【悩ましくも楽しい?!】ピアノ発表会の選曲についてのお話。

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

 

 

秋の発表会シーズンが近づいてきました。

 

 

 

 

 

今日はピアノ発表会の選曲についての【私なりのこだわり】についてお話します。

 

 

 

 

 

その前にちょっと近況から。

 

 

 

 

 

当ピアノ教室では、11月に控えた発表会のための練習が本格的に始まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年の今年、当ピアノ教室の発表会は、第26回目の開催となり、今年も

 

 

 

 

 

シンガポールの日本人のピアノの先生が主催する発表会の最多回数を更新いたします!

 

 

 

 

 

26年間もの長い間、毎年一回も欠かすことなく、異国のシンガポールの地において、継続してピアノ発表会を開催することができているのは、生徒さん、保護者の方々の存在があってこそ。

 

 

 

 

 

コロナに変弄された、この激動の2年半は、日本、シンガポール問わず、時には通常の対面レッスンの中止を余儀なくされるような緊急事態にも見舞われ、発表会はおろか、「継続的な指導」という、ピアノ教室として当たり前の基本さえ守り抜くことができなかった個人ピアノ教室が数多くありました。そんな中、

 

 

 

 

 

対面が叶わなくても、オンラインという手立てがある!

 

 

 

 

 

と、あえて困難に立ち向かい、いち早くzoomによるオンラインピアノレッスンを導入し、昼夜問わず奮闘した結果、成功を収めた勢いに乗り、既存の型にとらわれることなく、自らの音楽キャリアを集結して、業界初の「ハイブリッドピアノ発表会」のアイデアを生み出し、実現させるといった「火事場の馬鹿力」的パワーが次々と発揮できたのも

 

 

 

 

 

生徒さんたちに演奏を発表する機会をつくってあげたいという指導者としての悲願ゆえです。

 

 

 

 

 

一人一人生徒さんのシンガポールでのピアノレッスンの足跡を、発表会という公式な形でキチンと残し、未来への自信につなげ、生きる力に変えていく。それはピアノの先生の大切な使命のひとつだと私は信じています。

 

 

 

 

 

 

だからどんなことがあっても、年に一度の発表会開催を守り抜いてきたのです。

 

 

 

 

 

 

こんな笑顔が見たいから♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年の当ピアノ教室の発表会は、例年通り、日本人会のオーディトリウムで実施します。日時は

 

 

 

 

11月13日 日曜日

 

 

 

午後3時開演

 

 

 

 

 

どなたも自由に演奏を聞いていただくことができますので、興味がおありの方はぜひいらしてくださいね♬

 

 

 

 

 

3年ぶりのフル開催では、他のお教室でピアノを習っていて発表会が実施されず「人前で演奏する機会がない」「ステージに上がったことがない」当ピアノ教室のリトルピアニストのお友達も、数名応援に駆けつけてくださるようです。

 

 

 

 

 

嬉しいですね!

 

 

 

 

 

ピアノでつながっているお仲間同志。お教室の垣根を越えて「演奏者」「観客」の立場で音楽的な交流ができて、お互いに切磋琢磨できれば、こんなに素晴らしいことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピアノを習っている、これからピアノを習いたいと思っているお子さんたちやご家族が、発表会を見にきてくださることを、当ピアノ教室は大歓迎いたします。

 

 

 

 

 

貴重なお時間を割いて、足を運んでくださるみなさんへの感謝の気持ちを込めて、則子せんせーは、ピアノへの興味を膨らませる、新発想のサプライズ企画も密かに準備中です。

 

 

 

 

 

シンガポールのピアノ教室初の試みですよ♬

 

 

 

 

 

当日を楽しみにしていてくださいね♡

 

 

 

 

 

ではそろそろ本題にはいりましょう。

 

 

 

 

 

発表会の曲は、遅くとも当日から4か月前には決定します。

 

 

 

 

 

発表会という性質上、”演奏する日”があらかじめ決まっているので、その日に焦点を合わせ、本番当日に1番いい演奏が披露できるように練習期間を逆算して設定するわけです。

 

 

 

 

 

今の力を考慮しつつ、数ヶ月をかけて、みっちり練習すれば、しっかり演奏できると、指導者として責任を持てる、今レッスンしている曲よりちょっと難しめの曲。

 

 

 

 

 

あれでもない、これでもない…と手持ちの楽譜を片っ端から開いたり、ネットで調べたり、じっくり時間をかけながら一人一人に対し最低3曲は候補を選び、考えに考えて最終的に1曲に絞り込んでいきます。

 

 

 

 

 

生徒さんご本人から希望を申し出られた場合も、私からのおすすめ曲を併せて紹介し、選曲理由を説明します。なぜならば

 

 

 

 

 

世の中にはいろいろな曲があることを知ってほしい

 

 

 

 

 

から。

 

 

 

 

あんな曲、こんな曲、といろんな曲を知ってもらい、選択の幅を広げたうえで、これだ!という1曲を決めてほしい。そう思っています。

 

 

 

 

 

もちろん、生徒さん自身の「弾きたい」と思った曲も、ご本人やご家族にとって思い入れのある良い曲なのだと思いますので、最終的に自分の希望曲に決めてもらっても全く構いません(もちろん自分の力に合ったものでなければいけませんが)。

 

 

 

 

 

決して、「先生のオススメの曲にしなくちゃダメ!」ということではないのです。

 

 

 

 

 

 

音楽と長~く付き合ってきている私にも、もちろん知らない曲は世の中にたくさんありますしね。

 

 

 

 

 

 

あくまで、頭に思い浮かぶ範囲内だけでパッと決めるのではなく、知らなかった曲も含めた広い選択肢の中から熟慮してほしいということなのです。

 

 

 

 

 

選曲は、地味ながら、なかなか手のかかる大変な作業です。

 

 

 

 

 

発表会当日までに必ず仕上げられる曲。

 

 

 

 

 

難しすぎず、簡単すぎず。

 

 

 

 

 

演奏する本人の年齢や雰囲気、好みも考えます。

 

 

 

 

 

他の人が演奏する曲との兼ね合いも大事ですね。同じ作曲家ばかりが並ばないか、とか、曲想もしかりです。

 

 

 

 

 

また、その曲が掲載されている曲集を購入していただくことになるので、今後も、レッスンで活用できるのかなど、曲集としての価値もしっかりと考えます。

 

 

 

 

 

最近は1曲ずつダウンロードして購入できる曲から選ぶこともできるので、選択肢が広がりました。

 

 

 

 

 

毎年恒例のこの作業。なかなか大変で悩ましくもありますが、楽しみでもあります。

 

 

 

 

 

ひとりひとりの発表会での晴れ姿を思い描きながら、楽譜をめくり、自分でも弾いてみたり。

 

 

 

 

 

発表会で弾く曲は、本番が終わった後も自分の持ち曲としてずっと弾き続けていく「レパートリー候補」の一曲。

 

 

 

 

 

 

だから有名な曲、流行りの曲といった表面的なことだけにとらわれずに、広い視野を持っていい曲、好きな曲と巡り合い、練習の過程で音楽的感性を磨いて、本番への取り組みの中で、たくさんのことを学び、吸収してほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。
 
 

 

 

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
 
 

 

 
プロフィール
 
 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 

 

 

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