〜激動の社会変貌の中、ピアノレッスンを通して見えた4歳児の成長と気づきを、お母さんの目線で語っていただきました〜

 

 

こんにちは。

 

 

今日は、当ピアノ教室の4歳の男の子のお母さまから頂戴した、オンラインピアノレッスンのご感想文のご紹介です。

 

 

 

オンラインピアノレッスン

 

うちの子は大丈夫?
どんなことをするの?
弾けるようになるの?
みんなどうしてる?

 

 

不安を感じて、一歩前に進むことをためらっていませんか?

 

 

今回、この4歳の男の子の生徒さんのお母さまは、弟くんにも手が掛かる慌ただしい日々の中、貴重なお時間を割いて、同じようなお立場の方々へと母親としての目線から素直なお気持ちをそのまま綴って下さいました。

 

 

 

「迷っていらっしゃるお父さんお母さんがいるなら少しでも背中を押す材料のひとつになればいいな、と思います。」

 

 

 

お母さまの思いが、まっすぐに皆様へと届くことを願い、また指導者として感謝の意を込めて、いただいた文章を加筆、修正等することなく、そのままの形で掲載させていただきます。

 

 

 

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ピアノを習っている従兄弟のお兄ちゃん達の影響で、3歳からずっと「ピアノしたい」と言っていた長男。

 

 

次男の出産のバタバタが落ち着き、お友達から則子先生を紹介いただいて、4才になる誕生日の直前に、ようやく体験レッスンを受けることができました。

 

 

そのとき自宅にピアノはなく、レッスンは先生のプロ仕様の鍵盤ハーモニカで実施いただきました。

 

 

長男はこれまで習い事の経験がなく、本人に意欲はあるもののまだ4才になったばかり。
しかも、夫も私も音楽に関しては全くの素人。

 

 

すぐに飽きてしまうかもしれないのに結構な額のするピアノの購入を、最初は躊躇していました。

 

 

でも、嬉しそうに体験レッスンを受ける長男を見て心を決め、先生にアドバイスをいただきながら購入することができました。

 

 

楽器が自宅に届いて「さあ!やっと、これから!」と意気込み、先生に2回ほどお越しいただいてレッスンを受けたところでした。
シンガポールで家族以外とは会うことが出来ない厳しい外出制限が始まってしまったのです。

 

 

せっかく楽器も準備して、これからという時だったのに…。

 

 

先生はオンラインでレッスンを継続してくださるとのことでしたが、私自身は楽器の経験もないので親が指導することは難しい。

 

 

正直なところ、しばらくは進捗がなくても仕方ないな、と思っていました。

 

 

家族の誰一人弾けず、購入したばかりのピアノはリビングの一番いい場所で存在感だけ漂わせていました。

 

 

そんな中、最初は7分程度のオンラインレッスンからスタートしました。

 

 

2回の対面レッスンで教えていただいた、座り方や「ド」の位置などのおさらい、他の音を出すなどにトライしてみました。

 

 

画面越しですが、則子先生の笑顔を見て嬉しそうな長男。

 

 

先生が、息子の反応を見ながらゆっくりとお話してくださったのと、短時間ということもあり、しっかりお話を聞いて先生に教えていただくことができました。

 

 

あれ?意外にオンラインでもコミュニケーションとれるものなんだな、と初回のレッスンで感じたのを思い出します。

 

 

ただ、最初の頃はピアノの練習中に遊び始めたり、楽譜と違う音を出したり、踏み台を蹴飛ばしたり、こんな感じで大丈夫なのかな…?と思っていました。

 

 

ここだけの話、ちゃんと練習してほしくて「きちんと練習しないなら、弟にピアノあげちゃうよ」なんて酷いことも、言ってしまいました。(反省しています…)

 

 

先生に直接来ていただけない分、親がしっかりと促さないと!という重荷を感じていたのです。

 

 

そんなとき、則子先生から「遊びながらでも毎日継続してピアノに触れる習慣をつくることがレッスンの第一歩です!ファーストステージクリアですよ」とメッセージをいただき、「なるほど!遊んでいてもそれが大事なんだ」と一気に肩の力が抜けました。

 

 

ピアノを始めたばかりの息子がどうやったら楽しくピアノに触れ続けることができるか?ということを、則子先生からオンラインレッスンやメッセージのやり取りを通して教えていただき、軌道に乗り出すと息子も私も、毎日の練習と毎週のレッスンが楽しみになってきました。

 

 

 

 

 

 

楽譜が進んでいくと、見たことのない音符や記号が出てきましたが、先生からお手本動画を送っていただいたり、レッスン中に先生の画面を共有をしながら一緒に音符を読み上げたりすることで問題なく、新しい曲に取り組むことが出来ました。

 

 

指導される先生の技術によるところが大きいのだと思いますが、オンラインでできることって多いし、その可能性ってすごいな!と思いました。

 

 

外出制限の3か月の間、則子先生のオンラインレッスンは回を追うごとにどんどん進化して、オンラインでできることは何でもやる!という先生のパッションを感じました。

 

 

これは本当に、ピアノを習う生徒目線、親目線で物事を見てくださっていることに他ならないと思います。

 

 

今では、息子は一日一回の練習を自分から進んでできるようになりました。時々、全くピアノの弾けない夫を椅子に座らせて、先生のように指導することもあります(笑)

 

 

自由に出かけることもできず、来る日も来る日も家族だけで過ごさなければならなかった3か月間。

 

 

週に1回のピアノのオンラインレッスンが良いリズムを作ってくれました。

 

 

そして小さな変化ではありますが着実に進歩が見られ、家にいてオンラインであっても先生から教わることで何かしらの成長ができる、ということが日々の励みになりました。

 

 

今週からはいよいよ、対面レッスンの再開です!やっぱりリアルで教えていただけるとことはありがたく、とても楽しみです。

 

 

でも…もしまた家にいなくてはいけない日々が来てもきっと大丈夫、前に進んでいける!
そんな自信を持てるような指導をしてくださったことをとても感謝しています。

 

 

これからもよろしくお願いします。