こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、昨日もお伝えしたように、ベートーヴェンの命日「楽聖忌」です。
昨夜のレッスンで、そのことを伝えると、強い興味を示して歓声をあげた「ゆあちゃん」。なぜなら
4年生に進級するこの春、ようやく念願が叶い、ベートーヴェンの作曲した「エリーゼのために」の練習に入ることができたからです。
ずっとずっと、この曲が弾きたくて、憧れていました。
ようやくここまできましたね!ゆあちゃん、おめでとう✨
ゆあちゃんは、当ピアノ教室のオンラインレッスン生です。
シンガポール生活を終えて、現在日本に住んでいます。本帰国したのを機にレッスンをオンラインに切り替えたのが今からちょうど2年前の春。
小学校4年生への進級を間近に控えた今では、すっかりオンラインピアノレッスンのベテランに成長しました。
当ピアノ教室のオンラインレッスンは、週に一度、動画へのアドバイスも含まれているのも大きな特徴です。
「動画を撮る」ということを日常的に行っていくことになりますが、この「動画を撮る」というのは、実は大変良い勉強になります。
先生に聞いてもらうために撮る、ということで、少しでも良い演奏にしたいという気持ちで、緊張感を持って、集中して弾くという習慣が自然につくのです。
本番への度胸も身につきますよ。ここ一番に実力が発揮できるようになります。
撮影した自分の動画を聞き直して、良いところ悪いところをチェックすることは、自分の演奏を客観的に判断する耳を育てるトレーニングにもなります。
とはいえ
オンラインレッスンって実際のところ、どうなの?
と、上達への疑問を感じておられる方もいらっしゃることでしょう。
ピアノレッスンにオンラインを取り入れるには、指導者に対面レッスンとは違うスキルが求められますが
クラッシック業界しか知らない人の中には、ピアノ一筋で生きてきて、デジタル機器の扱いに慣れていない人や拒否感を示す人も多く、レッスンに導入するのに尻込みをしている指導者も少なくありません。
しかし、学校の授業でも、すでにオンライン化が加速しており、子どもたちにとって、タブレット端末やノートパソコンなどのデジタル機器は、もはや、勉強のためになくてはならないツールの一つです。
デジタルのいいところを取り入れながら、より多角的な学びが享受できる環境にいることが、令和っ子の恵まれている点だと私は常々感じているので
オンラインにしろ、対面にしろ、古いしきたりや既成概念に囚われず、プロとして、今、そのときにできる最高のレッスンを提供し、ピアノの周りに笑顔を広げるための努力を、これからも惜しまずに、改善を重ね、自身を進化させていきたいと考えています。ところで
我が子に現在ピアノを習わせている、または、これから習わせたいと考えているご両親は
「エリーゼのために」が弾けるお子さんは、普段、どれくらいのレベルの曲を弾きこなしているのかしら?
という点も、ちょっと気になったりしませんか?
そこで今日は、オンラインレッスン3年目に入った、ゆあちゃんの現在の演奏力を、みなさんにご披露したいと思います。
ご紹介するのは、ディズニーナンバーから「スーパーカリフラジリステイックエクスピアリドーシャス」。
お母さんと2人での連弾演奏を、最初から最後までノーカットでお届けします。
ピアノ経験者でおられるお母さんに、ゆあちゃんとの連弾をお勧めしたのが約1年前。レッスンの最後の時間に連弾の指導もしています。レパートリーは増え続け、現在5曲ほどになりました。
フルタイムでお仕事をされているお母さんは、ゆあちゃんとピアノを弾くのが《楽しい憩いの時間》のようです。
お互いこっそりと「自主練」も重ねているそうですよ(笑)。
真剣に取り組むからこそ達成感も大きい✨
一つ一つの努力が自信につながります✨
最近ではお母さんをリードするほど頼もしさを増した、ゆあちゃんです。
この曲は、アチェルダンド(だんだん加速していく)をかけていくのが特徴で、最後までスリル満点ですが、とても息のあった、素晴らしい演奏に仕上がりました。
演奏を終えたあとの、ゆあちゃんの表情にもご注目ください♬
手厚くきめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて30年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。