こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
本日は、当ピアノ教室の公式ブログ連続投稿1500日達成を前に先頃実施した生徒さん、保護者の方々へのアンケートに寄せられたお言葉をご紹介する3日目です。
1日目はこちら。
2日目はこちら。
今日ご紹介するのは、当ピアノ教室でピアノを習い始めて約1年のIちゃん(小学5年生)のお母さんから頂戴したメッセージです。
Iちゃんは日本でもピアノレッスン歴があり、現在ブルグミュラーレベルです。
昨年の発表会では「エリーゼのために」を演奏し、気品のある美しい音で会場を魅了しました。
公式ブログ連続投稿1500日達成記念アンケート
🌼則子先生にピアノを習ってよかったと思うこと
親も子も、則子先生の持つナチュラルで何事も楽しむ姿勢のおかげで、カジュアルな雰囲気で、肩肘を張らずにピアノに向き合えること。
そのため、より自分の内面に向き合いながら演奏できる気がします。
🌼則子先生って、どんな人?
明るく、大人の品性と、子どものようなピュアさを併せ持った、チャーミングなお人柄です。
🌼これまでのレッスン、発表会で印象に残っていること
先生自身が、音楽との楽しい向き合い方を実践しておられるのを演奏から学びとれた発表会でのエレクトーン演奏が印象的です。
🌼則子先生に質問(音楽以外でも、もちろん🆗)
※こちらは後ほどお答えいたしますね。
①シンガポールに来て、1番辛かったことはどんなことですか?
②犬派ですか?猫派ですか?💛
🌼これからのピアノレッスンで挑戦してみたいこと、弾いてみたい曲
大人になっても何かの時に弾ける曲
❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
お母さん、大変ご丁寧なメッセージを寄せていただき、どうもありがとうございます。
Iちゃんが当ピアノ教室のレッスンを希望されていることは、ご連絡をいただく前から生徒さんのお母さまからお話を伺っており、存じ上げていました。
ほどなくしてホームページの体験レッスンフォーム経由で連絡を頂戴したとき、出張レッスンの時間が即座にご用意できない状況だったのですが
ちょうど運よく、数ヶ月先の本帰国予定の生徒さんが決まっていたので、そのことを体験レッスンでご説明し、週末のオンラインレッスンから始めてみるご提案をさせていただいたところ、心を決めていただき、すぐにレッスンをスタートしましたね。
「シンガポールに来て、まだ右も左も分からず慣れない環境だからこそ、娘の大好きなピアノを、できるだけ早く再開して、ここでの生活の基盤を固める一助としたい」
そのような意向をお話されていました。
実際オンラインでレッスンを開始すると、パソコンの画面越しでしたが、Iちゃんの真剣さ、生真面目さが手に取るように伝わってきました。
注意を楽譜に書き込むやいなや、すぐに反復練習に取り組む真摯な姿や、難関をクリアして満面の笑みを浮かべる明るい表情を目の当たりにして、たとえ対面でなくても、すぐにレッスンができて本当に良かった、この時間は価値があった!と実感したことを、よく覚えています。
久しぶりに「リアル」でお目にかかったのは、エスプラネードで、辻井伸行さんのシンガポールリサイタルが行われたとき。偶然客席でお会いして、お互いにビックリしましたね😃
こんな嬉しいサプライズが、生活のそこここに潜んでいるのも、シンガポール暮らしならではです✨
日本人社会は狭いので、ひょんなところで関係が繋がっていることも頻繁にあることを、シンガポールに暮らす方々は、日頃から実感しておられることと思います。
当ピアノ教室は、お宅に伺って、生徒さんの家にお上がりして、生徒さんご家族の住む生活空間でレッスンをする出張レッスンですので、日本の自宅で開業している講師や、音楽教室に所属している講師とは、生徒さんや保護者の方々との【距離感】が否が応でも異なってきます。
また、私は、派遣会社に所属して働いているわけではないので、指導への向き合い方も
「時間がきました。はい、さようなら」
というのではありません。ご自身で起業されている方であれば、どんな職業にせよ、このあたりのニュアンスは一緒なので、よくご理解いただけるでしょう。
生徒さんに余力があるのを確認するやいなや、契約なんて無視して「もう終わりの時間がきたけれど、ちょっぴり延長して区切りのいいところまで今日中に仕上げてしまおう!」というのも実は結構あります。いちいちそれをおうちの方にお伝えする事は、ほぼありませんので、気がついていない方が多いかもしれませんが。(ごめんなさい💦その時間があるなら指導に回したいのがホンネなのです😆)
その日のレッスンで行ったことや宿題のご説明を終えて、話が弾んで盛り上がることもしばしばです。内容は音楽以外のことに及ぶことも。暮らしに関してのご相談を受けることが多いのも日本とは大きく違う点です。
💎良い皮膚科の先生を教えていただけますか
💎良いマッサージやさんをご存知ですか?
💎ヘアスタイリストさんをご紹介いただけますか?
などなど。これらはほんの一例に過ぎません。
それらも含めてピアノレッスンだとのお考えが前提にあり、積極的に「密な関係」を楽しんでくださってるのも、当ピアノ教室の保護者の方々の特徴といえるでしょうか。
大人同士での会話が盛り上がり、風通し良く、良好な関係の中、和気藹々としたムードが漂っていると、子どもたちの心の成長にも良い影響があり、レッスンも順調に進むと長年の経験から感じています。
出会えたことに感謝して、ピアノを通じて生徒さんご家族の充実したシンガポールライフのために貢献する
それが、当ピアノ教室の姿勢なのです。
お母さまとはもちろんのこと、Iちゃんのお父さまのように、お父さま方ともお顔を合わせればご挨拶だけにとどまらず、お子さんの日頃の様子をざっくばらんにお伝えし、音楽に関しての話題や軽く世間話を交わす中から新しいことを学ばせていただくことだってあります。
シンガポールで働く日本人の方々は、その道の第一線で活躍しておられる方々や、人々のために尽力を尽くされている先鋭のスペシャリストが多く揃っているので、言葉選び一つにしても品格が感じられ、人格的にも「さすが✨」「素晴らしい!」と感服することが多いですね。
若干、話が逸れましたが、なぜこのようなお話をしたかというと…
私は、これまでの30年あまりのシンガポール暮らしの中で、ピアノを教えることを通して、多くの方々の善意や温かいお気持ちに支えられて生きてきたと強く実感しているからです。
もちろん誠意が通じなかったり、裏切りにあってショックを受けたり、悲しみにくれる夜も、たまにはありますが
今、この歳になったからこそ、しみじみと思うのは
そんなことに構っている暇なんてない!
ということ。だから
引きずらない
持ち越さない
切り替える
これを日頃から自分に厳しく律しています。なぜなら
好きな人たち、大切な人たち、楽しいことのために、自分の心と時間を使わないと、もったいないから。
誰の命も限りがあるのですからね。
最後に。
いただいたご質問の①は、先日の投稿で、かつてのエピソードを交えてお話しさせていただきましたので、ご一読いただけると嬉しいです😃
②犬派ですか?猫派ですか?💛は、どちらも好きなので、「そのときの気分や状況によって」というのが正直なところ。でも、年齢を重ねるごとに、ネコの比率が上がってきたかしら…と感じている昨今です😃
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針