こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子(つかごし のりこ)です。
以前のブログで、わたしは
「命、かけてます。」
と書きました。
今日は、その言葉がどういうことなのか。
ある日の特別強化レッスンの一コマを、動画でチラ見せしちゃいます。
日頃、当ブログを読んでくださっている皆さま。
もしかして、
なんだかんだ言ったところで
「ピアノの先生って、椅子に座って生徒さんの演奏を聴いて、コメントしているだけでしょ?」
な〜んて思っていませんか?
/
則子先生は違いますよー🔥
\
この日は日曜日にレッスンに伺い、みっちり90分指導しました。
本来、fairy wish creationの出張レッスンは、日曜日は全面休講です。
それでも特別に、強化レッスンを行ったのは、
生徒さんの熱意が胸に響いたからです。
「ここまで頑張ってピアノに打ち込んでいるのなら、私も相応の覚悟を固めなくては」
そう心が動きました。
人としてあたりまえの感情です。
そして、動画ではもうひとつ、ぜひ見ていただきたいものがあります。それは
普段のレッスンとは違う、かなりカジュアルな装いの則子先生(笑)。
日曜日ですから(笑)。
今回、ご紹介するレッスンは、シンガポール日本人中学校の年間恒例行事、獅和祭(しおんさい)のハイライトである、合唱コンクールに向けた、中学3年生女子のピアノ伴奏の特別レッスンです。
この日の私は、90分、ほぼ立ちっぱなし。
「違う!」
「もう一回!」
「そこ!」
「もっと!」
「聴いて!」
……と、叫びっぱなし(笑)。
でも、これは単に厳しく声をかけているわけではありません。
合唱の伴奏は、ピアノソロとはまったく奏法が違います。
歌、指揮、ピアノ。
その全体のバランスを考えて、テンポ、呼吸、フレーズ、音量、入りや間まで計算して演奏しなければなりません。
この生徒さんは、勢いに乗ると、テンポが走ってしまうところがありました。
そこで私は
演奏を止めずに、途中で背中を軽く叩き、身体でテンポを戻すように指導。
これ、実は簡単ではありません。
リズムを伝えるタイミングは早すぎても、遅すぎてもいけない。
打つ手は強すぎてもいけない。
音を聴き、身体の動きを見ながら、その瞬間に判断します。
「走らないで」
「もっとゆっくり」
と声をかけるのと同時に、流れを止めずに身体そのものに正常なテンポを感じさせ、無理なく修正を促す。
これも、長年の指導経験の中で培ってきた技術のひとつです。
レッスンは、
弾く。
聴く。
伝える。
もう一度弾く。
必要なら止めて、考えて、また弾く。
ひたすら、その繰り返し。
目指しているのは、ただ「間違えずに弾ける」ことではありません。
本番で、合唱をしっかりと支えられ、かつ、ステージ映えする、表情豊かで、華のある演奏に仕上げることを目指します。
そして、もちろん
優勝をねらいます‼️
Mちゃんは、中学3年生。
この仲間たちと、このメンバーで立つ合唱コンクールは一生に一度きりです。
だからこそ私は、
「まあ、これくらい弾ければいいでしょう」
なんて中途半端には終わらせたくない。
結果はどうあれ、本番を終えたときに、
「やり切った」
と、満足感に浸ってほしいのです。
相手が本気なら、私も本気で応える。
前回のブログで書いた、
「命、かけてます。」
とは、こういうことです。
ピアノを教えることに。
そして、子どもたちの大切な時間に
則子先生は、本気です。
長くなりましたが…
最後にお伝えしたいことがあります。
この生徒さんは、5年のブランクののち(日本で習っていました)
やっぱりピアノが好き✨
と、来星を機に当ピアノ教室に入会し、今年の始めからレッスンを再スタートしました。
譜読みもリズムも忘れてしまっていたので、また、最初から。
でも、則子先生は、このようなパターンに慣れています。
レッスンでは、バッハのG durのメヌエットを、6月に仕上げたばかりからの、ピアノ伴奏への立候補でした。
(みなさんよくご存知の、あの、レー ソラシド レーソッソです)
楽譜をもらったのは夏休み直前の7月。
そして本番は9月!
ピアノを、ちょっとでもかじった経験がある方ならば、この生徒さんのチャレンジの偉大さ、そして並々ならね努力が、手に取るようにわかるはず。
え、ウソでしょう?
信じられない‼️
そう思うかも知れませんが
いいえ、
これは事実です✨
猛練習の甲斐あって、とても立派な演奏に仕上がりました。
Mちゃんの偉大なる勇気、並々ならね努力に心からの賞賛を贈ります。
Mちゃん、則子先生を信頼して、ついてきてくれて、ありがとう😊
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて35年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





