こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
 
 

 

当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。

 

 

 
プロフィール
 

 
 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。

 

 

指導方針
 

 

 
ピアノレッスンコース
 

 

 
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
 
 

 

 
シンガポールのピアノ教室事情
 
 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
 

 

 
 
Q&Aシリーズ⑩
先生のお宅でのレッスンはありますか?
 
 

 

 

講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器演奏のエキスパートです。

 

 

 

 

ヤマハ認定グレード

 

 

 

 

さて、みなさんは、スタンフォード大学・オンラインハイスクールをご存知ですか?

 

 

 

 

この学校は、オンラインにもかかわらず、全米トップ10の常連で、昨年2020年は全米の大学進学校1位となり、世界中から大変注目を浴びています。

 

 

 

 

この学校では、現在、世界の選りすぐりの中1から高3の子ども達、計900人(30ヵ国)がリアルタイムのオンラインセミナーで学んでいます。

 

 

 

 

今日は、このスタンフォード大学のリーダーの一員として、同大学のオンライン化も牽引した星 友啓(Tomohiro Hoshi)スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長の初の著書「スタンフォード式生き抜く力」で紹介している「子どもが勉強するのに最適な環境」について、お話します。

 

 

 

 

出張ピアノレッスンの上達への道は、環境の「最適化」から始まります。

 

 

 

 

「スタンフォード式生き抜く力」は、全米トップ校の白熱授業を再現。予測不可能な時代に、シリコンバレーの中心でエリートたちが密かに学ぶ最高の生存戦略を初公開して一躍話題となり、ロングセラーとなっています。

 

 

 

 

 

著書によると、できる子に育つ勉強空間と「音」の関係は、「温度」「部屋の環境」と共に、現在盛んに研究が進められている分野であり、科学的に証明されつつあることが増えているジャンルの一つなのだそうです。

 

 

 

 

 

子どもの勉強をサポートするにあたって、まず最初に親ができることは、心地よい環境を整えてあげること。

 

 

 

 

 

快適な空間で、気持ちよく集中して、効率を上げて欲しい。この願いは、ピアノレッスンに関しても同じですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室は、講師が自宅に伺う出張レッスンです。ピアノレッスンの間、普段暮らしている「生活空間」を、どれだけピアノレッスンのために「最適化」できるかが、上達を大きく左右してくるため、保護者の方々のご協力が、必要不可欠になります。

 

 

 

 

 

私は、ピアノの指導、そして演奏のプロですので、どんな環境でも、一旦ピアノを弾き始めたら、ピアノの音だけに集中して、耳が、ピアノの音を最優先する訓練ができています。

 

 

 

 

周りの影響を一切受けることなく、ピアノを弾き続けることができますし、生徒さんの弾くピアノの音「だけ」を聴く【耳の使い方】をすることができますが、生徒さん達は、そのような訳にはいきません。

 

 

 

 

 

 

 

 

よくある出張レッスンでの「あるある」として、練習の成果が出て、生徒さんがご機嫌でスラスラとピアノを弾いていたのに、突然の

 

 

 

◉水道から流れる水の音

 

 

 

◉ドアをバタンと閉める音

 

 

 

 

などの、家庭の生活音に反応しまい、うっかりミスをしたり、ビックリしてピアノを弾く手を止めてしまったりすることがあると聞いたことがあります。

 

 

 

子どもの場合、一旦、集中力を欠いて、ご機嫌ナナメのモードに入ると、リカバーに難航することが多いので

 

 

 

レッスンを再び軌道に乗せるために、余計な時間を割かざるを得ないことも起こるでしょう。

 

 

 

そうなればピアノの上達はおろか、落ち着いて集中力を養うことすらできなくなってしまいそうです。。。(涙)

 

 

 

 

 

 

 

ピアノに限らず、楽器のレッスンのときは、できるだけ静かな環境を保つことは、上達のための最低条件と言えます。

 

 

 

 

 

そのことを心得て、当ピアノ教室の保護者の方々は、日頃からレッスンのために様々な対策を講じ、細やかなご配慮をしてくださっています。

 

 

 

 

 

お子さんのレッスンの時間は、幼稚園、小学校から帰ってきてからの夕方の時間帯がメインで、夕飯の支度などで家事が慌ただしくなるタイミングと重なりますが

 

 

 

 

 

小さな妹さん、弟さんは、レッスンの間は保護者の方と別の部屋で過ごされたり、外遊びに出かけたり(コロナ禍で、お父さんがテレワークになったので、ご家庭のサポート体制が強固になった生徒さんも多いです!)

