こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
先日のレッスンで、6歳のRくんと、ヒカキンの話題で盛り上がりました。Rくんは、ポケモンとマリオとヒカキンが大好きな元気な男の子です。
4分休符の場所では、いきなりスイッチが入ったように、ヒカキンのモノマネを披露して笑わせてくれましたよ♬
ヒカキンて誰?
ヒカキンは、日本を代表するトップYouTuberです。
小学生にも絶大な人気を誇り、当ピアノ教室の生徒さんとの会話の中でも、名前を聞くことが頻繁にあるスター的存在。憧れている子ども達も多いようです。
私は普段、あまり熱心にYouTubeを観ることはないのですが、小学生の生徒さんとの会話でヒカキンの話題に触れると「え?!先生も知ってるの???」と、とても喜んでくれて話が弾むので、たまに動画をチェックしていますよ。独特のテンポ感がいいですね。たちまち元気になります。
ヒカキンの人気のヒミツは、一体どこにあるのでしょう?
私が動画から感じるのは、底抜けの明るさ。ヒカキンの動画は、どこまでも楽しく健全。ダーティーなところが一切ありません。ヒカキンいわく
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「言葉」には気を付けるようにしています。長年YouTuberをやっていて、自覚のない一言が人を不快にさせるということが分かったので、誰よりも神経質かもしれないです(笑)。
見ている全員の方が不快にならない動画を作るというのはとても難しいことですし、自由に発言できないことで動画が面白くなくなってしまったら意味がないのですが、同じような言葉でも少し工夫するだけで不快に思う人は減るはずだと考えています。
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なるほど。さすがチャンネル登録者数が900万人を突破して、現在1000万人を目指して勢いがついている存在だけありますね。思ったことを、気ままに遊び気分で、そのままカメラに向かって喋っている訳では決してありません。
数分の動画を作るのにも、一般の人たちの想像を超えたこだわりがあるようで、7分の動画の編集にかけている時間は6時間だそうです。私はそのことを知り、「コンピューターで曲を作る作業と一緒!」と、一気にヒカキンと心の距離が縮まった感じがしましたよ。
ヒカキンは、子どもたちへの影響も配慮して、動画では一貫して敬語を使用していますが、それを聞いて、子どもが敬語の使い方を覚えたという声も親御さんたちから届いているそうです。
もはやYouTube=遊び、の時代ではありませんね。お子さんが動画に夢中になっているのを見たら、頭ごなしに叱る前に、まずは内容をチェックした方が良さそうです。
【ママからの質問⑤】音楽ゲームのアプリを使うことはピアノ練習にプラスになりますか?
そういえば、Rくんのお母さんによると、Rくんはyoutubeを観て、知らないうちに九九を全部覚えていたそうですよ。今は3桁×3桁の掛け算に挑戦しているそうです。ビックリ!!!
王道感と清廉潔白さ、これがヒカキンの人気を支える要(カナメ)と言えそうですが、これだけのクオリティの配信を毎日続けるとなると至難の技。そう考えるとやっぱりヒカキンは、押しも押されぬYouTube界のプロフェッショナルです。
トップYouTuberになってもその上にあぐらをかくことなく、常に目の前の人を笑顔にしたいという思いのもと、努力を重ねて活動を続けている。
そういった一つ一つの積み重ねが、より多くの子どもたちの笑顔につながっていることを思うと、動画配信とピアノ指導と、住む世界は違いますが、仕事に賭ける情熱に共感を覚えて、胸が熱くなる則子せんせーです。
ヒカキンは、難病に苦しむ子どもたちにぬいぐるみを届けたり、災害に対する募金活動やW杯でのゴミ拾いなど、積極的に社会貢献活動にも取り組んでいて、YouTubeを通じて、大人としてあるべき姿を子供たちに示しています。このあたりも、幅広い年齢層から支持を得られる秘密でしょう。
動画クリエーターとして、目の前に困っている人がいたら少しでも役に立ちたい。そんなヒカキンの温かな思いやりの気持ちや謙虚さは、コロナ禍でも発揮され、昨年は医療を支援する募金を設立するに至ったそうです。
コロナ医療支援募金
2020年5月21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Yahoo!JAPAN基金と共同で「コロナ医療支援募金[60]」を設立。設立に伴って1億円を寄付したことを自身の動画で明らかにした[61][62]。動画内で募金立ち上げのきっかけがツイッターのダイレクトメッセージで受け取った医療関係者の現状への恐怖感の吐露であることを明かし、「僕はYouTuberという仕事を始めて、インターネットやSNSを通じて本当に自分の人生が大きく変わりました。僕がここまで来ることが出来たのも、このインターネット、YouTubeを通じて本当にたくさんの人と繋がることが出来たからです。ネットには本当に沢山の人を巻き込む力があると信じています。今回、YouTuberの本気とネットの本気を出し切りたいです」 と思いを語った[63]。その後人気YouTuberのコロナ対策支援が相次ぎ[64]、実業家の前澤友作も賛同し寄付を宣言[65]。サッカー選手の長友佑都も 募集期間中にYouTubeに投稿した動画の収益を全額寄付することを表明した。「HIKAKIN Wikipedia」より引用。
募金は、開始3日目でヒカキン自身が寄付した1億円を含め、2億円を達成。最終的に寄付金総額は3億円を超えたそうです。半端ない牽引力ですね。
ヒカキンポーズで片手練習を頑張りました♬
さて、この日のレッスンで、ヒカキン降臨のような雰囲気に包まれていたRくんは、ノリノリでメトロノームに合わせて片手ずつの練習を頑張りました。
今日最後にご紹介するのは、日本に出張中のパパに、ピアノを弾いている動画を送ってあげようね♪
と声を掛けて撮影したTake1です。上手に弾けているのに、ヒカキンになりきって、全力で謙遜していますね(笑)レッスンを終えた後もハイテンションで、ポケモンキャラクターのお話が止まらないRくんでした♬
今こうして、私が皆さんと、このページで繋がることができているのは、インターネットのおかげです。いつも温かい励ましや応援をありがとうございます。
今日も、ピアノが運んでくれる出逢いに心から感謝して、一回一回のレッスンに真心を込めて頑張ります。
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。