こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールで1番長い指導歴を持つ、日本人のピアノの先生です。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
Q&Aシリーズ⑩
先生のお宅でのレッスンはありますか?
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器演奏のエキスパートです。
ハッピーバレンタインデー2021♡シンガポールの片隅から愛を奏でます🎵
本日2月14日は、バレンタインデーです。
シンガポールでは、日本のように女性から男性にチョコレートをあげる習慣はなく、男性から女性にバラの花束を贈るのが一般的です。
親しい人同士でプレゼントを交換し合って、日頃の感謝を伝え合う日でもあります。
そこで今日は、いつも当ブログをご覧いただいている皆さまへの、私の感謝の気持ちを、ピアノ演奏の音に託してお届けいたします。
前回はXmasイブの日に「あなたに逢いたくて」を弾きました。
今回私が演奏したのは、2004年に大ヒットした「世界の中心で愛をさけぶ」の映画のエンディング曲の「瞳をとじて」です。
当時は「セカチューブーム」と言われる一大ムーブメントを起こし、2004年の流行語大賞にもノミネートされました。
切なすぎるピュアな愛に、たくさんの人々が涙したのではないでしょうか。
原作、映画、ドラマ、それぞれ大ヒットしましたね。
シンガポールでは当時まだ日本のテレビドラマを観ることはできませんでしたが、私はラッキーなことに、生徒さんのお母さんからDVDをお借りして全話制覇することができました。
あの頃は、ピアノレッスンに伺うと、生徒さんのお母さんと、何のドラマのDVDを持っているかを伝え合い、お互いに貸し借りをして、観た後、感想を言い合うのが、お楽しみの一つでもありましたよ♬
「セカチュー」を観るときは、毎回決まって涙腺崩壊状態になり、翌日には目が腫れて、朝は保冷剤で冷やすハメになることが続いたので、週末にまとめて観る「マイルール」を作ったことが、懐かしく思い出されます。
号泣の引き金となっていた、柴崎コウさんが歌った、ドラマの主題歌「かたちあるもの」も大好きですが、今回は、映画のエンディング曲の「瞳をとじて」を弾いて【シンガポールの片隅から愛を奏でる】ことにしました♡
先日、大人ピアノのレッスン生のお一人が、この曲を弾きたいと、リクエストしてくださったので、自分でも予習して、弾き方の研究をしてみようと思ったからです。
今回、この曲を初めて弾きましたが、曲の作りが「バラードの王道」を踏襲した、ドラマティックな展開なので、美しいメロディラインを際立たせるために、あえてシンプルにまとめて、音に気持ちを乗せてみました♬
ピアノ演奏の贈り物は、新時代の救世主になる?
調査会社インテージが1月下旬、全国の16~69歳の男女に行った調査によると、今年のバレンタインで「本命チョコ」を用意する女性は7.7%で、昨年の13.9%から半分近くに減少したといいます。
同社は「外出などのハードルも高まり、在宅勤務やオンライン授業など、リアルの場面で人に会う機会が減った人も多く、行動や意識の変化などが影響したのかもしれません」と解説しています。
しかし、こんな時だからこそ、直接手渡すことができなくても、形あるものは抵抗があっても、別の違ったスタイルで
お世話になった人たちへの感謝の気持ちを示したい
大切な人との絆を、より一層深めたい
そう切実に願い、方法を模索している人も、きっと多いのではないでしょうか。何を隠そう、私もその一人です。
バレンタインデーだから、ということとは関係なく、日本の親しい仲間としばらく会えないでいるけれど、会えなくても変わらない心の距離を感じながら、お互いの存在を励みに、元気なことに感謝して、日々を乗り切っていけることをありがたいと思う気持ちがいつもあり、それを形で示したいと、折に触れて感じています。
昨年からの未曾有の出来事で、世界は一変しましたが、ピアノと50年以上生きてきた私は〈今こそ、ピアノ演奏の新しい価値が生まれる新時代の幕開けかしら〉と、ワクワク・ドキドキしています。
「星野源」さんの「うちで踊ろう」が話題になったように、音楽のチカラが、再認識され始めていることは皆さんもよくご存知のことでしょう。
今、自分で撮影した動画を送ることが誰でも自由に、簡単にできる、とても便利な時代になりました。
今後、直接会うことが難しいときでも、心を通い合わせる手段の一つとして、ピアノ愛好者の間で「ピアノ演奏の贈り物」が、これから少しずつ身近な存在になって、多くの人に浸透して「新時代の贈り物の救世主」のような地位を確立していけたら素敵だなと、密かに夢見ています。
ピアノの音ならば、言葉にすると、つい照れてしまうようなメッセージも、抵抗なく伝えることができますしね♬
皆様のバレンタインデーが、愛に包まれた、幸せいっぱいの1日でありますように♡