こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

ニューノーマルピアノレッスンが始まり、早いものでもうすぐ1か月になります。

 

ニューノーマルピアノレッスン始動。

 

 

 

当ピアノ教室の生徒さん達は、シンガポールが新型肺炎の感染防止策として厳格な外出制限下にあった4月、5月、6月もオンラインピアノレッスンでぐんぐん成長を遂げました。

 

 

大丈夫かしら?なんて大人の心配をよそに、子どもたちは明るくたくましく、予期せぬ出来事さえチャンスに変えて日々上へ上へと伸びていきます。

 

 

オンラインピアノレッスンを通じて我が子の生命力を改めて目の当たりにして心を打たれたお母様方もたくさんおられたようです。

 

4歳男の子

新1年生女の子

ご兄妹

 

 

 

出張レッスン再開の現在は、オンラインレッスンの時に身についた動画提出を継続して熱心にピアノ練習に励む生徒さんや、来月からのレッスン時間の延長を希望される生徒さんなど意欲が増してピアノがより身近な存在として、それぞれの生活に根強いてきた様子が手に取るようにわかります。

 

ますます頑張る5歳さん

 

 

指導者の私も自分自身の成長曲線の右肩上がりを、さらに鋭角にしていくために、まずは健康をしっかりキープです。

 

 

シンガポールならではのヘルシーフード

 

シンガポール人の友人から「燕の巣」のプレゼントが届いたので早速いただきました!週に一回スプーン一杯ほどを食べるとパワーが得られるのだそうです。ほんのりと甘くてデザート感覚。食感は白キクラゲみたいでコリコリしていています。クセがなくさっぱりとしていて美味しいですよ。

 

 

さて今日は、「突き指」についてです。

 

 

ドッジボールは小学生に人気です。

 

 

シンガポールのお子さん達は数ヶ月の外出制限から解放された今、友達と一緒に思い切り走り回ったり身体を動かしてスポーツをする喜びに浸っています。

 

 

シンガポールでも日本同様にドッジボールが大変盛んで、時々生徒さんが突き指をしてしまうことがあり、レッスンに伺うとお母様が開口一番に「先生、実は今日、、、」と申し訳なさそうにお話されることも。そんな時は昔を思い返しながら応急処置をします。

 

 

 

 

 

私は子供時代、ピアノの先生に「指を痛めるから球技をやってはいけません」、と強く禁止されていましたが、ドッジボールが大好きでやめられず、考えた末に突き指をしないような子供なりの「技」を編み出した結果、クラスの女子で1番強くなり、男子と互角に勝負できるようになったという「武勇伝」を持っています(笑)

 

 

それでも時には油断して軽い突き指をすることがあったので、突き指したとピアノの先生に知られることなく一刻も早く治すための処置を自分で調べて日々研究していました。その甲斐があり、今も対応に慣れています。

 

 

さて、ここから先は

 

「病院に行くほどひどくないけれど痛いし少し熱を持って腫れてしまった」程度の突き指に対しての家庭での応急処置と、突き指を防ぐドッジボールの楽しみ方を、ピアノの先生の立場からお伝えします。

 

 

突き指をしてしまったら

 

 

♦︎できるだけ早く流水で冷やしましょう
♦︎冷却湿布を貼ります。その際には動かさないように固定してから包帯を巻きましょう。割り箸を添え木にするといいですよ。

 

大切なのは、とにかく「絶対に」動かさないことです。

 

 

動くか動かないか、痛いか痛くないかを試したりせずに。
少なくとも1日、2日は我慢をして徹底した完全固定を厳守が早く治す秘訣です。利き手だとしたら、食事はお箸は使わず反対の手でスプーンやフォークを使うようにしましょう。

 

 

突き指をしないためには、どのようにしたらいいでしょう。

 

♦︎準備運動を入念にしましょう。指のストレッチも忘れずに。グーパーを繰り返すだけでも効果がありますよ。

♦︎ボールに背を向けず正面を向く。後ろを向いてボールから逃げるとボールの行方がわからないため不意打ちをくらい、飛んできたボールを手で咄嗟に払うことになり、突き指のリスクが増えます。

 

♦︎手で受け止めようとせず、身体全体でボールをキャッチしましょう。

 

 

イメージとしては、お腹でボールを抱え込む感じです。その時先に手を出さずに

 

お腹に当てる→手でボールを落とさないように受け止める

 

の順番にします。最初に手を出すと、突き指してしまいます。

 

 

 

 

 

お腹で受け止める時、身体を丸くすると最強です!私は時々身体を丸めてボールを抱え込んだまま転んでいましたが、ボールは絶対に落とさないようにしっかり離さなかったのでセーフでした。

 

 

時には膝を擦りむいたりしましたが、私にとっては手さえ大丈夫なら全く問題なし。その日はお風呂でしみるのが怖かったですけれど。。。(笑)

 

 

当ピアノ教室は、突き指や骨折でレッスンをお休みする必要はありません。

 

 

安心してスポーツを楽しんで下さい!当ピアノ教室では、突き指や骨折など指や腕を怪我してしまった時も、状況に応じたレッスンを実施していますのでお休みする必要はありません。

 

 

 

 

 

完全に治っていないうちにピアノの練習をすることは突き指を繰り返したり、場合によっては指の神経や筋、腱にダメージを残す危険があります。成長期のお子さんの身体は大人よりも敏感で繊細。軽く見て無理をすることは避けなくてはいけません。経過を慎重に見ながらレッスンの対応をしていきます。

 

 

聴音(音の聴き取りです)やソルフェージュ(楽譜を見て歌います)やリズムトレーニング(ピアノを使ったりリズムマシーンを使ったり様々です)など、いつもより踏み込んだアプローチから多角的に音感を養っていきます。