こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の 塚越 則子 です。
当教室は、講師が生徒さんのご自宅へ伺う「出張専門」のピアノ教室です。
=出張レッスンは、実際のレッスン時間だけで成り立っているわけではありません=
今日は、そんなお話です。
移動時間。
前後のレッスンとの動線。
交通状況や、その日の全体の流れ。
そうした目には見えない時間の調整も含めて、則子先生の一日のスケジュールは成り立っています。
長く教室を続けていると、生徒さんのご家庭も、それぞれライフステージの変化を迎えられます。
そのひとつが、お引っ越しです。
シンガポールの場合、たとえ、このまま住みたいと望んでも、更新のタイミングとは関係ないときに、オーナーの都合を一方的に告げられ(売却、オーナー自身が住むことにしたなど)で、突然退去せざるを得ない状況になることも、よくあるみたいなんですね。
そもそも、テナントの思うようになる保証などなく、絶対的な効力を持つ契約も存在しない。
…それが「海外生活あるある」です。
水回りや電気系統の不具合、修理の遅れ、オーナーとの関係に悩む方も珍しくありません…
日本と違うことが多々あり、戸惑うこともありがちですが、うまく心の折り合いをつけて、ある意味「仕方ない」と割り切ることも、快適に過ごすための暮らしの知恵なのかなと思います。
とはいえ、住まいを突然替わるとなると、生活の基盤を根本から再び立て直さなければならないわけですから、大幅に予定が狂ってしまうことにもなり、一大事です。
そんな予期せぬ対応に追われ、余裕を失っている中でも、保護者の方々のご対応は、実に素晴らしい✨
忙しさの量や質とは関係なく
こちらの見えない部分にまで思いを馳せて、心を砕き、ご配慮くださる
頭が下がります。
😭
たとえば、まだ検討初期の、お話が持ち上がった段階から、
「もし仮に、このエリア、このコンドミニアムに住むことになった場合、先生のご都合はいかがでしょうか、移動に支障ありませんか? 身体はきつくありませんか?」
などと、レッスン日に関係なく、取り急ぎでご一報をいただき、現状をお話され、具体的な情報を共有しながら、今後のレッスンの流れや前後との兼ね合いについて丁寧にご相談くださる。
既存のレッスンとの組み合わせが可能かどうか、他の生徒さんへ問題が生じないかなど、様々な角度からのご確認があります。
これは急なスケジュールの変更への対応は、物理的に極めて困難であり、私の一存で都合がつけられない可能性が高いことを充分理解して、善処に努めてくださっている証です。(当ピアノ教室では、2026年の後半も引き続き満席が続きます)
こればっかりは、私の意思ではどうすることもできません。時間は有限ですからね。
同じエリアでも、少し場所が変わるだけで状況は一変します。
これまでよりも確実に移動距離が増えるようであれば
「少しでも先生のご負担が軽くなるように、次の方のレッスンに影響がないように、タクシーはこちらで手配いたします。」
と、お声を掛けてくださることも、実は、当ピアノ教室では、よくあることです。
もちろん、これは金額の問題ではありません。
出張レッスンで本当に神経を使うのは
次の場所へ、どのルートで、どの手段で向かうか。
タクシーの場合、どのタイミングで配車を依頼するか。
一日の流れをどう組み直すか。
疲れ具合はどうか。トイレは….
そうした、目には見えない、こまごまとした段取りです。
晴れて新居が決まってからは、プロの視点からピアノの設置場所に関してのアドバイスや注意点などもお伝えします。
ご家庭の状況によって「適した場所」は異なるからです。
進度にも影響しますよ。
当ピアノ教室では、レッスン後に保護者の方からご相談をいただき、予定時間を超えることも少なくありません。
私自身、一つひとつのご相談に、できる限り誠実に向き合うよう努めています。一人一人に対して最善を尽くすための労力を惜しみたくありません。
時間を切り売りしているわけではありません。
これが、シンガポールの出張ピアノレッスンのパイオニアとしての真髄でもあります。
だからこそ、何気ない一言に込められた
「先生が大切にしていることに私たちも共感し、心を寄せています。」
という思いが、深く心に響くのです。
私は、ピアノを教えることを通して、
日々、ご家庭のあり方や、人としての美しい振る舞いを学ばせていただいています。
相手の状況を想像してみること。
自分には見えていない労力や時間があることに心を配ること。
そうした「血の通った営み」は、決して特別なことではなく、むしろ日々の暮らしの中での経験を通して自然と育まれていく感性であり
その空気感は、きっとお子さまたちにも、静かに、しかし確かに受け継がれていくものでしょう。
ピアノという学びを通して、私もまた、講師の立場を超え、音楽だけではなく、人としての在り方にも触れ
生徒さんや保護者の方々、ご家族との関わりの中で、多くのことを学び、育てていただいていることを折に触れ実感しています。
今日もこうして、心あたたかなご家庭との関係に支えられながら
一軒一軒、一人ひとりとのレッスンを大切に紡ぐことができることに心から幸せを感じます。
日々のさりげないお心遣いと深いご理解に、あらためて厚く感謝申し上げます。


どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





