こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
当オフィシャルブログでは現在、12月3日に開催した2023年発表会の保護者の方々のご感想をシリーズでご紹介しています。
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第8日目の今日は、Mちゃん、Wちゃん(幼稚園年長、小学3年生)姉妹のお母さんから頂戴したメッセージです。
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則子先生
第27回発表会のご成功、おめでとうございます。
前年にも増してさらにバラエティに富んだ、生徒さんの個性あふれる楽しい発表会でした!
皆さんの演奏、がんばりが伝わってきて、素晴らしかったです。
中でも特に感動したのが、Kさんの月の光の演奏です。
シーンとした夜の湖面に月が映っている景色が見えるような、そんな素敵な演奏でした。
また、大人ピアノのNさんの演奏では、指の形がとても美しく、やっぱりきちんと則子先生に習われている方は違うなぁと思いました。
則子先生と大木先生のアンサンブル、発表会中と終了後の演奏両方を楽しく聞かせていただきました。
演奏中の則子先生の表情がとても楽しそうで、「音楽を演奏する喜び」がバシバシと伝わってきました。
則子先生に子ども達をお願いして良かったと改めて思いました。
「2人でデモンストレーター時代を思い出すね』と言いながら本番前に練習しました」
とおっしゃっていましたが、お二人とも音楽の道を歩みづつけ、30年後に同じステージで演奏することができるなんて、素敵なことですね。
則子先生の演奏もとても楽しかったです。
ステージ後側の生徒さんたちや観客席後ろの人たちも一緒に歌っていましたよ。
見にきてくれた友人は、「先生はすごい情熱を持ってはる。発表会一人で仕切って。それに人を楽しませる天才やわ。
「アイドル」を選曲する先生なんて他におらんわ。」と言っておりました。
私も同意でございます。
最後に、連弾で参加させていただいた私自身の感想ですが、とにかく、緊張で気を失って倒れずに弾き終えた!とホッとしています。
サビは脱落するわ、最後の音は外すわで、練習していた時の6割くらいしか弾けませんでした(もっと上手く弾きたかった!)が、上手くできなかった悔しい気持ちよりも、やり切った満足感が上回っています。
会場の皆さんの手拍子もありがたかったです。
約40年前、小学生の時のピアノ発表会で大失敗した苦い思い出から、なんとなくピアノと、人前に出ることに苦手意識がありましたが、今回参加させていただいて本当に良かったです。
毎日の練習が楽しくて、朝、子どものお弁当を作り終えて、子どもが起きてくるまで
「あ、あと5分ある。ピアノの練習しよう」
なんて、以前の私では考えられない生活。ピアノのある生活は楽しいですね✨
実は、則子先生から発表会で連弾をしてみませんか?とお話をいただいた時、ちょうど知人のコーチングを受けていました。彼女に、
「やってみたいけど迷ってる、自信がない」
と相談したのです。
私は、娘が生まれてから、何もかも娘優先。いつも娘のマネージャー的な存在で、自分のやりたいことなんて考えていませんでした。
仕事と家事と子育てに忙しくて自分のことを考える余裕なんてない、日本だったらこんなお母さんたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
ところが、彼女はスイス人。日本人をコーチングした機会は今までなく、”一歩下がって”、”子育ては母親がメインで”、という感覚は通用しません。
彼女と話すうちに、自分のやりたい事にもう少しフォーカスしてもいいのでは?と思うようになりました。
それから、小学生の時の失敗経験から、また同じ目に会うのはイヤという話をしたところ、「子どもにどんな風に成長してほしい?」と聞かれ、私は考えた末に
「失敗を恐れずにいろんなことにトライして、たくさんの経験をして欲しい」
と答えました。さらに、
「子どもにそうなって欲しかったら、誰がロールモデルになるの?」
と聞かれ、…ん?私か?!
このような彼女とのやりとりを経て、今回の発表会に連弾で参加させていただく決心に至りました。
「失敗するかもしれないけど、やりたい事に挑戦する。そのために一生懸命努力する」
今回はそんな姿勢を子ども達に見せられたので、(完璧ではない演奏でしたが)大成功とします。
ちなみに上の娘は、発表会前、緊張している私に
「ママは一生懸命練習したから大丈夫」
と言ってくれたり、演奏後
「間違えたとこ、そんなに目立たなかったよ」
とフォローを入れてくれて、ずいぶん成長したものだ(涙)と思いました。
則子先生、この度は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。
そしてこれからも、娘達をよろしくお願いします。
素晴らしい発表会でした。お疲れの出ませんように。
Happy Holidays!
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〜ご感想に添えて〜
Yさん、とても丁寧なご感想を寄せていただきありがとうございます。
明美先生とともに、一言ずつのお言葉を噛み締めるように読ませていただきました。
(感涙)
無事に本番を終えたいま、改めて「今年の発表会で、ご主人さまとの連弾をしませんか?」と、おすすめした瞬間からのレッスンでの一コマ、一コマを回想しています。
日を追うごとに音に自信がみなぎり、弾いているときのお顔がイキイキとした輝きを帯びてきた様子を拝見しながら
自画自賛ながらも ”わたしの無茶振り(笑)は間違いではなかった”と確信し、レッスン後のリフトの中で密かに喜びに浸ったことも数しれず。
発表会前日のレッスンで、連弾を弾き終えたあとのムードは最高潮に達し、お部屋全体が、まるでお祭りのような雰囲気の空気に包まれましたね✨
嬉しさのあまり、思わずガッツポーズをしてしまいました。
本番の演奏も大変素晴らしかったです。ベース音のバランスがいい感じで全体を引き締めていました。
地道な努力が実を結びましたね。おめでとうございます!
踊る阿保に見る阿保。
同じ阿保なら踊らにゃ損損!
私が連弾にお誘いしたときの気持ちは、まさにこの阿波踊りの精神そのものでした。
客席で見ている方が緊張する
前年の発表会のご感想で、そうおっしゃっていたYさんを「見る」側から「踊る」方に引き込み、楽しみの渦に巻き込みたいというのが私の願いでした。
阿波踊りの「踊る」というのは、精いっぱい人生を楽しむということ。
一方で「見る」とは、一歩引いて遠慮しているということ。
楽しみの渦のど真ん中で踊っていようが、離れた場所で見ていようが、どちらを選ぶのも自由だけれど、誰しも与えられた命は一つだけ。一度限りの人生、主役は自分です。
せっかくなら失敗しても挑戦してみることを選んだほうがずっといい。いいえ、そもそも
挑戦に失敗はない。なぜなら
たとえ思うようにいかないことがあったとしても、挑戦すれば、しなかったときよりも経験値は確実に増えて成長につながる。
だから、挑戦には成功という結果しかない
そう私は強く信じており、これまでも、そのように生きてきました。
やらなかったことを、あとで後悔したくないのです。
わからないリズムや音をいい加減に流したりせず、その都度質問をして、できるまでコツコツと練習を重ねる
そんなふうに真摯に音楽に向き合うYさんの生真面目さ、誠実さ、真剣さ、純粋さに私も指導者としての気持ちが大いに揺さぶられた、この数ヶ月。
とてもよい経験をさせていただきました。
かけがえのない時間を、ありがとうございました。
一緒のステージを踏めたことを心より感謝いたします。
これからもよろしくお願いいたします。
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お姉さん度数が、さらにアップしました。
Mちゃん。
美しく凛々しい演奏でした。オリジナル曲の音も冴えていましたね。
Wちゃん。
とにかく✨最高✨でした!
日々の暮らしを、より豊かで実りあるものにするために、音楽でみなさんのお役に立ちたい✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。