こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
本日から12月に入りました。
今年もあと残り1ヶ月です。
先月は、3年ぶりの観客を動員しての定期発表会の開催などもあり、気ぜわしさの中で日々が過ぎたため、うっかり自分でも忘れていたのですが……
じゃーん♬
先週末、当公式ブログの連続投稿は、ついに900日を達成しました!(拍手)
2020年6月、シンガポールに【サーキットブレイカー】という、耳慣れない外出制限が発令された、あの試練の時期、ふと思い立って始めた投稿でしたので、当初は
100日、毎日続けられればいいかなぁ
くらいの軽い気持ちでしたが、ここまで来ると、さすがに大台の1000日を、否が応でも意識してしまいます。
900日にわたり、毎日ブログを書き続けるという作業は、一度も体調を崩さず、コロナにもかからず健康を保てたからこそ成し得たこと。
決して1人の力ではありません。
また、日々さまざまなことが起こり、時にイレギュラーな出来事に時間や気持ちが削がれてもなお、毎日投稿しようと奮い立つ精神力が保てているのは、熱心に目を通し、私の思いに共感してくださるみなさんの存在があってこそです。
これからも感謝の気持ちとともに、より一層の体調管理に努め、当ピアノ教室の日常の日々での気づきや、リトルピアニストたちの成長などを、等身大の言葉で綴ってまいります。
変わらぬ応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
ひとまず当面の目標は、年内のレッスン納めまで、目に見えない、憎きウィルスから逃げ切ること!
ピアノ指導のプロとして、レッスンに突然穴を開けるわけにはいきませんからね。
かと言って日本のような隔離措置は解除されたものの、身体の不調を隠して出張レッスンを継続することはもってのほかです。
生徒さんには受験生もおり、ご兄弟には新生児もいます。ワクチン未摂取の幼児さんもいて発育の状態や抵抗力も一人一人違うため、もし自分の症状が軽い風邪くらいだとしても油断はできません。
無理を押し通すことは、みなさんの信頼を裏切ることに繋がってしまうからです。
当ピアノ教室は全ての業務を、則子せんせー1人で担い、今年30年目を迎えました。
私の代わりに、私と同じように生徒さんたちを指導してくださる方は誰もいません。
事務処理をしてくれる人もいなければ、指導資料や演奏データを作成したり、準備を手伝ってくれる人もいません。ですので私には常に信念があります。
簡単に倒れるわけにはいかない
最近、オンラインでのピアノ指導者の勉強会に参加してみて知ったことですが、日本では、先生ご自身がコロナに感染したため、発表会を延期した個人ピアノ教室がいくつかあるそうです。正直唖然としました。
シンガポールの出張教室を運営している私にとって同じ対応をとることは不可能だからです。なぜなら
生徒さんたちの事情が全く異なるから
当ピアノ教室では、本帰国が決まっていて、発表会の数ヶ月後には、もうシンガポールに住んでいない生徒さんが毎年何人かおられるのが実情です。ですので、たとえ体調不良が原因であっても
ごめんなさい
数ヶ月延期でお願いします
といった甘さは決して許されません。背負っている責任の重さが根本的に違うのです。
やむを得ない事情により、発表会の開催が不可になれば、どれだけ誠意を尽くして謝罪しても、それで解決するほどシンプルな問題ではないのは大規模なイベントやコンサートでの演奏の仕事とも通じる《業界内の不文律》ですが
ピアノ教室の先生と一口に言っても経歴は様々ですので、実際そういった現場に身を置き、背水の陣で仕事に打ち込んだ経験がなければ、その世界の独特なシビアな空気を理解することはできません。
普段の指導でも「今がダメでも、また次があるからいいや」の感覚が癖になると、大切なチャンスを逃してしまうのではないかと心配になります。子どもの成長は待ったなしですからね。
シンガポールでは発表会の会場をおさえるのも半年前には済ませておかなければ、希望の日の確保は絶望的。キャンセルをすれば会場にも多大なご迷惑がかかります。。。
また、たとえ帰国がなくても、発表会が延期になれば、日程の調整にも困難を極めるのが容易に予想されます。なぜなら
昭和の時代とは全く比較にならないくらい、令和っ子たちの日常はハードスケジュールで、常に予定がびっしり詰まっているのが当たり前だからです。
それはシンガポールだけではなく、日本も状況は同じですよね?
さて最後になりますが
出張レッスンの最新状況をお伝えします。
当ピアノ教室では毎週のようにお問い合わせや出張レッスンのご希望のご連絡を頂戴しております。
大変嬉しい限りですが
2022年12月現在、当ピアノ教室は満席です。
本帰国を予定している生徒さんが若干おられるため、来春からのスケジュールの調整にも少しずつ入っておりますが、ウェイティングの方々から、エリアごとに順番にお声掛けをして、ご意向を優先させていただくため
新規にお問い合わせをいただいた生徒さんは、レッスン開始までにお時間をいただく状況となっております。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、スケジュールは大変流動的で、講師にも先が読めないこともございますが
長期を見据えてレッスンの予定を組みたいとご希望の方は、個別のご相談に応じることも可能です。(レッスン時間中、また早朝、深夜のメッセージには、速やかに対応できないこともございますことをお含み置き下さい)
ご質問のある方は、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせくださいね。
ブログへのご感想や、ピアノへの思いなども添えていただけると嬉しいです。
将来の頑張りたいを叶える力をこの経験から
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。