

一方で、英語は文章の頭が弱いことが多いです。

 

 

その影響を受けて、日本人は裏拍のリズムを自然に感じとることが難しいのです。

 

 

 

現在のYさんの進捗状況はというと

 

 

 

裏拍でリズムが取れていても

 

 

 

自分でよくわからない

 

 

 

状態。

 

 

 

あ、いまのいいですよー😃

 

 

 

とお声がけしても、できているとき、できていない時の違いが今一つピンとこないようです。

 

 

 

でもね

 

 

 

この時間が大切なんです✨

 

 

 

この時間がないとダメなんです、本当に弾けるようになるには。

 

 

 

ですから、今、この瞬間の出来栄えに一切関係なく、Yさんの通っているルートは正しく、進み具合は極めて順調であることを、声を大にして、みなさんにお伝えしておきますね😃

 

 

 

第一線でバリバリ活躍されているビジネスパーソンでおられるYさんの生活は、時差のある欧米へのご出張を含め、ご多忙を極めていますが、うまく時間をやりくりしてピアノを日常の一部に組み込み、日々たゆまぬ努力を続けておられます。

 

 

 

このあたりにも、一流の証が垣間見えますよね✨

 

 

 

先日はこんなメッセージのやりとりも。

 

 

 

 

私もYさんの1時間のレッスンの間、ほとんど椅子に腰掛けることはありません。なんとか裏拍の感覚を掴んでもらおうと、あちこち動き回ったり声を出したり、身体全体でグルーヴ感を伝えようと一生懸命。ですので、終わったあとは疲労困憊。

 

 

 

週末の、い〜い感じの渋滞に便乗して、直後の移動のタクシーでの仮眠は、もはや定番になりつつある昨今です(笑)

 

 

 

でもね。こんな心地よい疲れが、則子せんせーは大好き。

 

 

 

試行錯誤の日々は続きます。

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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