シンガポールの出張ピアノ教室/嘘みたいな、でも本当にあったお話。

ピアノレッスン 日常と音楽と私 最新記事

こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。

 

今日は出張ピアノレッスンの話題から少し逸れるのですが

 

いつも、このブログを熱心に読んでくださっているみなさま

 

当ピアノ教室に温かい思いを寄せてくださっているみなさま

 

そして

 

たまたま

 

なぜか偶然

 

このページにたどりついた「あなた」に向けて

 

先週末、わたしの身に起こった、にわかには信じがたい、とても不思議な出来事をお伝えします。

 

不思議といっても、オカルト系ではありませんので

 

怖がりやさん、どうぞ安心してくださいね😊

 

お話を進める前に、まず、過去の、このブログ記事をご紹介させてください。

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/今蘇る、小学校一年生の時の朝礼で聞いた校長先生の言葉。

 

補足をすると。

 

この記事を書いたのは2021年の7月25日。

 

新型コロナ肺炎が世界中で猛威をふるっていた時期です。

 

みなさんは、あの頃の、世間の混乱ぶりを覚えていますか?

 

シンガポールでは厳しい外出規制が敷かれ、学校もたびたび休校になったりオンライン授業になったりしていました。

 

週末になると規制変更の発表があり、次はどうなるのかと、移動中のタクシーの中でビクビクしていた日々…

 

 

当ピアノ教室では、目まぐるしく変化する状況に翻弄されながらも、こどもたちの学びを止めないことを常に最優先に考え

 

こんなときだからこそ、音楽の力が必要だ‼️

 

とばかり奮起し、シンガポールのピアノ教室で唯一、すべてのレッスンをオンラインに即座に切り替え、レッスンを決行していました。

 

ピアノ指導者として、こんな瀬戸際の状況でこそ、リーダーシップを発揮して本気で踏ん張らなければ、どこで「真の実力」を示すというの?

 

と思うと、他のお教室のように、サクッと

 

【状況が落ち着くまで ”お休み” 】

 

の選択肢は、頭の中に一切浮かばなかったのです。

 

あの頃、私は心の中で号泣しながら叫んでいました。

 

「いつまでこんな状況が続くのかわからないことを理由にして、教える使命を今、放棄すれば、確かに面倒なことから逃げられるしラクだけれど」

 

「レッスンを心待ちにしてくれている生徒さんや、おうちの人の気持ちを置き去りになんてできない」

 

「そもそも立ち止まっていたら何も得られないし、何も学べないじゃない。」

 

「子どもたちは、その間も成長し続けているというのに😭

 

もちろん不安がなかったといえばウソになるけれど、とにかくもう….

 

 

やるしかないじゃないですか!!!!!

 

 

だから、自分自身に喝を入れるために、この記事を書いたのです。

 

 

怒涛の日々から4年。

 

 

体験レッスン申し込みフォーム経由で、面識のない1人の男性から、こんなメールを頂戴したのは、先週の金曜日の夜でした。

 

 

 

この時の私の気持ち、みなさん、理解できますか?

 

 

驚きと感動。

 

 

しかし

 

 

いったいなぜ?

 

 

全く接点のない方が、どのようにして私のブログにたどり着いたのでしょう。

 

 

不思議に思った私は、理由が知りたくてたまらなくなり、失礼を承知で、ご返信の中で理由を尋ねてみたところ

 

 

ご自身にも理由はわからないとのこと。ご本人の言葉を借りると【発作的に】

 

 

「福山」

 

「川口小学校」

 

「事故」

 

 

と検索をしてみたら、私のブログ記事がヒットしたのだそうです。

 

 

こんなこともあるのですね。

 

 

そのあと数回メールのやりとりをしたのですが、内容は、まるで答え合わせのようでした。

 

 

さらに驚くべきことに

 

 

同じ町内、しかも、かなりご近所に住んでいたこと

 

 

入れ違いだったけれど、同じ幼稚園だったことも判明したのです!!!!!!

 

 

幼稚園のバスは2台あり、私たちの住んでいた町内は赤い色の「キューピーバス」だっことを2人とも覚えていたり

 

 

「ロバのパン屋さん」のことも覚えていました。

 

 

「ロバのパン屋さん」というのは、今でいう移動スーパーみたいなものです。

 

 

夕方になると食料品や日用品をいっぱい積んだ軽トラックがやってきて、ラッパを鳴らして合図をすると、ご近所の奥様たちが集まってきて、賑やかに歓談しながら買い物をするのです。

 

 

母のあとを一緒についていくと、いつもグリコを買ってくれました。嬉しくて、もったいなくて…何日にも分けて食べていたことを覚えています。おまけも空き缶に入れて大切に集めていました。

 

 

メールをくださったこの方と私の間には、家庭環境の共通点があることもわかりました。それは

 

 

転勤族の子どもだった

 

 

ということ。数年単位で、あちこち住まいが変わったんですね。だから

 

 

幼少期の同じ思い出を持っていて、お互いに語り合える仲間が、身近に1人もいない

 

 

のです。

 

 

その方が福山に住んでいたのは約3年、私が住んでいたのは約2年。

 

 

そのあと、時期を前後して、お互いに別の土地へと引っ越しをしたので、福山での時期が重なっていたのは、おそらく1年くらいなのでしょう。

 

 

でも、子どもの時の記憶って、驚くほど鮮明で

 

 

書いているうちに、お互いに忘れていた記憶がどんどん溢れるようにして蘇ってきました。

 

 

こんな感覚を味わったのは初めてです。

 

 

昔、昔の記憶をだぐり寄せて、懐かしい風景や当時の空気を感じて温かい気持ちになれた。

 

 

それは、この方が勇気を出して、見ず知らずの私に連絡をくださったおかげです。

 

 

私がブログを毎日継続して何年も書いていたから、つながることができた。

 

 

つまるところ、それは…

 

 

音楽をずっと続けているから。

 

 

ああ……

 

 

結局のところ

 

 

最終的には

 

 

やっぱりここに行き着く。

 

 

音楽をやっていると、いいことがあるよ✨

 

 

実は

 

 

私が音楽を始めるきっかけ、というか、両親の背中を押してくださったのは、幼稚園の先生のお言葉なんです。

 

だから福山は私の音楽生活の歴史の原点でもあるというわけ。

 

長くなってしまいましたので、そのお話は、また別の機会に😊

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 指導方針

ピアノレッスン

 

 

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