こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の塚越 則子です。
数日前の朝、Rくんのおうちの方からショッキングなLINEメッセージが入りました。
サッカーの練習中に、右手人差し指を骨折しました
ゴールキーパーの練習をしている時、素手でボールをキャッチして、痛めてしまったのだそうです。
ああ、なんということ。。。(涙)
Rくんは、今年の2月から当ピアノ教室でレッスンを始めたばかりの、明るく元気いっぱいの小学3年生です。
週に一度のピアノレッスンを心待ちに、熱心に練習に励んでおり、少しずつ、思うように指が動くようになってきました。
レパートリーが徐々に増えて、弾き歌いも楽しんで・・・
そんな矢先、レッスンが順調に軌道に乗ってきたところでの、思いがけない報せに、私は激しい衝撃を受けてしまいましたが
一番ショックを感じているのは、もちろんRくん自身ですよね。。。
指や腕を骨折したらピアノレッスンをお休みしなくてはいけないの?
いいえ。
そんなことはありません。
当ピアノ教室では、突き指や骨折をした場合もレッスンを受講していただくことができます。
痛みをお薬でコントロールできていて、元気があれば大丈夫です。怪我をした手や腕を使わなくても、ピアノレッスンをすることはできますよ。ピアノを弾くだけがピアノレッスンではないからです。
おうちの方は、レッスンの日を待たずに、まずはご一報ください。
状況を伺い、準備を整えてレッスンに臨みます。どうぞご安心くださいね。
シンガポールのピアノ教室/突き指や骨折でもレッスンをお休みしなくて大丈夫です♬
当ピアノ教室は、シンガポールで開講して今年で30年目を迎えます。
たくさんの生徒さん達に接してきた分、様々な経験が豊富ですので、想定外のアクシデントにも強く、一人一人の状況に合わせたレッスンが得意なのが自慢です。
コロナ禍でも、その力を存分に発揮し、他教室に先駆け、いち早く出張レッスンを全てオンラインへと切り替えたり、オンラインと対面をドッキングさせた、唯一無二の「ハイブリッドピアノ発表会」を編み出したり、規制を守りつつ、会場開催の発表会を決行するなど
シンガポールのピアノ教室業界を、常にリードし続けています。
歴代の生徒さん達の中には、普段のレッスンの前の突き指や骨折だけにとどまらず、発表会の数日前に、腕や手を骨折してしまった生徒さんもおり、その数は1人、2人ではありませんが、全員、晴れの舞台で、練習の成果を披露できましたよ。
♡先生との連弾という形で♡
毎週一緒に練習していますから、いきなりの本番でも息ピッタリです。
記事を書いていたら、以前、知り合いのビジネスパーソンの一人が、エレクトーンの発表会直前に、ガラスの扉に頭から突っ込んでしまったため、頭にぐるぐる巻きの包帯姿で「南京豆売り」を演奏したのだと話してくれたことを思い出しました。
ずーっと昔のこと。ヤマハ音楽教室でエレクトーンを習っていたときのエピソードだそうです。
かなり強烈な体験だったことは容易に想像できます。
頭に怪我をすれば痛みもあったでしょう。動揺もしていたと思いますが、混乱の中でも、ちゃんとステージに立って演奏を成功させた子ども時代の思い出は、揺るぎない自信へとつながっているのだと思います。
アクシデントに見舞われも、気を取り直して前向きに対処するためには、様々な事態を想定して、日頃から落ち着いて対策を練っておくことが何よりも大切です。
そなえよ、つねに。
ピアノ指導のプロとして、生徒さん一人一人の音楽人生を預かっている責任は重大です。
思いがけないことがあっても、失敗を恐れず、逃げることなく立ち向かっていく経験を積めば、自信を持って物事に取り組んでいく力が生まれます。
アクシデントも、自分の力でチャンスに変えることができる!
まずは指導者自らが、それを示していかなければ!
そんな思いに突き動かされている、コロナ禍のこの2年あまりのピアノレッスンの日々です。
当ピアノ教室では、ピアノレッスンを通して、生徒さんたちに、これからの未来をたくましく生きる力を養ってほしいと願い、一回一回のレッスンに情熱を傾けています。
Rくんの人差し指は「剥離骨折」とのことで、全治2週間ほどだそうです。
大事に至らなくて、本当によかったです。触れても痛みはないようで、腫れも変色もなく安心しました。
シロップの痛み止めを飲むのは気が進まないみたいだけど・・・我慢、我慢。
身体中の細胞たちは今、急ピッチで怪我を回復させるために、お互いが協力し合って懸命に働いてくれていますから、あっという間に良くなることでしょう。若いっていいな(笑)
ただ、この数日は、絶対に骨折した指を動かしてはダメ!!!!!
完治するまではキッチリと固定して絶対安静が第一。たとえ痛みがなくても動かさないようにと、何回も繰り返しRくんに強く念を押す私の様子を見て、お母さんが驚いたように一言。
「先生、慣れてますね。よく知ってはる!」
はい。
私は骨折の経験こそないものの、Rくんの年齢の頃、しょっちゅう突き指をしていた経験があるので、対処の仕方には慣れっこです、というより
早く治すコツを熟知しています。
小学生時代、ドッチボールに燃えていたことは、ピアノとエレクトーンの先生にはヒミツでしたからね(笑)
先生に気づかれないように早く治したい一心で、あれこれ研究した記憶が鮮明に蘇ります。あの時の経験が、こんな形で活かせるとは夢にも思っていませんでしたが・・・
ピアノの先生的【ドッチボールでの突き指の応急処置&突き指を防ぐ方法】
ピアノもスボーツも全力で楽しもう!
待ちに待った規制の大幅緩和で、シンガポールの子どもたちは今、外遊びができる喜びに溢れています。
外遊びは擦り傷や切り傷などの怪我がつきもの。
ボール遊びには突き指の危険もあるけれど
ピアノを習っているからと中途半端に手加減なんてしないで、お日様の光を浴びながら、今しかできない遊びを、伸び伸びと楽しんでほしいです。
怪我に注意しながら、思いっきりね!
身体を動かすと、ピアノも上手になるって知ってますか?
シンガポールでも大人気!ピアノとの相乗効果を生むスポーツ系習い事5つ。
骨折直後のRくんのピアノレッスンは、読譜に特化した内容でした。
ドレミもバッチリ読めるようになって、鍵盤の場所もキチンと理解できたから、治ったらすぐ練習に入れます。
だけど、その前にお医者さんに確認するのを忘れないでね。
「ピアノを弾いてもいいですか?」
真剣な眼差しでうなづいていたRくんです。
頑張ることを楽しむ力を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。