シンガポールの出張ピアノ教室/「左利きの日」に起きた3つの偶然?!

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
 

 

 

当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。

 

 

 
プロフィール
 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。

 

 

 
指導方針
 

 

 
ピアノレッスンコース
 

 

 
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
 
 

 

 
シンガポールのピアノ教室事情
 
 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
 

 

 
 
Q&Aシリーズ⑩先生のお宅でのレッスンはありますか?
 
 

 

 

講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。

 

 

 

ヤマハ認定グレード

 

 

 

8月13日は、「左利きの日」です。

 

 

 

昨日の午後、Facebookのタイムラインに流れてきた、シンガポールのリーシェンロン首相の投稿を目にして、8月13日が「左利きの日」だということを初めて知りました。こんな日があるのですね!

 

 

 

 

偶然にも、ちょうど多様性についての記事を書いたあとのことでしたので、ビックリ!

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/ピアノの歴史から「多様性」について考えてみる。

 

 

 

 

左利きの人の割合は、世界の人口の約10%ほどだと言われています。

 

 

 

 

 

「左利きの日」は、左利きの人たちの生活環境の向上に向けた記念日です。

 

 

 

 

 

1992年8月13日、イギリスにある「Left-Handers Club」により、右利き用だけでない誰もが安全に使える道具を各種メーカーに対して呼びかけることを目的に提唱・制定されたのだそうです。

 

 

 

 

1992年といえば、ちょうど私がシンガポールに移住した年です。

 

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/1992年の来星当時を思い出して。

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/恩送り〜来星直後のエピソードより。

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/大人ピアノの新入生のレッスンで懐かしのエリアへ。

 

 

 

 

リーシェンロン首相の投稿には「私がワクチンを右腕に打っていたのを見て、左利きだと気がついた人もいたのではありませんか?」とあり(写真は、2021年1月29日のワクチン接種の様子より)

 

 

 

 

「今日は、一人一人、みんな違うということを祝う日です。お互いの個性を活かして、より良い世界を作り上げていくことができることを思い出しましょう!」とのメッセージが添えてありました。

 

 

 

 

他民族国家、シンガポールをまとめ上げているリーダーならではの、スケールの大きな視点ですね。

 

 

 

 

昨日はこの後、「左利き」に関係する偶然が重なった不思議な1日でした。

 

 

 

 

偶然その1

 

 

 

 

「左ききの日」の1番最初のレッスンは、左利きのRくんでした♬

 

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/レッスン開始から3ヶ月の様子より。(小1男の子、演奏動画あり)

 

 

 

 

Rくんは元気いっぱいの小学1年生。昨日のレッスンでは、ブルグミュラーの「アラベスク」を練習しました。

 

 

 

 

右手のメロディの16分音符は、練習が不十分なうちに速く弾こうとすると指の動きがテンポに追いつかず、滑りやすいので、きちんと音を出すためには粘り強く練習する必要があるのですが

 

 

 

 

Rくんは指の形に気をつけながら、根気よく、落ち着いて反復練習に励むことができました。練習を重ねていくうちに左手の和音も、しっかりと粒が揃ってカッコよく決まるようになりましたよ。

 

 

 

偶然その2

 

 

 

Rくんが現在レッスンをしている時間、昨年の今頃は、Hちゃんのレッスンをしていました。

 

 

 

 

 

 

 

本帰国をしたHちゃんも、左利き♬

 

 

 

 

左利きのリトルピアニスト〜Hちゃんとのシンガポールのピアノレッスンの思い出〜

 

 

 

 

実は、Hちゃんの体験レッスンの時に、お母さんとの会話の中で一つ、ショックを受けたことがありました。

 

 

 

Hちゃんがまだ3歳の頃、シンガポールに赴任すると決まる前、日本でピアノの先生探しを始めたところ

 

 

 

左ききのお子さんのご入会は、ご遠慮いただいています

 

 

 

というピアノ教室があったのだそうです。。。

 

 

 

 

どうりで・・・。Hちゃんのお母さんにいただいた最初のメールに、5歳(左きき)と記してあったことを、少し不思議に思ったことを記憶しています。

 

 

 

 

私は、ピアノ指導に30年以上携わっていますが、Hちゃんのお母さんからお話を伺うまで、私の周りに左利きのお子さんの指導をお断りしたり、特別扱いするピアノ指導者に出会った経験が一度もなく、噂を耳にしたこともありませんでしたので、信じられない気持ちでいっぱいでした。

 

 

 

 

当ピアノ教室の卒業生には、もちろん左利きさんも大勢いますし、現在も左利きの生徒さんが数名おられ、何の問題もなくレッスンを受講しています。左利きさん、どうぞ安心してくださいね♡

 

 

 

 

Hちゃんは、当ピアノ教室に在籍していた一年余りの間に順調に実力をつけて、2019年の発表会では、その前の年に生まれた妹ちゃんのお名前と同じ曲名の「すみれ」というワルツの曲を、立派に演奏しましたよ。

 

 

 

2019年発表会レポート

 

 

 

利き手が左右どちらかということは、その生徒さんの個性の一つ。それは例えて言えば

 

 

 

◉音符を読むのが得意

 

 

◉リズム感が良い

 

 

◉空間認識能力が高い

 

 

 

などと同じだと私は思っています。左利きのお子さんに共通している特徴として一つ挙げるとすれば

 

 

 

◉左右の音のバランス感覚に優れている

 

 

 

ということです。ピアノの曲は一般的に右手がメロディ、左手が伴奏なので、演奏するときに、利き手が左手だと不利になってしまうのではないかと一般的に思われがちですが、プロの視点から見れば、そんなことはありません。一人一人の特性を上手く活かして、花開かせるのが指導者の役目です。

 

 

 

 

当ピアノ教室では、指導の際、手の大きさや骨格などの特性を見極めながら、一人一人に合わせたアプローチをして、両手をバランス良く育てていくので、何も心配いりません。

 

 

 

偶然その3

 

 

 

私自身は右利きですが、父はもともと左利きで、子どもの頃、親戚同士の集まりで、いとこ達と食事をした時に、自分だけお箸を持つ手がみんなと逆なことに違和感を持ち、自ら右利きに矯正した経験を持っていました。

 

 

 

 

かなり苦労したようで、鉛筆を持ったりお箸を持つことは訓練で無理なく出来るようになっても、ネジを回すことだけは大人になってもずっと苦手で、電球の交換の時、いつも悪戦苦闘していた姿を覚えています。

 

 

 

 

今は空にいる父とのエピソードの数々を懐かしく思い返していると、Facebookのタイムラインに、3年前の8月13日の投稿が、「過去のこの日」として上がってきました

 

 

 

 

 

 

3年前は、左利きの日の存在を、まだ知らずにいましたが、父はしっかりと私の夢に現れて、左利き代表として私に存在をアピールしていたようですね。驚きました!

 

 

 

 

この写真は、私が高校生時代、父が名古屋に単身赴任していた頃の一枚です。

 

 

 

♬おまけ♬

 

 

 

さらに遡って9年前の2012年の今日は、こんな投稿もしていたようです。

 

 

 

 

 

 

覚えたてのひらがなで一生懸命に書いてくれたラブレターは、いつだって可愛さ1000%、ハートがきゅんきゅん♡しますね。

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。

 

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

令和時代の子供達のピアノ指導とは。

 

 

 

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