こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールで1番長い指導歴の、日本人のピアノの先生です。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
Q&Aシリーズ⑩
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器演奏のエキスパートです。
4月2日の昨日、シンガポールは、Good Friday の祝日だったため、出張レッスンはありませんでしたが、新型コロナ肺炎の感染拡大によって、一時帰国ができなくなったこともあり、休みの日がない則子せんせーです。
出張レッスンがない日も、自宅で、ピアノ練習や資料作成などをしているので、ピアノと無関係な日は1日もありません。
一時帰国が叶う時まで頑張ろう!と、渡航制限が解除される報せを待ちわびながら、ひたすらレッスンに打ち込む日々を過ごし、早一年が経過。
昨日は、いつも通りに5時に起き、日課となっている、当ブログの執筆を無事に終えて、夕方まで、ピアノを弾いたり譜面を書いて、いつものように「音楽漬け」の1日を過ごしていましたが
そんな中、日本から心が浮き立つようなお知らせが立て続けに2つ舞い込んできましたので、今日は、そのニュースを皆さんにお伝えします。まずは第一弾!
東京の空に「天使のはしご」出現!
午後4時頃、東京都の空では「天使のはしご」が見えたそうです。
「天使のはしご」とは、雲間から光が漏れて、太陽光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える「薄明光線」という気象現象です。
見たら幸せになれるとのことで、通常は秋から冬にかけて見られる事が多いとのことですが、条件が揃えば、どの季節でも見る事ができるのだそうです。
言い伝えによりますと、この光が差し込んだ田んぼ(畑)は、その年豊作になるとも言われているそうですよ。何とも縁起が良いですね!
「天使のはしご」を伝って、どんどん階段を駆け下りるように、たくさんの心踊るような良いことが、今後私達のもとになだれ込んでくることを願ってやみません。
写真は、池袋のサンシャイン60からの眺めです。
※tenki.jpさんからお借りしました。
池袋というと、シンガポールに移住する前、ヤマハのデモンストレーターだった頃、ヤマハ池袋店の店頭でデモ演をしていた頃のことを思い出します。
当時ヒット中だった「愛は勝つ」や「SAY YES」を、最新機種のクラビノーバの機能をフル回転させて完全コピーで弾くと、大勢の方が立ち止まって聴いてくれて、大きな拍手を送ってくれたことが懐かしいです。
さて、続いての第2弾も、空に関するニュースです。
ANA、デジタル健康証明「コモンパス」の実証を開始、羽田⇄ニューヨーク線で、日系航空では初。
全日本空輸(ANA)とコモンズ・プロジェクトは、新型コロナウイルスのデジタル陰性証明書「コモンパス」の実証実験を、日本で初めて実施した。
「コモンパス」は、スイスとアメリカに拠点を置くコモンズ・プロジェクトと世界経済フォーラムが連携して開発を進めている、新型コロナウイルスの検査結果やワクチン接種履歴を格納できるデジタル証明書。iOS端末では「Apple Health」、Android端末では「CommonHealth」アプリ内に格納できる。「TRACY」より引用。
このアプリは、指定の医療機関で受けた、新型コロナウイルス検査の陰性証明書を、各国の出入国基準や、医療機関のデータベースとともに照合し、陰性証明書が本物であることや、最新の検疫基準を満たしたものかを自動判定するのだそうです。
これにより、搭乗手続きにかかる時間を短縮することができるようになります。
※tracy.comさんよりお借りしました。
気になる個人情報の管理についてですが、提示するアプリ画面には、名前や生年月日、パスポート番号といった情報が記載されており、それ以外の個人情報にはアクセスできない仕組みなのだそう。
実証実験は、3月29日の東京/羽田発ニューヨーク行きのNH110便と、4月3日のニューヨーク発東京/羽田行きのNH109便を対象に(今日のフライトです!)、実施とのことです。
今回の実証実験では、カウンターなどでスムーズに「コモンパス」で利用できるかということを検証し、今後の改善点をはっきりさせることが目的なのだそうです。
そういえばつい先日、現在大阪に出張のために滞在中の当ピアノ教室の大人生徒さんから、関空のイミグレーションで、日本入国の際、2時間かかったとのご連絡をいただき
これからは、日本に一時帰国するときは、コロナ前のように簡単にはいかず、そのくらい時間がかかることは、もう当たり前と思わないとと覚悟していましたが
晴れてこのアプリが認可されて、入国審査の時間が大幅に短縮されるようになれば、こんなに嬉しいことはないですよね?!