 

 

 

 

ご家庭によって対処法は異なりますが、お子さんが快適にレッスンに集中できる環境作りに、ご家族一丸となって一生懸命に取り組んでくださっている姿に思わず頭が下がります。

 

 

 

 

 

 

週に一度、たった30分のこととはいえ、それは決して簡単なことではありません。

 

 

 

 

 

私はシンガポールでの30年の出張ピアノ教室での指導経験から、お子さんを持つ日本人家庭の、様々な実情を熟知しており

 

 

 

 

保護者の方々の、レッスンへの細やかなご配慮やサポートがあってこその出張ピアノレッスンであることを常に心に留めています。ご尽力への感謝の念が絶えることはありません。

 

 

 

ご家族の方へ。

 

 

 

学習効果を最も下げてしまう音の要因とは。

 

 

 

 

音と学習効果の関係については、音の大きさや、リズム、音の出てくる場所、反響など、様々な角度から研究が進んできています。

 

 

 

 

 

一つ注目すべきことは、音による学習効果の低下に関して、音量による影響は小さいということです。意外な結果だと思いませんか?

 

 

 

 

 

では一体何が、最も影響を与える要因なのでしょう。

 

 

 

 

 

結論から言うと、音量より音の変化が、学習効果の低下に関係していることが、様々な研究によりわかっています。

 

 

 

 

一定の音よりも、急激に変化する音が学習効果を下げやすいと言うことです。

 

 

 

 

 

いったん止まったけれども、また突然鳴り響く雑音のほうが、学習の妨げになると言うこと。

 

 

 

 

考えてみると、なるほど納得です。水道の音やドアの開け閉めの音は、まさにこれにあたります。

 

 

 

 

年齢が小さい子どものほうが、より、それらの音の影響を受けやすいとのことです。

 

 

 

 

身近な生活音は、気にしていない場合が多く、盲点になりがちなので、普段から注意する必要がありそうですね。要チェックです。

 

 

 

 

当ピアノ教室では、楽器の設置場所についてのアドバイスも行っています。

 

 

 

 

お子さんの年齢、性格、またお住まいの間取りなどによって最適な楽器の設置場所は、それぞれ異なります。

 

 

 

アコースティックピアノ、電子ピアノなど、楽器の種類によっても適した設置場所は変わってきますが

 

 

 

当ピアノ教室では、シンガポール内でのお引っ越しを控えている時や模様替えの予定がある時、お部屋のレイアウトを伺って、楽器の移動前に、あらかじめ設置場所を決めるために、ご相談を受けることが、よくありますよ。

 

 

 

 

【ママからのご質問③】電子ピアノをリビングに置くときに気をつけるポイントは?

 

 

 

 

最後に、ピアノ指導者の立場での、則子先生からの「いい耳を養う」ためのアドバイスを一つ。

 

 

 

 

 

 

ピアノの上達のためにピアノの練習の継続は欠かせませんが、ピアノを弾くことと同時に、音を聴くことも大切です。

 

 

 

 

 

「音の質」を聴き分けるために必要な、繊細かつ鋭敏な耳を育てるには、普段の、ちょっとした心がけが功を奏します。

 

 

 

 

 

 

 

それは「静寂の時間」を持つこと。

 

 

1日のうちの、たった数分で構いません。心を落ち着けて、静寂に耳を傾ける時間を、耳に与えてあげて下さい。これは耳にとっての、いわゆる「デトックス」に絶大な効果があります。

 

 

 

 

すぐにはわからないかも知れませんが、やがて、音の聞こえ方が変わってくることが実感できる瞬間が訪れますよ♬

 

 

 

 

シンガポールのピアノ教室/あなたの耳、大切にしていますか?