こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
ひとりでレッスンを受け始めて約1ヶ月のMちゃん。
コツコツ頑張っています!
レッスン最後の「宿題マーク」の色塗りがブームになりつつありますよ😃
お絵かきが大好きです。
当ピアノ教室の幼児さんのレッスンは、おうちの方とご相談をして、同伴した方がよいのか、ひとりがいいのかを決めます。
基本的には、小学生になるまでに、ひとりでレッスンを受けられるように、音楽的自立を目指しますが、決まりではありません。
生徒さんが心地よく、安心してレッスンにのぞむことができる環境を整えることを何よりも最優先しますので、無理強いはしません。
一人一人の性格や、心の成長に合わせて、徐々に、自発的に心が動くように促していきますので、ご安心ください😊
お家の方の思いもありますよね。
「成長の様子を、この目でしっかり確かめたい」
もちろん、大歓迎です💝
一対一での個人レッスンでは、自分という人間そのものが「信頼に値するかどうか」。
最終的には、そこが勝負になると思っています。
幼くても、いいえ、幼い子に接するからこそ、そこをおざなりにしてはいけない。
だからこそ、自分から話すこと以上に聞く姿勢を大切にすることを心がけています。
“考える時間”を与えて、話し出すのを待つ。
質問を受けたら丁寧に返す。
おとなしくて、なかなか自分の気持ちを表現できないお子さんと接するときは、特に辛抱強くこれを繰り返していきます。
信頼関係が築けなければ、よいレッスンはできません。なぜなら
新しいことに挑戦する時には誰しも不安がつきもの
だからです。
幼児さんにとって、ピアノレッスンは未知の世界に満ち溢れていて、ワクワク、ドキドキの連続。
大丈夫だよ😊
その一言の重さは、普段の何げないやり取りを、どう扱うかで、大きく変わってくると思うのです。
「れんげのはなってしってる?」
昨日のレッスンでMちゃんから、突然そう訊かれて、思わず身を乗り出してしまいました。
なぜなら私にとって、れんげの花は、幼稚園時代を思い出す、特別な存在だからです。
Mちゃんは春の花を幼稚園で習って、れんげの花のことを知ったのだそうです。
「知ってるよ、大好きだよ」
と答えると、Mちゃんの顔がぱあっと明るくなりました。
「ピンクなんだよ」
「こうやって開くよ」
と、手でお花の形を見せてくれました。
「一面に広がるれんげ畑の周りを走り回ったり、お花をつんでネックレスを編んだことなどを懐かしく思い出しました。
そう、それはちょうどMちゃんと同じ、5歳の頃です。
エレクトーンとピアノを習い始め、毎週家に先生が来てくださっていた記憶も蘇りました。
大人になったいま、当時のレッスンでの様子はすっかり忘れてしまったけれど
大切に大切に慈しみながら、愛情深く育ててくださったことは、私の魂がしっかりと覚えています。
音楽家として独り立ちするまでに、たくさんの先生方にお世話になってきました。
全ての先生方のお心が、今も私のなかで息づいていることを感じます。
崇高な思いを大切に受け継いでいかなければと改めて誓う朝です。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針