特に海外在住者の私たちは、お迎えに来てくれる人を待たせてしまう心配をする必要がなくなることは、考えただけでも気持ちがとても楽になりますし、出張の方は、限られた時間を、より有効に使えるようになります。
シンガポールの出張ピアノ教室/日本⇄シンガポール、オンラインレッスン受講間近のお2人の近況より。(7歳女の子&40代男性)
今回の実証実験については、ANAも大きな期待を寄せており、デジタル変革室 旅客システムソリューション部 部長の後藤洋氏は
「国際的な陰性証明、あるいはワクチン接種証明が正当であると提示できれば、各国が課している入国制限や措置の緩和につながると考えています。
それにより人の往来が増えてくれば、経済や交流などいろいろな面においてコロナからの立ち直りを促進できるのではないかと非常に大きな期待を持っています」
と語り、海外渡航のハードルが下がるよう、ANAも実用化に向けてさまざまな協力をしていく体制を整えていることを改めて強調。
また、実証実験に携わった、世界経済フォーラム第四次産業革命日本センタープロジェクト長(慶応義塾大学特任講師)の藤田卓仙氏は
「さらなる普及に向け、コモンパスのデジタル証明書を各国政府に正式な証明書として認めてもらうことや、同様の機能を持つ他のアプリとの相互運用性を確保すること、新型コロナの検査履歴だけでなくワクチン接種の履歴なども登録可能にすることなどに順次取り組んでいきたい」と、このアプリへの、強い意気込みを見せているとのことです。
アプリの普及に向けての業界の取り組みに大いに期待して、これからも注目していきます!
シンガポールでは、ワクチンの接種が順調に進んでいます。
シンガポールでは、3月29日の時点で、1回目のワクチン接種を終えたのは94万人強。これは人口の17%に当たります。
当ピアノ教室でも、先ほど、私より先輩でおられるシンガポールPRの大人ピアノのレッスン生から、先週無事に第2回目のワクチン摂取を終えたとのご報告をいただきました。
シンガポールの出張ピアノ教室/PRの大人生徒の生徒さん、新型コロナウィルスワクチン接種のご感想より。
私はワクチン接種の申請を済ませ、現在は、MOH(Ministry Of Heaith シンガポール保健省)からの接種可能日の候補を知らせる連絡を待っている状況です。
海外に住む日本人の私達にとって、自由な空の行き来ができない、現在のこの状況は、自分の国である日本に、好きな時に帰れないことも意味しており、1日も早い渡航制限の緩和を願う気持ちは大変切実です。
ワクチン摂取について、日本国内では様々な意見があると聞きますが、シンガポールに住む日本人の方達は私を含めて、個人レベルで何らかの積極的な措置が講じられるのであればぜひ、という人たちが大半を占めています。
当ピアノ教室では最近、保護者の方との会話のなかで
一体いつになったら、日本に一時帰国帰できるようになるのでしょうね。。。
と言った、ため息混じりの言葉が、頻繁に聞かれるようになりました。
昨年に続いて一時帰国ができない春休みを、お子さんとどう過ごそうかと、頭を悩ませている保護者の方々も多くおられるようです。今年は春休みが例年よりも長いので尚更ですね。
まだまだ試練の時は続きますが、少しずつ、少しずつ、一時帰国の日本を楽しめる日に向かって動き出していることは確実です。
自由な空の行き来の再開の、その時まで、シンガポールの熱い太陽のごとく、パワー全開で、元気で一緒に頑張っていきましょう!
当ピアノ教室では、現在「桜プロジェクト」を開催中です。ピアノを弾いて春を感じる毎年恒例のイベントで、それぞれの生徒さんの出身地の、ソメイヨシノの満開予想日がプロジェクト終了日です。
今年は想定外にソメイヨシノの開花日が早く、あっという間に、各地で満開の日を迎えたようですが、その勢いに負けじとグングン追い上げて、先週、初参加ながら立派にプロジェクトを遂行した、5歳の生徒さんがおられますよ♬
来週は、その生徒さんの、ピアノレッスンでの様子をお伝えしますね。どうぞお楽しみに!