こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の 塚越 則子です。
今日は、before →afterの夏休み明け第1弾です。
1回のレッスンで、どれだけ進歩があるのか、ちょっぴり覗いてみたいと思いませんか?
当ピアノ教室でのレッスンの様子をみなさんに動画でご紹介する人気企画、before →after。
この日の動画撮影に挑戦したのは、小4のRちゃんです。
緊張の面持ちで演奏したのは、夏休みの練習課題だった、クレーガーの「メヌエット」です。
この曲では、左右の旋律を美しく歌わせることが求められますが、1番のポイントは
息継ぎ
です。はい。
これまでにも触れてきましたが
生き生きとした感情表現のためには呼吸を意識した演奏が何よりも大切です。
【動画あり】Before→After30分のレッスンで、こんなに変わりました/小2 Wちゃん
音の高さやリズムが合っていれば、それで合格というのは、入門編の幼児さんのレッスンのお話。
ピアノを習って数年が経った小学生ならば
もう一段上の仕上がりを目指して✨
音楽的な感性をしっかりと磨いていきたいですよね?
せっかくプロに習っているのですから。
この日のRちゃんは、鍵盤に触れる指の先にまで神経を行き届かせ
丁寧に、一つ一つの腕の動きにもよーく注目しながら
集中して取り組みました。
では早速聴き比べていただきましょう。before →after の変化を感じ取っていただけると嬉しいです。
初級を卒業した子どもたちがピアノに向かうときの気持ちは、とても複雑です。
Rちゃんも、まさにそんな時期。
◆どんなに好きでも、ときには苦しいときもあって
◆逃げ出したいようなときもある
◆練習に向かう気持ちのハードルが高くて、なかなか腰が上がらないことだってある
そう書くと、意外に感じる方もおられるでしょう。
負の感情が湧き出てくるのは、決して悪いことではありません。なぜなら、心が成長し、上達してきた証だから。しかし
ピアノと、そこまで真剣に向き合った経験のない人には、繊細な心の揺れ動きを理解することができません。
好きなら一心不乱に練習に打ち込むはず
そう信じて疑いません。
もっと先の領域があるということまで想像が及ばないのです。
練習に身が入っていない、やる気が感じられないと察するやいなや
練習しないなら、もうやめたら?
と極論に走りがちなのも特徴。
しかし、それでは子どもを追い詰めてしまいますよ。親子関係もギクシャクするでしょう。
好きなら、どんなときも、他を差し置いてでも、夢中でのめり込む
ピアノもスポーツも、真剣になればなるほど、熱くなればなるほど、そんな単純な図式が当てはまらないと、私はハッキリと言い切ることができます。なぜなら
私も同じ道を通ってきた仲間だから
ピアノレッスンを長く継続させ、成功させるカギを握っているのは、本人の自覚とともに周りの方の精神的サポートです。
サポートと一口に言っても、いろいろありますよね。練習のとき
❤︎そばにいた方がいいのか
❤︎離れているのがいいのか
❤︎音を聞いた方がいいのか
❤︎あえて聞かないほうがいいのか
練習しないとき
❤︎理由を尋ねた方がいいのか
❤︎そっとしておいた方がいいいのか
どうしたら一番、この子のためになるの?
考えてもわからない!!!
そんなときは、迷わずご相談ください。
則子先生は、今までたくさんの生徒さん、保護者の方々一人一人のお悩みに寄り添い、解決に導いてきた実績があります。
ちなみに私は、練習のとき、誰かがいると嫌なタイプ。完全に集中することができません。
これは私の想像ですが…巷のピアノを習うお子さんたちの中にも、同じタイプが潜んでいるのではないでしょうか。
◆おまけ◆
発表会用の靴を購入しました😃
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。