こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今週は、公式ブログ連続投稿1000日達成記念として、当ピアノ教室で現在ピアノを習っておられる生徒さんのお母さんからいただいたメッセージを、シリーズでご紹介しています。
♣︎第1日目目
♣︎第2日目
♣︎第3日目
♣︎第4日目
第5日目の今日ご紹介するのは、Yさんから頂戴したメッセージです。
Yさんご家族は、長女のWちゃん(8歳)、次女のMちゃん(5歳)とともに、ご主人さまも当ピアノ教室のレッスン生です。
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則子先生
ブログ投稿1,000日達成おめでとうございます!
毎回楽しみに拝見しています。
毎日の出張レッスンに加え、ブログの配信、発表会やさまざまな企画を次から次へと実現されている、則子先生のタフさと情熱に触れ、夫と共に出会いに感謝しています。
2人の娘を則子先生に見ていただくようになってから3年近く経とうとしています。
次女は、始めたばかりの頃は3歳で、まだピアノの前に1人で座る事すらできませんでした。
指の発達にいい遊びや筋力がつく道具などを教えていただいたことを憶えています。
コロナ明けの久しぶりの対面レッスンの時は
「膝から下がずいぶん伸びましたね!」と気づいていただいたり
「だいぶ自信がついてお姉さんになってきましたね」
と声をかけていただりと、共に成長を見守っていただけていることを感じ、うれしく思いました。
最近は、ちゃんと弾けるようになったお得意の曲しか弾かず、新しい曲に取りかかるのに時間がかかるのですが、則子先生にはその性格を把握していただいていて、(今日はこの曲をやらなきゃダメ!という事は一切なく)見守り、そしてうまく導いていただいて、本当にありがたいです。
また当時5歳だった長女は、まだ実力もないのに難しいことをやりたがることが多く
ー楽譜を写し書きしたい
ー自分で作曲した曲を先生に聴いてもらいたい
など、昔ピアノ教室に通ったことのある私からすれば
(テキスト以外の事に時間を取ることなんて…あり得ないでしょう)…
と思いましたが、則子先生は
「お遊びではなくきちんと学んでいきましょう」
と時間をとって基本を教えくださいました。
6歳から7歳ごろ、初見で弾けない難しい曲に挑戦し始めた頃、うまくできないのを理由にピアノを嫌いになってしまった時がありましたが、先生のアドバイス通り克服することができました。
最近になっては、うまく弾けない現実とうまく弾きたい悔しさで、レッスン中に泣いてしまうことがありますが
(泣いてしまってはレッスンにならないので、これでおしまいです、という事にはならず、)気持ちが落ち着きしっかりと練習して、最後に弾けるようになるまで導いていただいているのを見て、本当に則子先生にご指導いただいて良かったと思っています。
私も小さい頃、則子先生のような先生に見ていただいていたら、人生が変わってたかも⁉︎とすら思ってしまいます。
これからも、娘たち、そして夫をどうぞよろしくお願いします。
先生のブログ、引き続き楽しみにしております。
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Yさん、いつも温かい応援を、本当にありがとうございます。
いただいたメッセージを拝読しながら、初めてお会いした頃のことを思い出していました。
あっというまの3年でしたね!
振り返ってみると、今まで出張レッスンでお会いしている時間の半分以上は、お互いマスク姿でした。
そんな中でも、レッスンの最後にお気に入りの曲を弾くと、軽快なステップを踏みながらメロディをハミングしたり、マットレスで囲いを作った中にちょこんと座り、目を閉じて、音に合わせて身体を揺らしてみたりと、思い思いの自由なスタイルで、ピアノとの《仲良し関係》を伸び伸びと育み
どんなときも「のりこせんせ、のりこせんせ」と私を慕い、ついてきてくれた2人です。
レッスンを始めたばかりの頃のMちゃんは、まだ3歳でしたので、ご両親の見守りなく、1人きりでレッスンを受けさせるには勇気が必要だったとお察ししますが
常日頃から我が子の未来の伸びしろを信頼し、期待を込めて全てを委ねていただいているご両親に、改めて心から感謝いたします。
頑張った様子を撮影した動画をエアドロップで送信するとき、待ってましたとばかりに、慌てて設定を確認されるYさんの嬉しそうな微笑みを見るたびに、喜びを共有させていただいている私ですが
舞台裏では…..
「すごく上手に弾けるようになったから、パパとママにも聴かせてあげようね。動画とるよ♬」
と耳打ちすると、突然目の輝きが増し
「だったらもう1回練習してからにする!」
「じゃあ、いっちばん上手にひくよー!」
と、高らかに宣言し、ご両親に褒めてもらいたい一心で張り切ってピアノに向かう、いじらしい2人の姿を、1人で独占してしまっていることを、この場を借りて告白いたします(笑)
パンデミック収束宣言を受け、「セーフティディスタンス」や「おててシュッシュ」から解放されつつある今、私は、自分が長年大切にしてきた、ピアノ初心者の子どもたちへの「直接手を添えたピアノ指導」が、ようやく気兼ねなくできる環境が、日常に戻ってきたことを日々実感しています。
これからもっともっと伸ばしますよ、どうぞ楽しみに期待していてください!
「できないをできるに変えていく」「学び」の過程では、心に嵐が吹き荒れたり、土砂降りの雨が降ることだって、当然あります。
だからこそ、その場しのぎではなく《その道一筋で生きてきたプロ》から、経験に基づいた、適切な導きを得る意味が活きてきます。なぜならば
真剣であればあるほど、うまくいかないときのダメージは大きい。だけどそれは、視点を変えれば、大きな飛躍のチャンスでもあるからです。
幼い子どもにとって、悔しい思いから目を逸らさず、しっかりと現実を正面から受け止めることは決して生やさしいことではありません。
しかし、少しずつ折り合いをつけ、気持ちを立て直していく過程で感じる様々な感情は、自分自身の力で困難に打ち勝ち、前に進んでいくために必要な心の筋力を保つ、エネルギーになります。
真剣だからこそ悔しくて、悔しいからもっと練習をする。だから上達する。自信がつく。
何事も、成功を手中に収めるためには、当たり前のことをおろそかにせず、地道にコツコツと努力を重ねていくことが大切。それはピアノに限ったことではありませんよね?!
要はそれに気がついて、素直に行動に移すか、いろいろ理由をつけてあきらめるかの違い。
年齢やキャリアは関係ありません。
そんな「真理」を、言葉ではなく行動で我が子たちに示し、現状に甘んじず、ご自身を高めることに一切の妥協を許さない、Wちゃん、Mちゃんパパの、ピアノに向き合う勇姿からも、私は大いに感銘を受けておりますよ。
これからも、Yさんファミリーの「ピアノ躍進劇」を、たくさんの方々に、ご紹介させてくださいね♬
手厚くきめ細やかなピアノ指導で、駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて30年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。