こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
塚越 則子（つかごし のりこ）です。
1992年来星。シンガポールPR（永住権）保有者。
シンガポールで1番長い指導歴の日本人ピアノ講師です。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた、お教室ガイドラインに沿った、出張ピアノ教室です。
シンガポールでは、法律により、自宅でピアノ教室を開講することは認められていません。
Q&Aシリーズ⑩
先生のお宅でのレッスンはありますか？
最近、ピアノレッスンに伺った際、生徒さんの保護者の方々から、体調があまり優れない、というようなお話を頻繁に耳にするようになりました。
もともと弱いところの調子が何となく良くなかったり、寝込むほどではないけれどだるい、、、やる気がなかなか起きなくて、、、と、症状は共通しています。
シンガポールは赤道直下に位置して、年間を通して気温の変化が少なく、その点では、しのぎやすいと言えますが、南国特有の強い日差しは、身体の内側に思いのほか負担を強いるようで、特に秋から冬へと季節が移り変わる、今のこの時期に体調を崩す人が多いのは、私たちシンガポールに住んでいる日本人の特徴のようです。
日本の四季の気候のサイクルが出来上がっている私達の身体は、いつまでも夏のままのシンガポールのトロピカルな気候に、きっとびっくりして戸惑っているのでしょう。
それでも身体は私たちの意識とは離れたところで黙って静かに、環境の変化に適応しようとしてパランスをとりながら、健気に頑張ってくれています。
来星して1、2年は、とにかく無理をしないことが大切で、疲れたら出来るだけ休むようにすることが、上手くやり過ごす秘訣です。私にも経験があります。午後になると決まって、いつも眠かったのを覚えていますよ。
当ピアノ教室では、自然な形で音への感性を高めたり、リズム感や音程の感覚を養う「ソルフェージュ」の一環として、ピアノレッスンの最後に、お歌の時間があり、幼稚園生や小学校低学年の生徒さんには、毎回好きなお歌を選んで歌ってもらいます。
お子さんと一緒に歌を歌うことは、心の癒しになりますよ♬
お子さんをヤマハなどのお教室に通わせた経験のある保護者の方は、グループレッスンで、お歌の時間に馴染みがありますが
個人のピアノ教室で、ピアノレッスンにお歌から音楽センスを磨くアプローチ法を組み込んでいるのは珍しいこともあって「楽譜がなくても大丈夫なのですか?」「すぐに弾けるのですか?」などのご質問をいただくこともありますが、どうぞご安心ください!
クラッシックだけのお教室とは異なり、当ピアノ教室では講師の様々な演奏活動の経験を活かして、レッスンでは様々なジャンルのピアノ曲に対応しているので、楽譜がなくても耳に馴染んでいる童謡を、お子さんの声の高さに合わせて、その場ですぐに弾くことなどは楽勝です♬
日本とはここが違う/シンガポールのピアノ教室だから大切にしていること2
少し前までのリクエストは、生徒さんからも保護者の方からも流行のJ-POPがダントツに多かったのですが
シンガポールのピアノ教室/最新リクエストではこんな曲を弾いてます
10月に入ってからは、不思議と申し合わせたように、秋を感じさせる歌のオンパレードです。
「もみじ」
「真っ赤な秋」
「夕焼けこやけ」
カラッとした秋晴れの空。燃えるような夕陽。
伴奏をしながら脳裏には、秋の情景が広がります。懐かしいお顔も浮かんで来ます。みんな元気で頑張っているかな?
Tik Tokご就職おめでとう！エディくんとのシンガポールピアノレッスンの思い出
レッスン3ヶ月目/ゆずちゃん5歳とのシンガポールピアノレッスンの思い出
優しいメロディに合わせて、身体を揺らしながら生徒さんと一緒に童謡を口づさんでいるお母さんたちも、歌詞の中に、それぞれの「日本の秋」を見つけているでしょうか？
海を越えた自由な空の往来の再開が待ち遠しいですね。私も１日も早く、日本にお帰りなさい!の機内アナウンスと、タッチダウンの後に流れる、お気に入りの曲を聴きたくてたまりません！
【シンガポールは本日外出規制解除です】Another Sky
今年は、いつもとは全く違う初めて尽くしの緊張感の中で、知らず知らずのうちに気が張っていることも多く、シンガポールに住む日本人の私達には、日本とは異なる生活環境による疲れとは別の種類の精神的な負荷も加わっています。
そんな中でも、お母さんたちは終始笑顔を絶やさず明るく元気で、心の憂いを表に出すこともなく、本当に頭が下がります。
少しずつ街の規制は緩やかになってきているものの、まだまだシンガポール政府は、ニューノーマルに続く次の緩和段階のフェーズ3への移行には慎重であり、楽観視はできません。
そんな状況を受けて、当ピアノ教室も、日本人会のホールで例年実施している発表会を、今年はオンラインでのピアノ発表会をさらに進化させた形の「ハイブリッドピアノ発表会」方式の開催へと舵を切ったばかりです。
【注目】シンガポールのピアノ教室/2020年はオンライン+自宅の「ハイブリッドピアノ発表会」を開催します。
依然、世界を見渡すと、厳しい状況に変わりはありません。ヨーロッパでは、新型コロナ肺炎の第二波の拡大が止まらず、外出禁止措置が再び発令されることが発表されました。
毎日休みなく忙しいお母さん達だから、せめて、お子さんのピアノレッスンが始まったら、自由に、心安らかに、不安や悩みから解き放たれた時間をゆったりと過ごしてほしい。
一音一音に、そんな願いを込めて、お歌のピアノの伴奏をする時間は、私にとっても、生徒さん、保護者の方と気持ちを合わせて心の深呼吸ができる、貴重な「ヒーリング・タイム」です♡
