こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
先日、久しぶりに、ヘアスタイリストの友人とのディナーを楽しんできました。
コロナ収束宣言が出ているとはいえ、インフルエンザも流行しているので、万全を期してアウトサイド席をチョイス。
2人とも人と接する仕事をしているので、うっかり油断は禁物です。
シンガポール在住歴6年になる彼女は、現在、シンガポール有数のおしゃれエリアで、隠れ家的なプライベートサロンを1人で切り盛りし、精力的に活動しています。
といっても、「海外で一旗あげるぞ!」「負けないぞ!」的な気負ったところやあざとさは無縁。おっとりとした物腰や、ふんわりした笑顔は彼女の魅力の一つであり、私が惹かれる一因でもあります。
もちろん、プロとしての秘めた情熱は、常に心のうちでメラメラと燃えているのでしょうけれど。ちなみに
私の友人の定義は
❤︎尊敬できて
❤︎学びや気付きを与えてくれて
❤︎いざとなったら自分をささげてもいい、守りたいと自然に思える人
ですから、そんなに多くはありません。
完全に《量より質》のタイプ。
タイ料理に舌鼓を打ちながら(2人とも辛い物好き♪)、私たちは【プロの流儀】について議論を交わしました。お互いに共感したのは
間違いや至らなさを潔く認め、そこに真摯に向き合うことの難しさ
その業界で生きていることが長くなればなるほど、年齢を重ねれば重ねるほど、失敗を認めることのハードルは高くなります。なぜなら
プライドが邪魔をするから
キャリアを積めば、その場をしのぎ、うまく隠す術も、それなりに覚えます。
しかし、それでは成長は望めないから、その世界の一流を極めることなどできない。
苦手に向き合うことは、とても勇気がいるけれど、逃げずに立ち向かい、乗り越えて強みに変えていくくらいの気概と気迫が必要不可欠
独りよがりにならずに、人の意見に耳を傾ける謙虚さも忘れたくないよね
そんな話で盛り上がり、お互いにエールを贈り合い、帰宅の途についた私たち。相変わらず、スイートな女子トークとは無縁です。お互いのコミュニティに、不必要に踏み込まないので噂話も皆無。よって至って快適です。(笑)
さて、今日の本題です。
6年前にバンコクにスライドしたKくんが、シンガポールに帰ってきます。
シンガポールの高校に入学が決まり、再びシンガポールに住むことになりました。
2度目のシンガポール 暮らしは、バンコクにいるご家族と離れての生活です。
Kくんと言えば、当ピアノ教室屈指の負けず嫌いの生徒さんとして私の記憶に鮮明に残っています。
【シンガポールで出張レッスン30年のあゆみ】アニバーサリーイヤーに頂戴したメッセージより⑦
常に自分に厳しく、向上心に満ち溢れたKくん。
思うように弾けないと、じっとうつむいて、静かに大粒の涙をこぼしていたね。
だけど、必ず最後は「何回やっても全然できない」を「あ、できた」に変えて、笑顔になってレッスンを終えていたKくんの、はにかんだような、ムッとしたような横顔を見ながら、将来の、たくましい姿に想いを馳せていたことを改めて振り返り
月日が流れ、あの時から6年がたち、今も折に触れ、成長の様子など近況を伝えてくださるKくんのお母さんから今回、Kくん再来星の知らせを突然受け、「もと先生」として日を追うごとに喜びを噛み締めています。
早速、全面バックアップ体制を整え、Kくんの高校生活のために音楽仲間の1人として何ができるか目下思案中。
Kくん、シンガポールにお帰りなさい!
わずか16歳で親元を離れ、海外で勉学に励む決断をしたKくんの勇気を心から讃えます。
困ったことがあったら遠慮なく頼ってね。
すっかり「親戚のおばちゃま」気分で舞い上がり、お世話する気満々の、則子せんせーです。(※注 前のめり注意報、発令中。。。)
手厚くきめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて30年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。